第4話 口説き文句には引っかかりません!
転校当日に、
この後は、どうなるのだろうって、ソワソワしまくっていた。
不安とか、
私には原田君という想い人がいるのに……
何となく、登川君に期待してしまう、そんな気持ちも混じっていた。
私は、気が多いとか、八方美人でもないはずだけど……
今まで14年間、誰かに言い
そこへ、目も
自分の
少女マンガのヒロインみたい!
……って、思わず舞い上がっていたのかも知れない。
そんな風にヒロイン
でも、単純な結末じゃなくて、もちろん、そこに
ライバルっていうと、火花バチバチみたいな関係って思ってたけど……
そんななったら、困ってしまう!
だって、
私の親友だから!
「
そう言われそうな予感はしていたけど、1時限目後の休憩時間に、クラスメイトで親友の
「どうもこうも、私だって、分からない!」
「登川君の
佑香は恋バナ大好きで、二次元オタク女子傾向が強いけど、見た目はカワイイ子。
「あんな知り合いいたら、忘れないはず……」
「それ、分かる~! めっちゃタイプなの~!」
そんな気がしていた。
佑香は、
私は、どちらでもなく、原田君みたいな
『
相手、
私は、
さっきは、想定外
私が原田君を好きな事は、絶対ブレないんだから!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます