第1話への応援コメント
わが背子に 恋ひすべながり
葦垣の 外に嘆かふ
我し悲しも
あの人が、恋しくてしかたなくて、(あしかきの、つまりあの人の家の)外で嘆いているしかできないあたしが、悲しい。
万葉集 巻第十七 3975
大友宿祢池主
残酷な、「ごめん、間違えた。」
今日も、来てくれない。なのに、「もともと、約束していたよね?」と送り付けてしまう主人公。怖い。
そして、気持ち、わかる。気持ちがぐちゃぐちゃになってしまうよね……。
作者からの返信
加須さぁあああああん!!!(叫び)
レビューありがとうございます!!!
万葉集の引用までっ。
(しゅたた)
ああ、素敵です。
序文、長歌から読みました。
いいですねえ(うっとり)。
気持ちが通じないと、ぐちゃぐちゃになってしまうのです。
ああでも。
そんなにLINE送ると「うざい」になってしまうよ?
とか思ったり。
第1話への応援コメント
うわあ、かわいそうに……。
平然と〔あ、ごめん、間違えた〕で、後はスルー出来るノボルとやらは万死に値します(笑)。
まあ二人の間に何があってこうなってしまったのか、分かりませんけれど。
でも、向こうからチャイムを鳴らした時に聞こえないふりをした「あたし」の気持ち、よく分かる気がしますね。
出来れば、そんな不実なヤローはそのままフェードアウトさせて、新しい道を歩んでほしいと思います。
そう言う意味で、この雨は味方だと思えます。
作者からの返信
夏井涼さん
ノボルみたいな男のひと、いると思うんだよねえ。
すぐ飽きちゃうの。
これ、ナチュラルに二股なんだと思うんだ。
最近「蜻蛉日記」の「なげきつつ~」の歌がある部分を読んだんです。
蜻蛉日記の作者も、夫が来ても門を開けなかったのです。
ああ、なるほどなあ、なんか分かるかも。
とか思って、ドアを開けさせませんでした。
「蜻蛉日記」ではね、しおれた菊に手紙をつけて渡したりしているシーンがあって、病んでるなあって思ったんです。
現代だと、どうなんだろう? と思って書きました。
平安時代はそうはいかないけど、現代はさっさと次にいけるのがいいなって思います。
そんな男はやめとけって思いました。
第1話への応援コメント
西しまこ様。
白か黒かでいえば、黒ですねー!
慌てて来たのかなぁ。
雨をなきごえに例えるとは・・。
やっぱりすごいです!
作者からの返信
綴さん
黒ですねえ。
慌てて来たっていうより、自分の用事がなくなって
「雨降って来たしどうしようかな」って感じで行ったのだと想像している。
決して彼女のためじゃない。自分の都合だけ。
だから、ドアを開けなくていいのです。