詩歌は椅子に似ている。座り心地の良い椅子とそうではない椅子があるように。詩歌にも浸り心地良い詩歌とそうでは無いものがある。筆者の短歌は深々と座り込んでも、浅く腰を下ろしても、ほろほろと酔うほどに気持ちにしっくりくる。目にも嬉しい五七五七七である。