最後のあとがき ちょっとした小話
陽菜「あ、恭介くんだ。ヒナちゃん、恭介くんが来たよ」
恭介「陽菜、お待たせ。陽菜のおかげで幸せな人生だったよ」
ちゅっ
ヒナ「ちょっと待って!? なんで私がいるのに普通に『ただいまのキス』みたいな顔をしてキスできるの?」
恭介&陽菜 (????)
ヒナ「2人して分からないって顔して! それは私だって本当は分かってるわよ。陽菜から聞いたから。
結婚してから何十年も一緒にいたんだもんね、お帰りのキスだって毎日していたし、しずくたち他の女の子の前でも普通にキスしてたから私がいても気にならないのよね?
って……ちょっと待って!? なんで顔近付けてくるの? 恭!? ダメ?って……いや、ダメじゃないし……して欲しそう?……た、確かにキスして欲しいけど」
ちゅっ ちゅぱっ(しばらくキスの音が続く)
恭介「っはぁ……ヒナも久しぶり。会えて嬉しいよ」
ヒナ「……はぁはぁ……なんでこんなにキスが上手くなってるのよ。歯を磨いたりして口の中を清潔にしてとか言っていたくせに」
陽菜「死後の世界だから心配ないんだよ。それに恭介くんが来たとたんに私たちの姿も昔みたいな高校生の頃に戻っちゃったし。3人とも高校2年生の頃くらいの姿かな? ヒナちゃんってそういう感じだったんだ。前髪で片目隠してたんだね」
恭介「二人とも懐かしいよ、ヒナのその姿は新鮮だけど。なんにしても陽菜とヒナが揃って俺の目の前にいるなんて本当に幸せだよ。元気にしてた?」
ヒナ「死後の世界だからね!? 私と陽菜が先に死んで恭が来るのを待ってる間に病気の一つもなかったのは確かだけど元気とか関係ないからね!」
恭介&陽菜「「ヒナ(ちゃん)は元気だなぁ」」
ヒナ「なんで私が弄られる側なの!? おかしいからこんなの」
(数時間経過)
恭介「ということで、陽菜もヒナもお疲れ様。本当に最後の挨拶だから真面目にやろう」
ヒナ (誰のせいでおかしな空気になったと思ってるのよ……でもやっぱり好きだなぁ)
陽菜「ヒナちゃんが面白い子だって知ってたらもっと早く友達になりたかったよ」
ヒナ「いや、
恭介「ツッコミがいなかったからスルーして進んでた?」
陽菜「恭介くんが一番ツッコんでたような? ボケ的な意味でもエッチな意味でも」
ヒナ「 /// な、生々しいのは今はいらないから。もう、何なのよ。私が貞操逆転ヒロインだったはずなのに、なんで私が照れてるのよ」
陽菜「私は13歳直前まで元の世界でその後40年以上貞操逆転世界で生きてきて2人の子持ちの主婦。全部で10人の子供を育てた。孫もたくさんいる……」
ヒナ「私は貞操逆転世界に13歳直前まで、その後40年以上を恭たちの元の世界で生きてきた。高校一年生まではいろいろヤンチャしたけどその後は真面目に恭一筋でエッチもしてない……あああああっ!!」
陽菜&ヒナ「「私たちっ(貞操観念が)入れ替わってるぅ!?」」
恭介「二人揃って四つん這いになって……そんなこと気にする必要はないでしょ? 俺にとってはどっちも可愛くて大切な陽菜とヒナだから。
ほら、いい加減挨拶して終わりにしよう。ここまで読んでくれた読者の皆さんに笑われるよ」
ヒナ「くッ。恭に言われるのが凄く納得いかないけどそうやって諭されると幸せ過ぎて……」
陽菜「ほら、ヒナちゃんも立って。一緒に挨拶しよう」
恭介&陽菜&ヒナ 「「「ここまで長い物語を読んでいただいてありがとうございました。少しは楽しんでいただけたでしょうか? 楽しんでいただけたなら幸いです。
みんなで幸せになれました。応援ありがとうございました」」」
パチパチパチパチパチパチ
恭介「あれ? みんなもいるの? そっか、ここは時間とか関係ないから。それじゃあ本当に最後の
「「「「「「「「「「「「「ありがとうございました!!」」」」」」」」」」」」」
さちえ「この後、20時にハロウィンSSを公開するわよ。これからもちょくちょくSSなんかを書くらしいからフォローは外さないでね。お母さんからのお願いよ。
それと最後のいただきもの。
すっごく素敵なイラストを中村 青さんとタンテイパパさんから頂いたの。
完結記念に覗いていってね。びっくりさせちゃうから」
https://kakuyomu.jp/users/badtasetedog/news/16817330666140174614
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これにて本当に完結です。今後もSSや番外編など折を見て書いていこうと思いますのでフォローや応援お願いします。
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