応援コメント

第282話 メルヘンを感じる詩が私は好き(陽菜視点)」への応援コメント

  • 【陽菜団 No.002 タンティパパン】
    おとなし過ぎて逆に死亡フラグ!?って
    不安になりましたよ……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    私の心臓移植からの入れ替わりがなかったら多分元の世界でいつでもこんな雰囲気で何事もないささやかな日常を恋心で彩りながら平和に生きて行っていたと思います。
    そういう意味ではこの世界に生きていなかった2人の風景に近いかもしれないですね。
    でももうこの世界に生きているんで、逞しくなった私は「二回初恋できて幸せだった」ってセリフだって言えちゃいます。
    来てしまったからにはこっちの世界で幸せになるしかないのです。

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    人間はどうしても記憶を改変してしまう生き物だそうです。

    最新の脳科学では、人間は自分が生きていくために辛いことや悲しいことがあったとしてもそれに対するストーリーを脳が作り上げて別物にしてしまい、時には過去を全く違うものに捻じ曲げてしまうことがある、という海外の特集をNHKが拾い上げてました。

    だとすれば陽菜は実際にあって脳が覚えていたことというよりは、自分が日記に書き留めていたことを全て覚えていて書き起こしたということになり、これは可能性としてもあり得ることなのです。

    もし彼女が前世で日記を書いていなかったら、その思い出はもっと美化されたものになって、くだらないことは全部すっ飛ばして今世に書き留めていた可能性が高く、それをみても恭介は気が付かなかった可能性があるのです。

    彼女の日記を書くという習慣が彼女に、ときには泣くことはいいものだ、という素晴らしい時間を彼女与えてくれたと言ってよいと思います。結果的に今世の彼女を生かしたのは、前世の彼女であったわけで、さらにそれが今世の恭介を本質的に救ったわけですね。

    日記に書かれる「本当のストーリー」つまり起こった事実は右脳の方ではなく、左脳の方に書き込まれないと正しく保存されないのです。

    だから人は必死にその時に歴史を書き留め、けれどもその多くは否定されて忘れ去られるのです。学校の授業で習う歴史はほとんどが、正確な誰かの日記ではなくて偉い人が作った物語であることは、history のhi(接頭辞で過去を表す)を抜かせばstoryが残ることが赤裸々に語っています。そこに事実はないのです。人々が欲しい真実があるだけなのです。ファクトフルネスで言えばゼロに等しい。

    日記というものの尊さが、そこにあると思います。

    日本では「公式な日記」つまり人に見せるための日記を書いている偉い人もいましたが、はっきり言って下書きが残っている場合そちらの方が遥かに面白いのは言うでもありません。

    話変わって萩原朔太郎というと、フランスに行きたしといへどもフランスはあまりにも遠し、がものすごく印象に残ってましたね。財産投げ打って行っちまった与謝野鉄幹と比べたら常識人だったんだろうな、と思っています。単に貧乏だったのかもしれないが。・゜・(ノД`)・゜・。そういや今はwikiで調べたらその辺もすぐわかるんだよな〜昔図書館で2時間頑張って見つからなかったのに。

    しかしここで中也を歌うとは……倦怠のうちに死を夢む、そのエンディングがありえた転生であったが故に、一度喝を入れ直さないといけないねえ……w日はまた昇るのですよ。谷村新司にはまだ早いかw

    長々と失礼しました🙇

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    私よりも分析が……素晴らしいですね。
    で、私から見るとこの作品は本当に指運って言うと将棋じゃないんでおかしいんですけど書いている途中にこうした方がいいかなって思ったとりあえずことが後でものすごく効くことがあるんですよね。

    例えば私の日記は3話で出てきますが、この時点ではここまでキーアイテムになる予定はありませんでした。
    しかし、もはや私と日記は切っても切り離せない必須アイテムになっている感もあり、書かれている通り私の文章に関する記憶力と前世にて書いた日記が合わさって恭介くんによる幼馴染の特定に繋がっています。
    (無くてもいずれ気付いたでしょうが今ほどしっくり来たかは分かりません。よく似た異世界がさらにある可能性を否定できないですから)

    中原中也に関しては恭介くんは元の世界で「魁!!男塾」の再放送でも見たのかもしれないですね。
    私は小説からの引用です。小説には全文出てないはずなんで詩集にはあたりました。

    萩原朔太郎は元々教科書に出てきた時点で好きな詩人だったのですが、江戸川乱歩とかなり仲が良かったらしく、一緒にメリーゴーランド(だったか回転木馬だったか)に乗ったことがあるみたいな話で気になって手にとったらミステリーファンには面白い詩人だったという記憶があります。

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  • 前話との落差よ!
    でもこういう真向からのイチャイチャは心が癒えますね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    本編とヒナアフターで風邪をひく温度差と言われたこともありますが、本編中でも風邪をひくかも。
    あっちも本当の恭介くんだしこっちも本当の恭介くん、人間ってそういう多面体だと思っています。

    私は比較的恭介くんのコントロールが上手なので「恭ちゃんリセット」(私命名)を使います。
    一回幼馴染モードの「恭ちゃん」に戻しちゃうとすごく純情になるのでエッチなこととか言わなくなります。恭介くんは私に「恭ちゃん」って呼ばれてる時は幼馴染を求められてると思ってるのでエッチなことを自重します。
    上手くやれてるんじゃないでしょうか。

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