第269話 ひよりが可愛すぎて死ぬほど興奮した
にぎやかな夕食の時間が終わり、みおと俺の部屋で今日の分の動画をまとめてアップしている。
ひよりもみおにちょっとだけメイクして貰って浴衣姿でホテルからインターハイ優勝の感謝コメントを配信し終えてちょっとホッとしたようだ。
今はみおと俺の後ろで動画の編集を見ながらソワソワしている。
3人とも入浴してきてさっぱりした後、浴衣になっているので湯上りの美少女2人に囲まれて俺の心拍数はちょっと高くなっている。
「このシーンもひよりっちがあーしに抱きついてくれたらカットせずに済んだんだけどなぁ……本当に感動のシーンなのに恭っちが邪魔」
カチカチッ
残念ながら配信からカットされる優勝直後の俺とひよりの会話。刀剣女士としてのひよりの活動に今のところカレシの存在は不要というかNGに近い。
この世界の女性向けのコンテンツだったら「剣道を始めたらカレシが出来ました」「剣道でモテモテになろう」みたいな元の世界の男子向けのアホな広告みたいな売り方もあるかもしれないけど。
動画の中では俺とひよりはあくまでもカレシとか付きっている相手としてでなく剣道仲間としての関係で繋がっているべきだろう。
でも、今からのこの部屋の中では別の繋がり方をしてもいいよね? 密室なんだし。
動画編集をみおが済ませてノートパソコンをぱたんと閉じるとソワソワしながら待っていたひよりが俺たちに近寄って期待のまなざしを向けている。
か、可愛い。これってもしもひよりが犬だったら尻尾をグルングルン空を飛べそうな勢いで振り回してる状況だよね。
「ひよりっちステイ!」
みおが本当に犬に命令するみたいにひよりにいうので笑ってしまうが、ひより相手だとそれだとダメでしょ?
「ひよりっ! 待てッ!」
ひより相手なら日本語じゃないと。
「もう、何なのだ2人とも。確かに今の私はちょっと興奮してしまっていてはしたないと思うが約束のご褒美が欲しいのだ」
「「約束のご褒美?」」
みおと俺の質問がハモってしまう。
「ほら、空港に向かう車の中で話していた、私が勝った回数だけ恭介にして貰うって約束のことだ」
ああ、あれって本気だったんだ。ひよりも貞操逆転世界の女子だからけっこう欲深だよね。でも流石に一晩で7回は……ひより相手ならやれるか?
俺が一瞬考えて答えを躊躇したスキにみおが声を上げる。
「へ~、ひよりっちってそんなにエッチして欲しくてインターハイ頑張ったんだぁ。有名な刀剣女士がこんなに淫乱だなんて知られたら大変なことになっちゃうねぇ」
そう言いながらひよりを押し倒していく。
「ちょ、ちょっと待ってみおちゃん。私は淫乱とかじゃ……ひゃんっ」
みおがひよりの敏感なところを触ったらしい。
「ここをこんなに濡らして……期待しちゃってたエッチなひよりっちのいうことは聞いてあげられないなぁ」
そう言いながらみおは恥ずかしがっているひよりの手首に手錠をかけて拘束してベッドと紐で繋いで身動きできなくしてしまう。って、手錠なんて持って来ていたの? 確かにみおは荷物をがっつり宅配でホテルに送っていたけど撮影用の機材だとばかり思っていた。
「恭っちはこっち」
そういうと俺はデスクに備え付けられていた椅子に両手を後ろにして手錠を掛けられて拘束される。
そのまま下半身を剥き出しにされてひよりに大きくなったものを見せつける形になった。
拘束されたままでひよりと見つめ合って真っ赤になってしまう。
「う~ん、2人で見つめ合われるとなんか疎外感があるから目隠しするか」
そういうとみおが俺に目隠しをしてからひよりにも目隠しをする。空港で飛行機に乗ってる間アイマスクが必要だからとか言っていたけど最初からこういう使い方まで考えてたっぽいな。
視覚を奪われて聴覚と嗅覚が最大限に敏感になる。みおが黙ると響いてくるひよりのちょっと乱れて色っぽくなっている息遣いと衣擦れの音。
「み、みおちゃん……なんで脱がして……ちょっと待ってっ、あっ……ンッ」
すごくいやらしい聞いたこともないようなひよりの声。溢れてしまった敏感な部位を触られてる水音。
聴覚刺激だけでビンビンになってしまう上に部屋の中にひよりとみおのいい匂いがして頭がクラクラしてしまう。
「ひより……全部で7回だよね? だったら私が7回イカセてあげる。その後で改めて恭介からご褒美を貰いなよ」
みおがそう言ってからの時間はエロくて濃厚だった。昨日は俺がみおの体に翻弄されていたが、今日はみおがその指と舌でひよりの体を翻弄している。
そういえば夕食のときに、いつもの付け爪のネイルをしてなくて深爪ぎみの綺麗な指をしているなって思ったけどひょっとしてこのためだった?
ひよりに俺を7回も独占させたくない、自分が昨日4回だったのに回数でも抜かされたくないっていう俺だけが分かるみおの考えがちょっと可愛い。
「もう無理……これ以上はダメだ……おかしくなるか……ら」
何度目の懇願だろうか。今日あの表彰台の上で輝いていた少女が乱れていると思うと触れられてもいないのに限界を超えそうになる。
フワッと俺の目隠しが取りはらわれる。そこには口元に人差し指を当てた全裸のギャルがいた。口の周りとかべっとり濡れててめちゃくちゃエロいんだけど。
「恭介の出番、声を出さないでね」
俺の耳元で小声でそういうと俺の股間に手を伸ばす。
「ベッドの上を見てあげて」
小声でもう一度そう言われて思わずひよりを見る。そこには今まで見たことのないくらいドロドロに蕩けたひよりがいた。
みおの準備の良さに驚くがひよりの腰の下にはペットシーツというのだろうか……吸水シートが敷かれていて部分部分で色が違うからもうぐっしょり水分を吸った後みたいだ。ちょっと濃いめの毛もぐっしょり濡れて湿って絡み合ってるし。
俺の知っている中で一番凛々しい少女の痴態に興奮が止まらない。
うっ……気付くとみおが手で扱いている。あっという間にこみあげてくるがみおが唇で先端を覆うようにして全て受け止めてしまった。
「クッ……はぁはぁ」
思わず声と息が漏れてしまう。
「恭介!?」慌てたひよりの声。そのひよりにそぉーっと近づいていたみおがいきなり口づけする。
あっという間に自分の口からひよりの口に口移しするとひよりに飲むように促して飲み込ませてしまう。
完全に出来上がってしまってるひより。
「ひより……」そのあまりの淫蕩さに思わず名前を呼んでしまう。
「きょ、恭介!? い、今のは違うんだ……って見てないよな。みおちゃんとキスをしてイカされてしまったところなんて……」
そのタイミングでみおがひよりのアイマスクを外す。蕩けていたひよりの顔が俺を見つけて一瞬蒼白になった後見たこともないほど真っ赤になってしまう。
「あ、あ、あ、い、いつから、いつから見られていたんだ。もう無理……死ぬ。生きていられない」
手錠をされたまま必死で顔を隠そうともだえるひよりをもう一度イカせてしまうみお。
わぁ……女の子のあそこってあんなに激しくされても大丈夫なの?
ひよりが何度もイカされている。ひよりも俺ももう頭がおかしくなりそう。とっくにおかしくなっているのかも。
みおが口でコンドームを付けてくれたあと、俺の手錠を外した。ひよりを全力で抱きしめる。
「ひよりが可愛すぎて死ぬほど興奮した。今から全力で抱くから覚悟して」
2人そろってみおに完全に翻弄された俺たち。出来上がっているひよりは最高にエロくて気持ちよかった。
みおとひよりと2回ずつエッチした後、両手を広げるようにして二人を腕枕する。
「恭介のバカ。元々お前が貰ってくれないなら誰の嫁にもなるつもりもなかったが、もう本当に嫁にいけない体にされたぞ。責任取ってくれるんだろうな」
「お嫁にいけないならあーしがひよりっちを嫁に貰ってあげよっか? めちゃくちゃ可愛かったし」
「いや、もう永久保存版だわ。俺の脳内メモリーにくっきり焼き付いて消去不可能だから」
みおと2人でひよりをからかう。なんでこの子インターハイで優勝した日にこんな目に合ってるんだろうね。
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SとMってどっちも出来るらしいですけどひよりさんはMだけっぽい。
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次回更新は9月6日です。
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