応援コメント

第259話 陽菜の気持ち、ハーレムの理由」への応援コメント


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    恭介と一緒に、何が陽菜にそこまでさせるのかと思っていたのですが。

    なるほどなぁ~ってすごく納得しました。

    あくまで個人的に感じたことですが、究極的に恭介も陽菜もお互いが全てなのかなと。

    陽菜が猶予をもらっていて、逆転世界にある程度の順応をしていたからこそ余裕があって引き込めたのであって多分、同時に転移だったら恭介しか見えてなかったんじゃないかな…。

    陽菜に受け入れる土壌があるところに恭介がきて、その流れで仲良くなれたのが本編だけど。
    陽菜に余裕がなかったら交流を深められなかったんじゃないかと。
    タイミングは分からないけど、陽菜も今回の恭介と同じ状況に陥っていたんじゃないかな。
    こう書くとあれですが、恭介がよくも悪くも逆転世界の劇物だから。
    陽菜ももっと振り回されていただろうなと。
    もしくはとっとと二人の世界で完結してしまうか。

    だからこそ、この作品の皆と、というのはなるべくして行き着いたものなのかなと。
    すごいですよね。あらゆる全てがここにたどり着くための要素ですから。

    なにかが欠けたら、全く違うものになったと思います。

    しずくが居なかったら登校できてたかも怪しいし。

    ひよりが居なかったら恭介は自分が鍛えていたことに対しての自信を持てていないし。

    みおが居なかったら恭介に対して陽菜は受け身でしかいられなかったし。(これエッチを通してでしたが恭介自身は籠の鳥にしないという意識はあったようですが、そこまでの閉塞感はなくても似たものになってたと思います。その後の恭介の思考的にかなりの意識改革を起こしたようですし)

    のどかは直接描写されてはないですが恭介のメンタル面の負荷を軽減させていたはずだからタイムリミットが短くなっていたと思うし。

    もっともっとありますが、本当にそれぞれが大事なピースで皆でパズルを完成できたのだと思います。


    陽菜は恭介の居場所を作るために今回の行動を起こしましたが。
    自分が居なくなった後も考えているというのは本当にしっくりきました。

    信頼できる彼女達が辛そうにしていたというのも要因ではあると思うのですが。

    自分がいつ死んでしまうか分からない。

    これは本当におおきいと思います。
    死にかけたことがあるからなおさら。
    もう身近になっていると思うんですよね。
    ふとした時に自分が今、この瞬間にも死んでしまうのではないか。

    そこまで切羽詰まっていなくても確実に恭介を置いて逝くことになるというのは、ずっと考えているのだと思います。

    だからこそ、踏み切れた。
    正解が分からないなりにも自分の答えを出せた。

    だってこれ、その気になればずるずる先に引き伸ばすことも出来たはずなんですよ。
    彼女達が苦しむのを座して見ることは出来ないでしょうから少しずつ前へ進める程度のことも出来たと思うのです。

    それをせずに荒療治的に急いだのは作中にあるように恭介を想うがゆえの危機感だったと思うのです。

    どう考えても陽菜との子供ができる前に陽菜が居なくなれば、孤独に過ごすことがありありと思い浮かびますから。

    恭介が陽菜に関するもの以外をどうでもいいとふっ切れかけたことの要因のひとつに、実際に一度死んでいるというのもあるのかもしれませんね。


    長文失礼しました。あくまで自分が感じたことですが、的外れでないことを願います。

    ちょっと気が早いかもですが、この作品に出会えてよかったです。


    追記
    返信ありがとうございます。
    やっぱりそれぞれの担ってるというか、影響というか…おおきいようですね。

    ゆうきくんちゃんも、どう落ち着くのか楽しみです。(もう一歩か分かりませんが踏み込んでいたらヒロインになってたんじゃなかろうかと思いつつ)

    今年も暑いですからね…気遣っていただきありがとうございます。
    みどりのさんも、体調にはお気をつけてご自愛くだされば幸いです。

    引き続き、楽しく読み進めたいと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    納得してもらえてよかったです。物語がスタートした時点では本当に第一部完の予定で綺麗な両片思いの物語でした。
    ただ、何度か書いたように二人だけの物語にすると歪だなぁって思ったので私の友達であり恭介くんを慕う女の子達と一緒の青春の中で私たちの恋心が育まれていく物語になりました。
    作者が昔ながらのたくさんの登場人物でワイワイやるラブコメを書いてみたかったというのもあります。今どきの××さん……みたいなのも好きですがやっぱり閉じてるように感じていたので。

    そうするとみんなが報われないのが辛いという読者さんが予想以上に多くて恭介くんとのifルートでも幸せな姿が見たいとなっていったんです。
    でも誰がどう見ても私が邪魔? というか生きてる限りは恭介くんが他の女の子を向きそうにないしこの先もわちゃわちゃしていくんだろうなぁという一部完エンドが一番スッキリするのかなぁと思っていました。

    が、その時点で私の周りの状況を見渡すとどう考えてもそのままでずっと幸せとは思えないという思いがあって第二部がスタートしたって形です。多分一部を読んでた頃にこういう風になると想像できる人はいないと思います。作者が想像してないんですから。

    順番に関しては全くその通りで二人で同時に来ていたから周りとの関係は全く違っていたし恭介くんにべったりになっていたと思います。4年は長いです。

    しずくちゃんがいてくれなかったらさすがの恭介くんもエッチな方に流されていた可能性が高いです。相手を人と思わないようなエッチなマンガの貞操逆転世界に来た男の子みたいになっちゃったんじゃないかと思います。あの時点では私は距離があったのでクラスメイトのみんなと人として繋げてくれたしずくちゃんのおかげですね。
    ひよりちゃん、みおちゃん、まるちゃん、そしてゆうきくんそれぞれが恭介くんを思ってくれたのでこの形に落ち着きました。
    ゆうきくんは男の子じゃなかったらこの中に確実に入っていたと思います。
    ゆうきくんがどう落ち着くかはこの先の話ですね。

    深く読み込んでいただいて嬉しいです。ここのハーレムが試金石というか物語を認められるかの大きなポイントだと思うのでこの先まで楽しんでもらえると嬉しいです。

    こちらこそ沢山ある物語の中からこの物語に出会っていただきありがとうございます。
    暑い時期なので睡眠時間はしっかりとってご自愛ください。

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  • 正直、此処まで強引に事を進めるにしても陽菜が恭介の事も将来の事も考えてないような気がする…

    陽菜は既に貞操逆転世界で5.6年暮らしてて殆ど順応できてるけど、恭介はまだ1年経ってないレベルで、しかも大切に思ってた彼女に裏切られて尚且つ『あんたは私を傷つけてただけ』って言われた後に死んでる状態何だから、

    明日死ぬかもレベルで考えてるならもっと確り計画して身体重ねて強引にってのはアレな考えだし、いつかみんなより早く死ぬってレベルでならもう少し時間をかけるべきだったと思うんだよなぉ…

    この形で結ばれたらハーレムは陽菜が居なくなったときの保険でそれ以外は二の次って感じがする

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    鋭いコメントをたくさんいただき、読み込んでいただけていることに感謝しています。ありがとうございます。
    前のコメントにも書いたんですが、恭介くん側の心理状態は私には分かりませんでした。

    この作品はそれぞれの知識というか、情報量の差がすれ違いに繋がりながいこと両片思いや誤解を生んでいくというスタイルだったので(そのため、一部コメントでは私はすごく鈍感な子扱いでした)、私は自分から見て恭介くんを「絶対に裏切らない」友達を仲間に引き入れようと思っていました。
    結果として選ばれたのは光画部の桜島先輩や水泳部の北野先輩じゃなくて、しずくちゃん達になるんですが私との距離感の問題の方が大きいです。

    「恭介くんの将来という大事なことだからしっかり計画して」と言われると返す言葉もないのですが、私は自分一人に依存されている状態に長く恭介くんを晒すよりも多少強引でも、恭介くんには心の底から愛してくれてずっとそばにいてくれる人が貞操逆転世界にもいるのだと知って欲しいと思いました。

    それは拙速と言われても、あの状態で置いておくことによって恭介くんとこっちの世界の縁が切れていくことが怖かったからです(みんなが辛そうなのも後押ししました)。

    確かに私の病気というかおかれている環境はすぐに死ぬというものじゃないので、みんなに甘え過ぎちゃったかなって部分はありますね。それは反省しないとですね。
    ただ、命の危機を何度も通過しちゃうとえいやってハードルを越えちゃう部分があるので良くも悪くも私のそういう所が出ちゃった感じでしょうか。
    私としては保険っていう考えはなくて、みんなと一緒に幸せになりたかったっていうのが大きいんですけど。

    メタ的に言うと、この辺りの話は元の物語の構想に全くなかった部分なのでじっくりと描いていくよりもサクッと進めちゃったということがあったようななかったようなです。作中の私は高校生で全然全知全能じゃないですから。

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  • 編集済

    陽菜ちゃん…きっと恭介なら陽菜ちゃんの思い出と陽菜ちゃんとの間に出来た子供を大事にして生きていくよ…。

    と、言いたいけれど、まだ学生でできるか分からない子供に託すのは出来ないですもんね…。
    でもね、やっぱり自分が先に死んでしまうからって、身を引き裂かれるような思いをしなくても良かったんだよって、ますます陽菜を抱き締めたくなりました。優しすぎる子だ……っと、いうシリアスモードはここまでで、またいつもの感じに戻るんですね!

    また楽しみにしてます✨

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    実はこの物語を始めた時点ではハーレムにするつもりなんて全くありませんでした。237話の最終回できっちり終わるつもりだったんです。
    ところが書いてきて恭介くんと私が2人で結ばれてハッピーエンド……でいいんですけど何かがスッキリしない。

    他の女の子が幸せになれないとかそういう問題じゃなくてもっと根本を見逃しているんじゃないかと思って考えました。
    そしたらこういう物語を紡いでいきました。2人が抱えている問題点を解決してみんなで幸せになる方法を見つけてくれました。

    こういう選択肢を選んだことでしかたどり着けない幸せに導く責任があるということでここから最終回までを書いていきました。
    ぶっちゃけたった今、最終回を書いています。

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  • アリャ〜…
    というのが正直な感想ですね。

    陽菜タンが選択したコトならしょうがないかぁ…
    しかし、カネ出して苦労買うようなことをして…

    確か、シズクとヒヨリの家は普通に結婚するだけでも一筋縄では行かなさそうな面倒くさい家だよね?大丈夫かね?

    下手したら恭介とシズクが入籍届を出さざるを得なくなるんじゃないかなぁ?
    シズクのババアとは拗らせたら物理的な強行手段に出そうだし。

    オッサンとしては、さきざき生まれるであろう、君達の身勝手な考えで生まれた子供達が、苦労したり悲しい目に会わないように考えて、考えて、考え抜いて欲しいかな…

    ゴメンね、陽菜タン
    ちょっとキツイ言い方になっちゃったけど
    分かってくれるよね?

    おっと、何人分の出産祝いを用意しなきゃならないんだ!?
    コリャ大変ダァ〜
    \\\\٩( 'ω' )و ////

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    アリャ~は当然ある感想だと思います。この中の女の子が1人でも裏をかこうと思えばむちゃくちゃになる計画なんで。
    (例えば避妊せずにエッチして子作りしちゃえば一瞬で立場が逆転して責任を取って恭介くんが結婚なんてことになる可能性もありますしね)

    しずくちゃんとひよりちゃんの家のこともあるし、普通にしてても未婚の母扱いですしね。
    (多分未婚の母の扱いは元の世界よりだいぶ立場が上だろうとは思いますけど)

    子作りなんかは本当に慎重になると思いますよ。現実的にハーレムって経済基盤的にはとても大変だと思うので。
    一方で常識とか社会のルールを取っ払っちゃうと(身勝手に考えると)協力して家事や育児に取り組めて今の核家族化して孤立している母親よりもよっぽど幸せな生活が出来ると思っています。

    私にとって大切なのはこの世界で恭介くんが幸せに生きていけることなので、他のみんなの協力がえられるならこの選択をしたということになります。
    そう考えると私って本当にワガママで自分の意思を貫き通しちゃったんですよね。

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  • 認めたくないけど身体のことと向き合うと真剣に考えなきゃいけない問題。
    それと同時に友達の事も思いやれる本当にいい子だ…
    願わくば最大限に長生き出来ますように……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    大変な選択をしたと思いますけど、この世界に来て二人っきりの私たちだからこそ選べた選択肢ですね。
    実際に私が先に死んじゃう可能性は非常に高いです。長生きしたいですけど多臓器不全なんかを起こす可能性もある状況なんで。
    でも、今だけを考えてハッピーエンドでなくて未来まで考えた決断です。
    本当に幸せになれるように恭介くんとみんなで一緒に進んで欲しいですね。

    編集済
  • みどりの先生の作品はいろいろな分岐点から繋がる先が全て1本になるように考えてあるから奥が深い!

    だから読んでて読者も考えさせられるのが僕は楽しいです。

    個人的には書籍化して欲しい作品です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    本当に偶然にも伏線が張られているみたいな経験を多数させてもらっていて、この展開になったのも本当に一部を書きながら「ああ、それでハーレムになるのか」って気付いた感じでした。

    普通はハーレムなんて許されることじゃないので、なぜか恭介くんとみんなだと成立しそうな気がしてず~っと考えたらそういうことでした。
    本当は最終回を書いたら付き合っている話を書きながら番外編をやって綺麗に終わろうと思っていました。なので言い訳じみたあとがきを書いて続きで本気で物語を綴りました。

    世の中に「この物語はハーレムです」って投げかけるのはちょっと怖いものです。ここまで読んでくれた読者さんが手のひらを返す可能性もあるからコメント欄開くのも怖かったくらいです。

    でもここまでの物語と私がそうなることを求めているので頑張って書きました。
    奥が深いまで言っていただけてありがたいです。
    自分の心の中の一部を切り取って出しいているので、文字通り自分の切り売りで流行りものに乗っかる創作が出来そうにないので。
    (自分が病気で何年も闘病していないとこの展開には絶対ならなかった自信があります)

    書籍化は……したいと言ってくれる出版社でもあれば引き受けるのはやぶさかじゃないですが、ちょっと売れ筋になりそうにないので楽しんでくださる方が読んでくれるネット小説というスタイルで好きな人に読んでもられば十分に嬉しいです。
    その言葉だけ作者冥利に尽きますよ。

    編集済