第七話 天才発明家の秘密
「さっきミントからメッセが来てね。アイちゃんが借金取り並みの執着心で俺たちを嗅ぎ回ってるって」
「いやマジもんの借金取りが我が家に来る危機だから、こんなに焦ってんだよ」
「わーお、それは怖いねぇ」
「
廊下を歩きながら、白衣がはためく背中に怒号を飛ばした。
部活動で騒がしい中、この棟は足音しか響かないほど静寂に包まれている。
それもそうだ。ここは星ノ木学園の旧校舎。他の校舎と繋ぐ渡り廊下もなく、生徒も教師も足を運ぶことはめったにない。おかげで床も壁も天井もホコリだらけで仄暗く、幽霊が出ても頷けるほど薄気味悪い。
そんな校内を我が物顔で闊歩するのは、おそらくこの目の前の兄だけだろう。
黒野家の次男、黒野 ラム。この学園の理科教師で、アイスケの担任でもある。
この兄は他の兄弟と違って、何を考えているか分からないような、狂気的に病んだオーラに包まれている。
今も鼻歌混じりに手をポケットに突っ込んでいるが、これが純粋な喜びなのか、はたまた狂い咲く邪気なのか。家族ですら、判断がつかない時もある。
「ここで話そうか」
着いたのは、立ち入り禁止の黄色い貼り紙が貼り付けられた傷だらけの部屋。
ラムがリングにかかった鍵の束をじゃらじゃら鳴らしながら、迷うことなく一つの鍵を穴に差し込んで、カチャリと扉を開けた。
「さっきまで使ってたから、散らかってるけど、気にしないでね」
「うっ」
鼻をつく異臭に、顔を渋めた。
テーブル一面に並ぶ、カラフルな薬品からだ。すべてビーカーやフラスコ、試験管の中に含まれており、中には瘴気が溢れ出るほどドス黒いものもあった。
「そこの椅子に座っていーよ」
そこの椅子、と言われても、資料の山で足の踏み場もない。仕方なくつま先で隙間を突いて進もうとしたら、何か硬いものを踏んでしまった。
資料をどかして見てみると、
「…………ぎゃああああっ!」
こっちを見るような骸骨と対面して、ガサツな悲鳴を上げた。
「大丈夫大丈夫、それ人間のじゃないから」
「当たり前だ!! そんな身内で起こるサスペンス展開一ミリも求めてねーから!!
おそらく骨格と牙の形からして、中型の魔獣の骨だろうか。何にしても、置物のように床に転がすのは心臓に悪いからやめてほしい。
とりあえず小さな回転椅子に腰をかけると、ラムは社長椅子みたいな黒いアームチェアに座った。
灰緑色のボサボサした髪をオールバック風に上げ、まどろみを感じさせる暗く淀んだ瞳に、紫色に帯びた目のクマ。いかにも徹夜明けを向かえた病的な顔だが、これがラムの容姿そのものである。
「飲み物入れるから、ちょっと待っててね~」
そう言って、泥沼のような緑色の液体が入ったビーカーをセラミック付きの金網の上に乗せて、ガスコンロの火をつけた。さらに引き出しからドクロマークのついた紙袋を取り出し、黒ずんだ粉を大さじ三杯すくってビーカにぶち込む。
すると、じゅくじゅくと不吉な音を立てて液体が沸騰し、もくもくと湯気と瘴気が天井に棚引くほど立ち上がって、とガタガタとテーブルごと左右に激しく揺れ動いた。
ボン! と重々しい爆音と共に、黒い煙が波打つように噴き出た。
「げほっ! ごほっ!」
吸った煙はすごく苦い味がして、激しく咳き込んだ。
パタパタと手で仰いで、目に染みる瘴気を振り払う。
ようやく視界を取り戻したかと思うと、ラムがにっこり笑って、黒い粒々が入った暗緑色のビーカーをテーブルに置いた。
「お待たせしました。抹茶タピオカです」
「いや嘘つけぇえいい!! どう見ても毒薬だろーが!! 作る過程まで見せといてよく抹茶タピオカで通れると思ったな!!」
「ん? タピオカが少なかったかな? じゃあ……」
「待て待ていい!! 追加しなくていい!! つかそれ絶対タピオカじゃねーよドクロあるし!?」
「人気のパンク・ロックなブランド物だよ」
「いやパンク・ロックなタピオカって何だよ!? 流行りに乗っとけば何でも通用すると思うなよ!! 中学生舐めんなよ!? っ! うおぉっ!!」
突然顎をがっちりつかまれ、そのまま床に押し倒された。
回転椅子が飛んで床に転げ落ちる。
「いってぇ………ひぃっ!」
見上げると、そこには裂けるほど目を大きく瞠った悪魔の顔があった。
「これはね、実験の試作品なんだ。トリカブトの毒液と、俺が発明した対悪魔用の猛毒キュルソンを混ぜたら、混血の悪魔にはどれほど致死率が上がるか………」
ビーカーを頬に撫でるように当ててきて、ひっ、とその臭いと冷たさにアイスケは青ざめて、魚のように目と口ぱちぱちさせた。
「いいねぇその顔。そそるよぉ。俺の作った毒でそんなに可愛い顔になっちゃうなんて、こっちも歓喜に震えちゃうよぉ」
悪魔は目をギョロつかせたまま、心の臓まで粘りつくような甘い声でうっとりと語った。
ビーカーの注ぎ口が唇に触れる。咽せ返るような瘴気と、鼻が曲がるくらいの異臭と、そして身体が動かないほどの底知れぬ恐怖。
「大丈夫。怖くないよ。痛みも苦しみも、全部お兄ちゃんの愛だ。お前は愛に育まれ、愛に苦しみながら死ぬ。この上ない喜びたろぉ? なぁ、喜べよ。なあ、アイスケェ」
耳元で悪魔が囁いて、背筋が粟立つほどゾワっとする。
「ほら、グイッといきな。ほら、ほらぁ」
ビーカーの注ぎ口が唇をこじ開けて、押し込んだ。
怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い!
死にたくない!
「ごっごめんなさい兄ちゃぁん!! 謝る!! 謝るからぁ!! こないだ扉に検便のうんこ挟んで命中させちゃって、すみませんでしたぁっ!!」
涙声で叫ぶと、ピタッと悪魔の動きが止まる。
「……………?」
おそるおそる目を開けてみると、悪魔の形相はなくて、にっこりと脳天気に笑う普段の兄に戻っていた。
「反省してるならよろしい」
そう言って、ラムは涙に濡れた顔を拭いながら撫でてくる。
「ふぇ…………?」
豆鉄砲を食らったよう鳩のような顔で、兄を眺めた。
人は、いや人ではなく悪魔でも、こんな一瞬で殺気をコントロールできるものなのだろうか。
あまりの変貌ぶりに、役者志望としては嫉妬してしまうくらいだ。
でも、もう悪魔はいない。怯える必要はないんだと、兄の手の温もりから伝わってくるようだった。
「兄ちゃん…………」
「なぁに?」
「そんなに怒ってたの。検便のうんこ」
「当たり前でしょ。扉開けたらうんこ落っこちてきたんだよ? うんこ塗れになりながらホームルーム始めたんだよ? 新学期早々うんこディア仮面先生ってあだ名がついちゃったんだよ? もう教師の中でも噂になってるんだよ? お兄ちゃんご立腹だよ」
「でも、あんま怒った顔してなかったから………」
「それが大人ってやつなの」
ラムは諭すように言った。
たぶん、この涼しい顔が感情をぼかして、いつも何を考えているか分からなくなるのだ。
だが、兄は怒っていた。検便のうんこを頭にクリティカルヒットさせたことを、ずっと根に持っていたのだ。弟に毒死の恐怖を与えてしまうくらいに。
(しばらくラム兄ちゃんにいたずらは控えよ)
アイスケはそっと静かに、心から誓ったのである。
「怖かったねぇ、よしよし。ごめんねぇ。ちょっとしたジョークだから。大好きだよぉアイちゃん」
まだ涙の跡が消えない弟に、兄は赤ん坊をあやすように言って、唇にキスをした。
「これは責任持って、お兄ちゃんが処理するね」
そう言って、暗緑色の毒薬を一気に飲み干した兄を見て、特に驚くこともなかった。
アスモデウス────魔界の天性血統の一つで、蝮の一族とも謳われる。通常の悪魔の十倍濃縮した毒素の瘴気を持ち、体外からのあらゆる毒も魔力に変えてしまう。むしろ毒こそが栄養源となり、魔力の増強させる力の鍵となる。
ラムの母方の祖父はアスモデウスの当主らしく、彼も一族の血を濃く引いており、バニラと同じく天性の両統である。
なので、処理というより、これは栄養補給の一端に過ぎない。
「うーん………悪くはないけど、ちょっとだけアコニチンの分量が足りなかったかな? これだと即効性には欠けるかも………さてどう調合し直すか………」
ラムは何かに取り憑かれたようにぶつぶつと独り言を漏らしている。
「……おーい、兄ちゃぁん………」
ラムはこうなると、周りが見えなくなる。まるで自分だけの世界に入り込んだかのように。
だがこのように彼は研究に没頭し、今まで数々の化学兵器を生み出してきた天才発明家だ。
生まれながら絶対的な記憶能力を持ち、薬物の調合比率はすべて脳内にインプットされているとか。
「ラ・ム・に・い・ちゃーん!!」
テーブルの上に乗っかって、ラムの顔面に請求書の紙を叩きつける。
ふがっ、と紙越しに短い息が吹きかかった。
「いくら天才発明家様でも、この研究費はかかりすぎじゃありませんかね?」
ガラス器具や金属器具、木製器具、磁器などは毎度のことだが、大量の薬品や、魔力の秘めた薬、
「何? 戦争でも起こす気ですか?」
ラムは請求書をじっと眺めてから、崩れるように椅子に座った。
ふう、と吹っ切れたようなため息を吐く。
「今ね、極秘の研究をしているんだ」
眉根を寄せて、ひどく神妙した顔で言った。
「多分成功したら、これは世界………いや、魔界までもの魔法知識を覆す最高傑作になるかもしれない」
アイスケはごくりと生唾を飲んだ。
「…………な、何だよ、それ?」
「今は言えないかな。ほら、夏休みの工作の貯金箱も、作り始めた豚か犬かも分からない不恰好な姿は見られたくない。作り終えた完璧に犬の形をした逸品こそが誇れるのと同じように」
「壮大な話している割には例えが庶民的だな………」
「というわけで、この研究にはそれなりの資金がいるんだ。今は大変かもしれないけど、お兄ちゃんは絶対やり遂げてみせる。だから、小さなヒーローさんも信じてくれると嬉しいな」
ぽん、と頭を撫でられ、アイスケは言葉が詰まった。
兄は確かに狂気的で行動も大胆だが、研究において怠ったことはなかった。旧校舎のみならず、家にも研究室を作って、ご飯も食べずに一日中こもることも日常茶飯事。
でも、兄が生んだものはニュース番組や新聞に取り上げられるほど世界中で反響を呼び、特に数年前、どの研究員も手の施しようのなかった新種の魔獣が持つ毒に対して、三日三晩食わず眠らず、たった一人で解毒薬を完成させ、多くの命を救った栄光は、もはや彼が悪魔である常識を覆すものだった。
そんな兄の恐ろしい才能を知っているからこそ、その強い意志に否定できる言葉など見つからない。
アイスケは頷いた。
「分かった。ラム兄ちゃんを信じるよ。その熱意に免じて、出費を許可しますっ」
血を分けた二人のヒーローは、ギュッと固く手を結んだのであった。
アイスケはふと、階段のほとりで出会った少女のことを思い出した。
あれから、どうしているだろうか。ちゃんと世話係に保護されているのだろうか。まさか本当に駄菓子屋の商品を全部買い占めているのだろうか。
今日知り合ったばかりの子なのに、妙に心に引っかかっていた。
(初対面…………だったのか?)
「な、なぁ、兄ちゃん」
「ん~?」
ガラス棒をくるくるさせているラムに、おずおずと尋ねた。
「こう………懐かしいような、でも思い出せないような………そんな感覚って、ない?」
「?」
ラムは動きを止めてこちらを見て、目をぱちくりさせた。
「すごくドキドキして、ふわふわして、でもその子の顔を見ても、何も思い出せない。すごくモヤモヤするというか…………そういうことって、あるのかな」
ラムは黙って聞いていた。
脳科学にも詳しい兄なら、何か分かるかもしれない。それでもって、心のもやも消えるかもしれない。
そう思って打ち明けたものの、何だかくすぐったいほど小っ恥ずかしい。思春期の相談にしては内容が怪しいほど幻想的だし。
「そうだねぇ………ちょっと難しい話だけど…………」
ラムはまっすぐ突き抜けるような眼差しで言った。
「強いて言うなら、運命、かな」
「………うん、めい………」
アイスケはゆっくりと反復した。
「俺も非科学的なことは信じないけどね? この世界には当たり前のように魔法がある。悪魔もいる。空の上には
ラムは窓から見える神樹を眺めた。
アイスケも釣られるように窓の方を向く。
一階から見える景色だと、突き破られた青空がとても高く、遠く、美しく感じた。
「そんな奇跡に恵まれた世界だったら、運命の一つや二つあってもおかしくないと思うよ」
兄の言葉は、しっくりと心に馴染んだ。
人間も、悪魔も、あの神樹も、皆選ばれて生まれ、空の下で生きている。異なる世界が、時を同じくして回っている。そして何より、悪魔の兄弟が、対になる人の世界で、人と支え合って生きている。
それはきっと、幾千の奇跡が重なり合ってできた日常なのかもしれない。
そんな奇跡があるからこそ、運命だって──
(運命の…………出会い、ってやつ?)
想像した瞬間、ものすごく恥ずかしくなって、思考を掻き消すように頭をグシャグシャにした。
そんなアイスケをじーっと凝視して、ラムはぼそっと呟いた。
「アイスケ。もしかしてお前、その子に恋したの?」
「な、な、な、なっ!」
かーっと熟したイチゴみたいに真っ赤になるアイスケに、ラムはにやぁと意地悪く笑った。
「そっかそっかぁ~、とうとうアイスケにも春がきたか~、これはめでたいなぁ~」
「ちっちっ違う!! そーゆーのじゃないっ!!」
「顔真っ赤だよ?」
「あっあっ暑い!! 暑いからだ!! あちこち走り回ったし!!」
「その走り回った中で運命の出会いをしたわけねぇ」
「だああああああっ!! ちがああああああう!!」
全身全霊にもがいて否定する。
自分は、あくまで魅了する側であって、そう容易く魅了される側ではない。透間は別だけど。
あんな、世間知らずで無自覚に人を見下すようなお嬢様に、波乱な人生経験を積んできたこの鋼の心が奪われることなど、あり得ない。絶対にあり得ない。
確かに見た目は可愛らしくて、自分より小柄で小動物みたいだけど、色気がまるでない子供だ。
まぁでも、あの上目遣いは結構ドキドキした…………。
(じゃなあああああああああい!! しっかりしろ俺!!)
頭の中で、天使と悪魔が戦っているような葛藤にかられた。
「でも安心したよ。お前透間透間ってあの胡散臭いスマイルの俳優にドン引くくらいお熱だったからさぁ。正直将来が心配で………」
「ゴルァテメェ!! 透間を侮辱すんのは許さねーぞッ!! 天使のような微笑みの神にも等しい大スター様だからな!!」
テーブルの上に蹴り上って、ラムの胸ぐらを引きちぎるくらい力強くつかんだ。
透間への侮辱罪は大罪である。例え兄でも容赦はしない。
「ご、ごめんごめん。そんな怒らないで…………ん?」
ふと、ラムの視線が一点に止まった。
アイスケのズボンのポケットから、薄く光る石のようなものがちらりと覗かせていた。
そっと手に取ると、ビリッと電気が走る音がして、ラムは顔をしかめる。
それは、薄緑色で半透明な宝石のネックレスだった。
「えっ? 何これ?」
自分でも気付かなかった。宝石なんて家でも見たことないし、あったとしてもココロもユメカもこんな高価そうなものは持っていないだろう。言ったら怒られそうだが。
「すごい神聖な魔力を感じる…………嫌な感じだ」
ラムは苦虫を潰したような顔をしている。
「え? 俺は何も感じないけど………」
そーっと触れてみるが、とても硬くてひんやりと冷たい感触がするだけで、特に害はない。
「……………直接見るのは初めてだけど、間違いないね」
「な、何?」
「これ、魔除けの
ラムは薄い光を睨みつけて言った。
「魔除け?」
「人型の悪魔避けは一時的効果の紙札くらいしかないから、これは持続性のある魔獣避けだね。でもそれなりに
「何で俺は大丈夫なの? まさか、
「そうかもね。特にアイスケは母方の………人間の血を濃く引いているから」
兄は苦々しい顔なので、翡翠を手に受け取った。聖魔力は悪魔の瘴気を浄化させる人界でも貴重な力。
「何でこんなもの………?」
一体、これは、どうやって自分のポケットの入ったのか………こんな綺麗な宝石のネックレスをつけた人なんて記憶にないし、お店にも行っていない。そもそも今日は兄弟以外誰とも関わっていない…………。
いや、一人いた。
あのお嬢様の女の子だ。
隙を見て逃げ出して、今度は駄菓子屋へ行くとはしゃいでいた、おてんばな女の子。
だが、ネックレスなどしていただろうか。覚えているのは、本物のようなヒマワリの髪飾りくらい。
違う。
その前だ。話す前に、顔を見る前に、あの子と接触した瞬間、それは、確か…………。
『どいてくださぁぁぁい!!』
あの時だ。あの階段からの衝突。あの太陽光に反射した丸い煌めき! 間違いない。これがあの子のものだったとしたら……?
「ラム兄ちゃん! 魔除けの道具を持ってる人って、何か特別な理由があるのか?」
「うーん…………ただ魔獣を避けたいっていう警戒心から身につける人もいるけど…………」
ラムは目を細めて、翡翠を見つめる。
「これは、かなり強力な魔除けだよ。普通じゃなかなか手に入らない高価なものだし、多分、これを身につけている人は、魔獣に狙われやすい特殊体質だと思う」
ドクッ、と心臓が跳ねた。
そんなか弱い子が、魔除けの道具を失ったら?
まだ誰からも保護されていない、無防備な状態だったら?
ごく、と乾いた喉に生唾が通った。
「あの子が、危ない!」
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