第2話 敵のアジト発見したったwwwwwwww
この宇宙人の名前をラッシュと命名した。
ラッシュは何か俺を導いているようにも見える。
ついて行ってみるか。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
1.一般ピーポー
なんか仲間になったわ宇宙人。
ラッシュって名付けた。
2.名無しの地球人
何名前つけてんねんw愛着が湧いちゃうでしょ!
3.一般ピーポー
んでなんかラッシュがどこかに導いているように見えるんだけどさ、どする?
4.名無しの地球人
ついて行けw
5.名無しの地球人
本当にそいつ仲間になったんだよな?騙して仲間んところに誘導してるかもしれん
6.一般ピーポー
わからん先に何があんのか。俺は行ってみたいんだよね。
それになんか宇宙人との交流は興味がある
7.名無しの地球人
それは俺も同感。行ってみるか?w
8.名無しの地球人
大丈夫だ俺らがついてるw行ってこい!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
俺はラッシュについて行くことにした。
と言いたいところだが、ラッシュは空を飛ぶことができるので、どんどん進むことができるが、こちらは飛べない。
ラッシュは高い壁をぐんぐん上がって、なんとか飛び越えることができたようだが、それは空を飛んでいるから。
常に重力の影響を受けている俺には不可能な技術なのだ。
「なんでそうするんだよ………」
俺はラッシュに置いていかれて、そっと呟いた。
しかし、だからと言って あいつ を見捨てるわけにはいかない。
街道の上空をぐんぐん進むラッシュを追って、俺は高く積まれた箱にジャンプした。
箱の山を登り、店のバルコニーへ飛び移る。
遠くには、同じように乗れそうなバルコニーが。
そして、今いるバルコニーとその間に、街灯があった。
乗り移るしかない。
幸い俺は、自分で言うのもあれだけど、運動神経が良いのだ。
勢いよくジャンプ!!!
ストッッ
上手く街灯の上へ乗れた!しかしバランスが!
「あっ」
「………!」
ピチッッ
「ラッシュぅ!」
「……」
ラッシュが転落しそうな俺のバランスを整えてくれた!
そのはずみで、俺はバルコニーへ飛び移る!
「よいしょっと」
なんとか飛び移れたようだ。ラッシュのおかげ。
やっぱこいつ、
そして、壁の向こうにいたのは⁉︎
デカいラッシュだった。
「は?…同じ見た目の宇宙人ってだけか。
お前の仲間か?」
「……」
ラッシュが頷く。
彼よりもデカいラッシュ…の仲間がいるとはな。しかも2匹も…。
奴らが守っている扉は高い塔だ。もしや敵のアジト⁉︎
「よし、スレ民に聞こ!」
ワイ、宇宙人を拾うwwwwwwww まめでんきゅう–ねこ @mamedenkyu-neko
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