第34話 VS集落


 冒険ギルドからの緊急クエストを受けました、ミワンです。


 対集落戦に向け、ある程度の準備を済ませておいて.....。さっそく、フィールドへ向かうことにした。

 とりあえず、ソロで相手することにする。時間経過で強くなることが想定されるのであればさっさと倒しておくに限る。

 それでも敵対勢力もかなりのものだろうね。ちょっと気合をいれないと.....。









 フィールド森林地帯

 獣道を慎重に進む。

 周りを見渡しても、狼を使役するゴブリンの姿を確認できる。さながらライダーのような雰囲気を感じ取れる。さしずめゴブリンライダーかな?


 ここで戦闘になっても多勢に無勢だよね.....。【同化】を発動させつつ、様子見して先へ進もうか。





 さらに先へ進むと巣のようなものが見えてきた。.....うん、前回よりもかなりの広さを感じる。やっぱり集落化しているんだろか、辺りをみてもホブゴブリン以上の存在も確認できる。しかも、なんか住処みたいなものも形成されていたりする。

 .....てか、あそこ洞窟なのかな?地形までしっかりとしたところで作られている.....。


 ここまで観察してみても、ここを統率しているモンスターの知性の高さを感じられるよねぇ.....。そう考えるのが一番妥当だろうね。


 結構厄介だねぇ.....。知性が高いとその分戦略の幅も広がってしまうんだろうし、単独ではかなり面倒を掛けそうだね。



「まぁ、うだうだ言ってても仕方ないか.....。ちまちま行くことにしようか」



 さっそく行動に移す。



 とはいっても慎重になんだけどさ。


【同化】を発動させつつ、【索敵】【観察】【集中】【魔素感知】【情報処理】【並列思考】【機力変換】を発動させておく。

 それに合わせて【彩色】を発動させ、人体色から迷彩色に変色させ、周囲とほぼ完全に同化をさせる。



 .....うん、どうやら気づいていないようだね。ここまで至近距離で接敵しても気づいてないのは同時発動させた効果はあるようだね。

 そのまま、短剣に武装変形させ【短剣術】【暗殺術】を発動させ目に見える敵を斬る。


 多少騒ぐだろうけど、一瞬でたたけば他からはバレてはいないようだ。

 .....ここが巣よりもかなり広いおかげか、音をかなり落とせば反響しにくいかな?


 とりあえず、これで勢力を減らしていこう。少しずつ奥へ向かっていくことにしよう。




《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》

《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》

《これまでの行動経験値より、熟練度が上昇しました》




《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》

《これまでの行動経験値より、熟練度が上昇しました》

《これまでの行動経験値より、〈隠密〉を習得しました》




《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》

《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》


《これまでの行動経験値より、熟練度が上昇しました》







 .....ふぅ。やばいな.....。

 数が多すぎる、かれこれ1時間ぐらいは戦闘しているんじゃないかと思ってしまう。ちまちま接敵している分、戦闘自体が中断されるためレベルが上がったり熟練度も上昇している。



 ここまでで数十体以上の迎撃、撃破しているけど.....数が足りない。

 敵の強さ自体はまだそこまで強くはない。ただ数が多すぎるんだよね。

 .....頭数が増やせれば、何とかなりそうな気もする。



 手段はあるにはあるが.....今さっき取得したばかりの【隠密】まで発動した状態で精一杯の状況なんだ。新しい手段を講じるまでの余力がない。



「ひとまず、バレるまではこのまま進めるのが一番か.....な」










《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》

《これまでの行動経験値より、熟練度が上昇しました》








 さっきと同じぐらいの数.....いや、それ以上の数を撃破したんだけど。やっぱりレベルが上がるまでの必要経験値量が多いね。


 それにしても.....





「......隠密行動ももう限界.....かな」



「「「Gyaaaaaaa!!!!!!!」」」」





 集落の外周から攻めつつ中心部に近づきすぎたためなのか、僕の姿がすでに敵に晒された状態になってしまった。

 ここまで来たら隠密系統のスキルを発動するのは無駄に近いか.....いや別手段もあるし、いったん解除しておこう。





「さ、第2ラウンドと行きましょうかね」




 本気の1vs多数の戦闘を始めていこうかな。





 名前:ミワン(機人族・アモルファス★ フォルム:〖ウルフ〗【メイジス】)

 所属:〖〗

 レベル:24→30 SP:30

 職業:模倣者

 HP:780/780

 MP:920/920

 STR:55 〖65〗【12】

 VIT:52 〖15〗【40】

 AGI:55 〖140〗【24】

 DEX:74 〖51〗【70】

 INT:58 〖30〗【150】


 AP:16→22

 スキル

 ・形状操作89↑・形状維持53↑・高速操作39↑・ストック3(人間・ウルフ・メイジス・○○・○○)・機力変換39↑・機力貯蓄25↑・機力操作28・増殖9↑


 ・模倣23・反復65・情報処理50↑・並列思考9↑


 ・魔力感知80・魔力操作91・魔素感知54↑・魔素干渉26・魔素操作19・魔素術10


 ・剣術14↑・格闘術26↑・刀術3・銃術4・暗殺術23↑・短剣術13↑・棒術1・槍術1

 ・索敵39↑・観察13↑・同化27↑・不動19・彩色17↑・疾走9↑・身体強化13↑・回避8・集中46↑

 


 ・脆弱:水20

 ・言語理解4


 称号

 ・不定形・ユニーク

 ・優柔不断

 ・魔の探求

 ・凪拳蹴撃流(仮)・老魔素師への弟子入り

 ・冒険ギルドJ級

 ・来訪者


 オプション


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