第30話 山岳地帯へ


 前回よりも数が増えてきたなぁって感じる森林地帯を抜け、山岳地帯へと歩いていく僕_ことミワンです。



 それにしても、山岳地帯の入り口まで来たけど.....山岳地帯付近はそこまで魔獣やモンスターの数が多いっていう印象はないね。

 生態系として過ごしやすいのが草原や森林のほうと考えるべきなんだろうね。


 それにしても山岳地帯は他の地帯よりも強い雰囲気がある。

 魔素の流れがそこそこ強い場所がある。今までの探索結果でわかったことがある。

 魔獣やモンスターの数によって魔素の流れが散漫になっている。多分だけど魔獣やモンスターにも魔素が多少なりとも存在するんだろう。


 だからか、【魔力感知】自体だとしっかりとは気づかなかったけれども【魔素感知】を手にした今なら気づける。

 充満になった森林地帯には巣や集団が多くあるものの、山岳地帯にはそれがない。


 数か所に濃い魔素の箇所がある。その濃い魔素の箇所に向かえば今までよりも強い魔獣やモンスターが存在するのかもしれない。


 .....これ1人で倒せる範囲のレベルなのかなぁ?とりあえず魔素の濃度が薄いところから行ってみたほうがよさそうだよね。



 そんなことを考えながら、山岳地帯の探索を進めることにした。







《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》






 うん、やっぱり森林地帯よりも強いモンスターがいるね。



 魔獣も熊とかいたし、ゴブリンじゃなくてホブゴブリン以上が基本スペックみたいだね。僕も多少なりとも戦うことができるけどある程度強さがないと厳しいかも、少し前の僕だと結構怪しかったかも?




「それにしても、傾斜が低いのか高いのかいまいちつかめないね」



 確かに山々があり、洞窟があったりと様々な感じがあるけれども.....高い山のイメージがあったけれども.....そこまで高くないのかもしれない。

 歩いていてあまり苦を感じないんだよね。

 ステータスの影響なのか高低差をあまり感じないからなのかはいまいちわからないけど、まぁ探索する分には楽だからまぁいいのかもしれない。



 でもさ、でもだよ。


「本当に山だけでも大きく広いんだよね.....しかもモンスターもまばらなんだよね」



 まぁ、うん広大な土地とさらに森林地帯と比較してもモンスターの数が少ないせいで接敵自体がさっきよりも少ない。


 その分索敵に集中しすぎなくていいかな?あとは生態系の調査を集中的に行っていった方がいいかも?


 と、いうわけで周囲をくまなく探索することにした。








《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》

《これまでの行動経験値より、熟練度が上昇しました》



《これまでの行動経験値より、熟練度が上昇しました》

《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》


《これまでの行動経験値より、〈並列思考〉を習得しました》



《これまでの行動経験値より、レベルが上がりました》

《これまでの行動経験値より、熟練度が上昇しました》







 そんなこんなですっかり夜になってしまった。

 探索自体は全体を見通すことはまだ完遂していない.....しかも、多分達成率は半分もいってないと思う。


 しかも、奥のほうへ少し進むだけでも強さが少しずつ上がっていく感じがする。

 そのせいか接敵数自体は多くはないものの、レベルがまぁまぁ上がっている。


 つか、絶対1人でやるやつじゃなかったね。【魔素術】による遠距離攻撃をしつつ接近戦で応戦することでやっとこさ倒せる感じ。

 これが単体相手だから成り立っているようなもので複数体との接敵は【魔素感知】を駆使して何とか回避しているけど、戦いになったら多分無理だろうなぁ.....。




 それにしてもなんだかんだで【並列思考】を獲得することができたね。

 ただ、頭痛が半端ないね。結構無理をした感じもあるから今日はここまでにしたほうがいいね。

 無理して進みたくないし.....。




 しかも、この奥にいるんだよねぇ.....。一か所だけ膨大な魔素の集まりがあるもん、無茶していきたくないわ。


 ただ、その場でじっとして動いていない感じがあるからなぁ。今のところそこまで心配する必要もないのかもしれない.....かな?





 少なくともそのナニカと接敵するためにも魔素術や武術の鍛錬を積んでいくしかないかな。



 ひとまず無期限クエストに関してはたまに実施する感じで進めることにしよう。

 フェルシアさんにはまたおすすめのクエストを斡旋してもらおうかな?なんとなくいいクエストを教えてくれそうだし.....無表情だけどなんだかんだでしっかり仕事してくれますからねぇ。




 とりあえず僕はのんびりと街へと戻ることにしたのだった。




 名前:ミワン(機人族・アモルファス★ フォルム:【メイジス】)

 所属:〖〗

 レベル:15→18 SP:15→30

 職業:模倣者

 HP:580/580

 MP:720/720

 STR:46 【12】

 VIT:36 【20】

 AGI:48 【14】

 DEX:60 【70】

 INT:46 【120】


 AP:7→10

 スキル

 ・形状操作78↑・形状維持45↑・高速操作27↑・ストック3(人間・ウルフ・メイジス・○○・○○)・機力変換32↑・機力貯蓄18↑・機力操作20↑・増殖4↑


 ・模倣12・反復49↑・情報処理40↑・+並列思考1


 ・魔力感知75↑・魔力操作86↑・魔素感知43↑・魔素干渉19↑・魔素操作13↑・魔素術5↑

 ・剣術3↑・格闘術13↑

 ・索敵30↑・観察44↑・同化21↑・不動19・彩色6・索敵8↑・疾走1・身体強化6↑・回避4↑・集中35↑

 


 ・脆弱:水20

 ・言語理解4


 称号

 ・不定形・ユニーク

 ・優柔不断

 ・魔の探求

 ・凪拳蹴撃流(仮)・老魔素師への弟子入り

 ・冒険ギルドK級

 ・来訪者


 オプション


 5500G




 _____________________________________


 ステータスに不備が発生していました。次回にて正確な数字を記載します。

 足し算が間違えていることが多いので生暖かい目で見てくださると嬉しいです。



 新作も少しずつ書き溜めて、毎日定期的に投稿しておりますので、もしよろしければついでに見てくださるとうれしいです。



 青春のペンフレンド~手紙の絆、恋の始まり~

 https://kakuyomu.jp/works/16817330658504604222


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