第8話 おじさんは進む。
徳島は先程、倒したSKS持ちのデスボックスを触り中身を確認する。
中には、SKSの他に銃弾と水やチョコレートバーがあった。
とりあえず、徳島のバックパックの中はまだ余裕があるので、全てをバックパックに移し、SKSだけを取り出す。
徳島は何度か空打ちをしたり、照準などの動きをしてSKSを確かめる。
実際に銃弾を撃ってはいないので、精度は分からないが、使えると判断、銃弾をまとめて装填できるクリップはないのでSKSに一発一発装填を行う。
UMP45の弾倉にはまだ銃弾は残っているが、この比較的平穏なときに弾を装填しておこうと弾倉交換及び交換した弾倉には銃弾を装填する。
周囲を警戒しながらマップを確認するとエリアの半分まできており、残りのエリアの状況は半分は麦畑地帯、残りは工場地帯といった感じだ。
麦畑地帯にはポツポツとしか建物がないので、身を隠すことが難しい。
どちらかというと、速やかに抜けて工場地帯に行きたいところだ。
徳島は先程奪った水で喉を潤し、再び周囲を確認しながら、厩舎を抜け出す、近くの館からは銃声がときおり聞こえてきている。
徳島は、顔を出さずに麦畑地帯に向かって行こうと決め、慎重に足を進めて行く。
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