第85話 神様がめっちゃうろうろしてるダンジョン
「ロク殿、マチ殿、わいはこれからゲーム配信するから、原稿は任せたでござるよ。トレビアンなだけに!!アヒャヒャ‼」
「りょ!(°Д°)ゞ敬礼!!!」
「お任せくだされ!Σ(。>д<。)ゞ敬礼!!!!」
「お主達がいてくれるからこそ、わいは安心して真央氏と晴氏とでゲームが出来る。感謝。」
「隊長~!( ´^`° )ウッ」
ガチのオールラウンドオタクのロクサーヌとマチルド。この2人といるときの桃子は素がでていた。己の好きを存分に出し合える貴重な同志。
「ねぇ、真央、、桃子さんってあんな話し方してたっけ・・・。」
「いや、たまにおかしいとは思ってたけど、、ここまでは、、」
真央と晴は素の桃子を知らなかった。桃子は自分のどこを誰にどう隠していたのかついにわからなくなり、もうどうでも良くなっていた。
「さ。真央氏、晴氏。勝負でござる!ゲームしよ♪(*´∀`*)」*真央と晴とならちょっとデレても夕に怒られなくなったご機嫌な桃子。
「あ、うん。。」
「さ、ここがゲーム動画の配信用にした部屋だよ!」
「う、うわ、、すごっ!ええええっ!???」
12畳の部屋。真ん中に大きなソファと大理石のテーブル。大画面のスクリーンに一流の撮影設備。そして、
「メジェ君がね、勝手にエジプトの遺跡から壁画とか持ってきちゃったんだよね♪あの神、以外とセンスあるよね~!」
「こ、これはまるで・・・」
ダンジョン。そう。ダンジョンのように迷宮セットされていたのだった。まさにゲーム配信にふさわしい大人心をくすぐる不思議空間。そしてさらに、、
「なんかね、ここにエジプトとゲート繋げたらしくて。メジェ君の兄弟があちこちにいるけど気にしないで♪あ、そこにもいるから踏まないでね?」
アジェドからンジェド。メジェド率いる50人兄弟が好き勝手に日本にやってくる空港にもなっていたのだった。
「オイ、桃子!俺ハ映スナヨ?」
「あ、カジェ君。カメラに映り込まないところにいてね?」
「ネェ、桃ちゃん♡あとで三つ編みして?」
「あ、サジェちゃん(*´∀`*)わかった、ウィッグ持っておいで?」
「ええ、、全員同じに見えるんだけど・・・。」
なんで区別できるの、、桃子。。。
続く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます