第80話 そろそろこのくらいが自分に見合うと思ってた所なの。な天才桃子。
夕「こ、ここが、、凄すぎる・・・。こんな所に住もうと思ったことすらない。。」
マチルド「あ、あわわわ・・・しゅごい。。」
ロクサーヌ「ひょえーーー!ハリウッドスターでも住んでたっすか??」
ババーン!ブラウンさんが見つけてきた大豪邸を見に来た一行。門の前に立っただけで圧倒されていた。まるでハリウッドスターの住むお屋敷のような圧巻。
草村「こ、これは、、家政婦の腕がなります・・・。1人ではとても、、いや。カリスマと呼ばれた私。己の限界に挑戦する機会やもしれません。」
ブラウン「ここの良いところはさ?地下があるんだよね!ブラウンの秘密のラボもここに引っ越しちゃえばいいよねー♪」
メジェ「ハハハハハ‼皆デ住メバ、毎日ガパーティーダナ‼」
夕「ね、ねぇ、なにもこんな豪邸にする必要ないし、、帰ろう?」
桃子「いや、ここに夕と住んだら毎日が楽しそうだし、とりあえず中を見てみようよ。」
夕「ええ・・・そんなの、、誰だって楽しいよ、こんな所に住めたら。。」
桃子「でしょ?思うだけなら誰でも出来る。実現するなら実現する為の行動をするまでだよ。」
無意識プチ転生者の桃子。ついに江戸時代の桃次郎の記憶を消すことが出来たが、強運体質、そして頭の賢さは健在であった。
玄関から入ると、広い庭に大きなプール。これならスフィンクス達もご機嫌に違いない。っていうか、古代兵器の遺跡である2頭。このくらいの待遇はするべきだろうと桃子の頭脳ははじき出していた。メジェ君にしたって神様だ。王宮は無理にしてもこのくらいの豪邸がふさわしいのではないか。うんうん。
夕「うわぁ・・・足が震えてきた。。」
桃子「中も見てこよう!」
夕(こういうとき、桃子って堂々としていてかっこいい、、きゅん。)
玄関を開けると、広々としたエントランス。そこから一行は、ダイニングキッチンへと進む。
夕「うわ、、迷いそう。」
草村「まぁ、、晩餐会が開けますね。夕様、見てくださいませ。このシステムキッチンをっ!業務用の冷蔵庫です!!」
その他、浴室にトイレ、屋上に、数えるのをやめた部屋の数、、
桃子「うん。素晴らしいね。これでおいくらでしょうか?」
ブラウン「◎◎億でおつりがくるっていってたー。なに、ブラウンも地下室のお金ちょっとだすよ♪」
桃子「わかりました、、5分ください。」
天才漫画家、副業は動画配信者、ラジオDJ、株所有者の桃子は、頭の中で数字の舞踏会を開いていた。そう、アメリカドラマの「ナン◎ーズ」のオープニングのように・・・。数字はトモダチ‼
桃子「ふぅ、、お待たせしました。ここにしましょう。」
夕「・・・・・・え?」
マチルド「は・・・・・・?」
ロクサーヌ「ケスクセ・・・・?」
草村「なんですって!!」
ブラウン「わかった!契約するって言ってくるー♪」
メジェ「ياي! كل ما يمكنك لعبه!」*思わずアラビア語
桃子「まぁ、貯金はほとんどなくなっちゃうけど。お金はどんどん入ってくるもんだよ!さぁ、引っ越しの準備しないとね!!」
なんて子なの・・・桃子。
こないだまでのポンコツぶりが嘘のようよ・・・。
続く。
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