第77話 この世は知らなくて良いことが盛りだくさんbyブラウン

 一行がエジプト初散歩に出かけて1時間後。


夕「ゼェゼェ、、も、もう無理、、パワー有り余りすぎ、、」

アギョ「やーん、もっと遊ぶぅ!(⁎˃ᴗ˂⁎)」

ウンギョ「ウンギョーはお眠ぅ!帰ろ、夕ちゃ。。(*ฅ́˘ฅ̀*)」

夕「ぐっ、、かわいすぎてツラい、、また明日来ようね?」


 夕の毎朝のエジプト散歩は確定したようだ。ただ、見渡す限り砂漠なので普通のかわい子ちゃんが喜ぶ買い物や観光はできなそうだけど、、。とりあえずゆるキャラ化したスフィンクス達がめちゃくちゃかわいいので夕は満足なようだ。


ブラウン「おーい!戻ったであるー!有意義な平和条約が結べたであろう。ったく、まだ喧嘩していたとは、、。」

桃子「はぁ、、やっと戻ってこられた。。怖かった、、。顔が鳥の人とかキリンみたいな人とか、、(ノД`。)」


 曰くのピラミッドから帰ってきた二人。これ以上のことは皆さんは知らない方がいいので忘れましょう。とりあえず言えるのは、今日、ブラウンさんによって地球の平和が守られたということだけ。ブラウン条約が結ばれたのだ。きっと、おやつは1日1回までとかの約束をしたのだろう。


草村「お帰りなさいませ。ブラウン様、草村は鳥取で新しい事業を計画致しました。」*砂漠の砂を乱売するつもりのおちゃめ草村。

ブラウン「ん、わかった。クリエーションを奨励しよう。草の者会議で話してくれたまえ。」


桃子「あれ?メジェ君は?」

夕「そこにいるじゃん。」

桃子「え、どこ?」

夕「そこそこ!下。」


 桃子が目を凝らして辺りを見ると、砂漠の砂にすっかり同化したジェド兄弟が2on2で燃え尽きていた。


メジェ「ヤルジャナイカ、、兄サン」

ミジェ「オ前モナ!サスガ俺ノ妹ダ!」←!!!!????


夕「すごかったよ、神のバスケットボール。早すぎてほとんど見えなかったけど!たまにスフィンクスちゃんたちにボールを奪われてて砂嵐ができてたよ。」


 メジェ君曰く、たまに起こる竜巻や砂嵐は、ちびっこ神様たちがこうやって遊んでいる時に発生するらしい。え、やめてもらっていいですか。


桃子「そろそろ帰ろ?メジェ君、大丈夫?瞬間移動できる?」

メジェ「ワカッタ。。」ヨロヨロ、、


「帰ルゾー!生麦生米生卵ーーー!ワーオ!ソレ何丁目~!!!」*呪文


 こうして、また楽しい日常のルーティンが出来上がった桃子と夕。

 家に戻ると、砂だらけだったので皆、シャワーを浴びざるえなかった。


桃子「ふぅ、、やっとスッキリした。毎日この勢いだと体力持たないな、、」

夕「いい息抜きになるかもよ?明日筋肉痛だね。」


草村「では、朝食をご用意致しますね。」

桃子「ていうか、もう10時だ。お昼ご飯になっちゃったね。」

ブラウン「ブラウンも食べる。なんか知らんけど、むぎ飯で TKGしたくてしょうがないんだ。」*洗脳されやすいブラウンさん。


 ピンポーン。玄関のチャイムが鳴る。

「せんせーい!妙でーす!原稿くーださいっ!くださいなー!」


桃子「あ、やばい。妙ちゃんが来た。あと2ページ描いてない、、」

夕「あ、大丈夫。私が描いた原稿を読んでもらうからその間に仕上げて!」

桃子「ナイス奥さん!」

夕「当たり前よ!♡」


スフィンクス達が門番としての役割を始めて果たすときが来た。

「「お迎えしてくりゅー♡(*ฅ́˘ฅ̀*)(⁎˃ᴗ˂⁎)」」ワフワフ‼


 数秒後、玄関からは、黄色い悲鳴がこだましたのだった。


「ぎゃーーーーー!!!ぎゃわいいぃぃぃ!!!!♡♡♡」



 続く。 




  

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