【GL】かわいいに捕まってしまいました。でも嬉しいので誰も助けないでください！

第57話 どこを拾ってもカオスなのでとりあえず読んでください

「ちょっと、、桃子？どういうことなの？」

「え、違うよ！？ヾ(@o@;)/ ヽ(;@o@)ﾉ 」

「違うってなによ？」

　付き合って２日目に下手打った桃子。夕に寝室に連れて行かれて尋問されていた。

「かわいければ手当たり次第に口説いてたんじゃないでしょうね…？」

　＊自分も含めてかわいいと暗に言っているので一部の女子に嫌われるタイプな夕。

「ち、違うよ。。推しと恋は別腹っていうか、、元々そろそろ出版社で描いてもいいかなって思ってたところに、妙ちゃんが来たから、、こんなにかわいい子が担当ならって思っただけで…、付き合いたいとかじゃ、、」

「それって、、私にも同じことを思ってたってことでしょ？私のこと推しだって言ってたじゃないっ！」

「はぁうっ！！ヾ(@o@;)/ ヽ(;@o@)ﾉ ｱﾀﾌﾀﾄﾞｷﾞﾏｷﾞ‼」

「なんか、不安になって来ちゃったなぁ、、桃子と付き合うの。。飲み行っちゃおうかなぁ、赤提灯…。うらみます歌っちゃおうかなぁ～。。」

「えええっ！！ちょ、ちょっと待って！！夕のことは推しじゃなくて恋だって途中で気づいたし、、あと妙ちゃんは彼女いるからね？？！！」

「え、、そうなの？・・・でもでも、、あんなかわいい子、、私勝てない。いっそ体でつなぎ止めるしか、、」

「え、なに言ってんの？？夕は世界一かわいいよ？？お、怒るよ？？っていうか、えっとえっと、た、妙ちゃんは、、その、、あ、異世界から来た人だからっ！！！」

「い、異世界…？」

「そう、、妙ちゃんは、誰でも魅了というチートを持って生まれる別の星、、そうっ！えっと、ｸｻﾑﾗｻﾝﾀｽｹﾃ…あっ！ホワイトマッシュルーム星から来たんだよ！！」

「は？そんなの信じるわけないでしょーが！！」

　さすがの夕もぶち切れそうな嘘を桃子がついたその時だった！！

「ｵｲ‼ﾌﾞﾗｳﾝﾖﾝﾃﾞｻｶﾓﾘｼﾖｰｾﾞ‼」

「・・・え？」

「え？今の声どこから、、って、うわぁぁっ！あ、足下にっ！なんかいるぅっ！！？」

「きゃあっ！ざ、座敷童っ！！？」

「ｼﾂﾚｰﾀﾞﾅ‼ｶﾐﾀﾞｿﾞ?」ｱｯ‼…ｺﾃﾝ。ｼｰﾝ…

「あ、あれ？な、なんだ、、メジェド様のぬいぐるみか、、。」

「え？でも、今喋ったよね？」

「え、でも気のせいみたい、、動かないし。」

　桃子が下に落ちていたぬいぐるみを両手で持ったその時だった！

「ﾜ､ﾜｲﾝﾉﾏｾﾛﾖ…。ﾃﾞﾝﾁｷﾚﾀ…。」ｱｯ⁉…ﾌﾟﾂﾝ、ｺﾃﾝ、ｼｰﾝ…。

「え、また動かなくなった、、。」

「こ、怖い、、とりあえずベッドの上に置いてリビングに行こう？」ﾎﾟｲｯ‼

　なにか見てはいけないものを見てしまった二人は、慌ててリビングへ戻った。

「あ、ピーチさん！それでっ！出版の方は考えてくださいますよね！？」

　しびれを切らした妙が桃子に詰め寄る。

「あ！わ！顔近っ！！まつげながっ！色白っ！顔小っさっっっ！！」＊もはや美人恐怖症に近い桃子。

「お願いですっ！今日契約して帰らないと、マッシュルーム星に帰らなくてはなりませんっ！！」＊これは気を利かせた草村さんによる仕込みです。

「え！！異世界から来たって本当の話だったの！？」＊信じた夕

「えっ！本当にあるの！？ホワイトマッシュルーム星！！？」＊ゴリゴリに信じた桃子

「草村はこどもの頃からそういう星があると言い伝えを聞いたことがございます。」＊話を合わせるのも家政婦の仕事な草村さん。

「と、とりあえず、、出版は引き受けます。。」

「ピ、ピーチさんっ！！ありがとうございますっありがとうございますっ！！これで社に帰れますっ！！」＊妙、半泣き。

「ちょっと、まだ話終わってないんだけどっ！」＊般若、夕。

　またしても、収集がつかなくなった。。

　続く。

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＊念のため、タグにハーレムを追加しました。