Hプレイの午後

上松 煌(うえまつ あきら)

Hプレイの午後



 目の前に大きく広げられたユッチのアソコをボクはジックリ観察している。

彼女は恥ずかしがって、丸出しになった股間を閉じようとするのだけど、大股開きでハリツケにされているのだからムダだ。

胸の下には枕を置いて、乳房を突き出すようにのけ反らしてある。

股のほうから見て顔が見えないのが残念だけど、彼女はボクにアヘ顔が見られないのに少し安心したようだった。

「ね、ユッチぃ。縛っていい?」

ボクは甘えた調子でおねだりしたのだ。

「ねっ、ぜぇ~たい興奮するからぁ。ハリツケ、ハリツケ。Hプレイしようよぉ~」

「え~? やだ。恥ずかしぃ」

ユッチは本気で恥ずかしそうに反対する。

「ちょっとだけ大の字型で縛るだけ。ひもは成人式の時の着物の腰紐とか伊達締めとかタンスにいっぱいあるじゃん。ね、ちょっとだけ。イヤだったらすぐにやめるから。お願い、一生のお願いだから、ねっ、ねっ」

必死に懇願してお許しをもらったボクは、彼女のロココ調の素敵なベッドの手すりに手足を広げて縛っていく。

股間はやっぱり、これ以上広がらないくらい思いっきり左右に引っ張って女性の大切な部分が丸見えになるようにして縛り付けた。

「あっ、痛っ。股関節」

彼女が苦情を言ったけど、若い体は柔らかいのでそれ以上は何も言わなかったので一安心だ。

「ユッチ、きれいだ、とても素敵だよ」

本当に本気の本気でそう思う。

大きくのけ反った乳房のこんもりした柔らかな盛り上がり、へそから下腹部につながるお腹のなめらかなライン、そしてプックリした恥丘の下にあられもなくさらけ出された女の恥ずかしい生殖器の部分。

ボクのデカマラがボクサー・リーフの下でムックリと蠢いた。


 ボクがつるっつるに毛剃りしてあげた恥丘をそっとなぞり、その下にツンと上向いているクリトリスに指をすべらす。

「あっ、ユッチ。クリ倍ぐらいにふくらんでるよっ。や~らしい、すけべユッチ。縛られて大股開きされただけでこんなに良がってるジャン」

「やんっ、うそっ」

彼女はちょっとバタバタ身動きして股間を閉じようとしたけど、裂けそうに広げられているアソコは丸出しのままだ。

「そっかぁ、ユッチは全裸ハリツケがお好きかぁ。もう、女性器丸見えの丸出し。こ~やって大陰唇を左右に思いっきり引っ張って、はい、小陰唇を全開ぁい~」

ボクは言葉で彼女を辱めながら、ピンクの花びらのような小陰唇を更に開いて薄薔薇色の性器の中身を晒していく。

クリがピクピクッと愛らしく震えて、

「ぅんっ」

と、押し殺した小さな声が漏れた。

これだけですごく感じてくれているらしい。

ボクはうれしくなる。

もっと、や~らしいことをしてやらなきゃ。

すっげえ長くて硬いものを子宮の奥の奥まで突っ込んでズコズコ突きあげて串刺しにしちゃっていいかな?

ぶっとくて膣口がメキメキって裂けるくらいのを無理やりぶっこんで股裂きにしちゃっていいかな?

サディストのボクはそんな妄想をする。

でも、現実になったらボクは怖くてぶるぶる震えて卒倒だ。


 小陰唇のすぐ下には尿道口があるんだけど、傷つけるといけないので無視。

膣前庭っていうツリッツリのきれいな粘膜のところがあってその下が、お目当てのいやらしい膣口ね。

それを半分くらい覆うのが処女幕で、性交するとこれが破れちゃうって本当なのぉ?

膣口は股を思い切り開かれてるんで、左右から真横に引っ張られてちょっとだけ口を開けてた。

その隙間からネトッとした粘液が少しだけ会陰方向に流れている。

ボクは興奮してしまって指を3本まとめて膣内にいきなりズブリッっと突っ込む。

「あっ、ぃっつぅ」

「ご、ごめ。でも、あ~、エロいぃ。ユッチのマンコの中もうぐっちゃぐちゃだよっ」

リング状にキュウゥッと締まる膣壁も複雑でエロい肉襞もグチュグチュにぬれていて、グリグリと内部をかき回すと、

「あ……いい。そ、そこ……ああ。ん」

と腰をくねらせて悶えた。

膣口の少し奥、膣前庭の裏あたりにある「いい・ポイント」だ。

ここには性感帯が集まっているらしく、刺激するとだれもがいいって良がるので「いい・ポイント」。

ま、ボクが言ってるだけだけど。

クニュッ、クチュックチュッ、ピチュッっと彼女の液が指の動きにつれてだんだん大きな音になる。

ボクがもう片一方の指も3本突っ込んで、グイッと力を入れて横長の四角に広げたので、いかにも内臓といった薔薇色の膣壁と肉襞が丸見えになった。

強引にさらけ出されたその部分が、レースカーテンを閉めただけの昼間の光と天床ライトにヌレヌレ照らされてすっごくや~らしい。

ボクの股間がドヤ顔で存在感を示してくる。

「ユッチ、いい。いい。すげぇH」

子供みたいに全身で彼女の腰にむしゃぶりついてクリトリスをくわえる。

乳首もそうだけど、クリもあんまり吸い上げると痛がって白けちゃうので、クリコリクリコリと舌で優しく転がしながらしゃぶる。

ビクンと女体が痙攣し、小陰唇に守られたクリが伸び上がるようにピクピクと蠢く。

「あ……ん。んんんっ」

ユッチは小さいけれど色っぺぇ声をあげながら弱々しく腰を動かしている。

縛られて股間全開でハリツケにされているので、そんなに体を動かせないのだ。

それがものすごくソソる。

もう、マラはガマン汁でべっとべとだけど、もう一踏ん張り。

エロい彼女を楽しませてあげなくちゃ。


「シックス・ナインね。なめて」

彼女の口にデカマラを含ませようとするんだけど、マラは興奮しすぎていて勝手にビックンビックン跳ね上がって、自分の腹にビッタンビッタンぶち当たってしまう。

しゃぶってもらうのはあきらめて、タンマリしゃぶってあげることにする。

まず、のけ反ってツンと上を向いている乳房の真ん中の愛らしい乳首。

爪でチクチク、クニュクニュしてから、薄い乳輪の上でちょっと大き目のそれにふうっと吐息を吹きかけ、歯を立てないようにカジカジする。

ピクピクゥンと爪先立つような感じで乳首が勃起する。

ボクはユッチのマンコに指を突っ込んでトロトロかき回し、Hな粘液をすくい出して乳首を中心にタ~プリ塗りつけた。

それから豊かな両乳房をつかんで、乳で上半身を吊りあげるような感じで持ち上げる。

これもあんまり吊りあげると痛がるのでNGね。

ゆ~くり揉みしだきながらチュパッと吸い付く。

「あっ、いっ、いい……」

ユッチが腰をくねらせる。

乳首をレロレロすると、塗りつけた彼女の粘液のちょっと酸っぱくてえぐいような味が口に広がってきた。

別段、美味しくはないんだけど、彼女のこの微妙な味はボクの気に入りだ。

体をずらして丸出し性器に移動する。

膣口を舌で優しく押し開いて、中身にチロチロと蛇の舌みたいに押し当てる。

もう、マンコの中は大洪水で、あふれてシーツをぬらしてしまうので、ティッシュでふき取りながらのご奉仕になった。

女性器の奥のほうまで丸見えの恥ずかしいかっこうで晒されてるのに、こんなに感じてくれるなんて。

同時にボクのデカマラも限界近くになっていて、赤黒く充血した亀頭が極度なまでに膨張して、皮膚が思いっきり膨らめた風船のように薄くなっている。

ガマン汁に濡れているわけでもない所がテラテラとぬめ光っているのは、今にも爆裂しそうに皮が引っ張られているせいで、かなり痛いのだ。

壁のカレンダーを見て、意味もなく数字計算してちょっと落ち着かせる。


「ユッチぃ、4本指行くよぉ。グッサァ~」

ちょっと力を入れて、ズブッズリュリュリュって感じで奥まで突き立てて、肉襞を

えぐるようにグリュングリュン大きく動かす。

「ああ……ん、も、もう限界ぃ~」

呻くようなユッチの声。

熱い熱い膣壁がまつわり付くようにじんわりと締め付けてくる。

クリがピンピク蠢いて、膣口がギュ~ッと閉まって子宮の奥に向かって吸引するような蠕動。

「もう、ダメ。あぁ、ぅっ、いくっ、いっちゃうっ」

「ちょっ、待ってっ」

ボクもガマンの限界だ。

屹立している伝家のデカマラをドゴォッて感じでブッ刺す。

「ひっ」

彼女の小さい悲鳴。

いつもはもっとソフトなのだけど、今回は勝手に腰が動いてしまう。

ズブ、ズボォズボボボって感じに一気に膣の奥の奥までを貫通する。

勢いあまってズガッって感じで子宮口を突き上げてしまった。

「きひぃっ」

デカマラはこういう時に困る。

常に痛がらせないようケガをさせないように気を使って、思い切り根元までぶっ込めないのだ。

「ごめっ」

謝ったものの、もう止まらない。

ズコズコズコズコッ。

「イッ、イヤッ、あひっ、ひぎぃ、あぅっ」

ユッチは本気で痛いらしく自分から伸び上がるようにのけ反っていく。

声も必死っぽい。

ボクはそれでやっと冷静になって動きをゆるやかにする。

でも女の性器は正直で、膣口が引きつるみたいにパクパクして、肉襞と膣壁が炭火の上のアワビみたいにグニュグニュ、キュッキュッと締めてきて、子宮の最深部に向かってさっきより強い吸引が連続する。

クリトリスも小陰唇も膣内も、充血して生きのいいレバーみたいにプリプリしている。

「ぅおぅっ、っつ」

絞り上げられて思わず声が出る。

「いくよ、ユッチ。すごくいいっ」

「……!!」


 中出しはだめだ、瞬時に引き抜く。

その瞬間、灼熱のマグマのように重くて流動する快感が突き抜けて、ビピッという先走りの音と同時に、白い弾丸がユッチの頭を越えて飛び散り、残りが顔にかかっていた。

「うおおおぉぉぉぉぉ」

雄たけびがほとばしる。

全身がガクガク震えるくらいの超快感だった。

ユッチはハアハアしながらグッタリしている。

良すぎてちょっと鳥肌が立ってるみたいだ。

「だいじょぶ? 激しすぎた?」

顔を拭いてあげながら、心配になって聞くと、

「…………」

と、しばらく沈黙があってから、恥ずかしそうに

「だいじょぶ……すごく……良かった……ハリツケって開放感」

小さな声が返ってきた。

男がスッパリ満足して現実に戻るのとは裏腹に、女性はいつまでも性感の余韻に浸れる。

その証拠に彼女のアソコはまだピクピクしていて、クリも膨張して勃起したままだ。

マラで貫かれた膣口がちょっとだけ開きっぱなしになっていて、こすりたてられてじんわり白濁した粘液が光の粒を反射している。

それを見ているうちに、デカマラが第2戦を要求するようにテラテラと立ち上がってきた。

「ユッチ、ほら」

彼女に見せ付ける。

「ね、もっかい、もう1回。ね」

「え……」

「ねっ、ねっ。今度は妄想入れてさ。きみは色っぺえけど、超淫乱ヤリマンお姫様。お殿様のボクの目を盗んで、もう、やりたい放題。そのうちについにバレちゃって不義密通は死罪の時代だから、お殿様に刀でグッサァッってマンコ突かれて串刺しの刑。ソソるでしょ? 刀はほら、おもちゃのコレ。プラスティックで太さはボクくらいだから安全。買っておいてよかったよぉ、利用しなきゃ」

中にお菓子の入っている幼児用の刀は叩くとポクポク音がするので、張り扇がわりにかなり前に購入したものだ。

「やだ。だ~めっ。長いもん。あたし、壊れちゃう」

「へ~き。ボク冷静な時は痛いことしないじゃん。今日はちょっとアレだったけど、すご~く良かったって言ってくれたし。ね、ね、い~でしょ? 全開マンコ串刺しっ。マンコっ、マンコっ、マンコっ」

他人に聞かれたらかなり問題ありそうな単語を連呼しながら正座して、米搗きバッタのように頭を下げる。

卑猥な言葉を叫んだせいだろうか、ボクの股間はますます元気になる。

「え~? だって、演技力ないも~ん」

「なくていいから。その気になるだけでいいから。ねっ、ボク、こんなになっちゃってるよぉ~」

泣き落としだ。

「も~、まったく」

ため息交じりの声にチラッと顔を見ると、ユッチは多分……満更でもなさそうだ。

これなら実現できるかも?

ボクはもう1度、哀れっぽい声を張り上げて頭をベッドにすりつけた。

外はのどかな薄曇りの午後。

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