憧れのみのりちゃんに告白して、付き合うことになったノブくんのお話。
……そして、タイトル通りの物語です。
悲劇、っていうかもう「ひどいこと」の原液みたいなお話。
なんかもう読み終えて「なんでこんなひどいことするの。すき♡」ってなっちゃいました。
いわゆる「曇らせ」という言い方だとちょっと軽薄すぎるんですけど、それの重すぎる版と言った感じの味わいがもうとっても最高。
しかもわずか600文字強でここまでのショックを与えてくれるんだからとてつもないです。
前半、というか、主人公ノブくんのうっきうきっぷりがとても可愛くて好き。
しっかり「みのりちゃん可愛かったんだろうなあ、この幸せ者め〜」って感じさせてくれる、このあまりにも見事な書きっぷり。
何回読んでも美味しい味がします。とてもおすすめ。