第4話 久しぶりに出会う人 1
森林地帯を足元等を気をつけながら歩いてたが、流石2週間うろついていた事もありかなり体力が付いたなぁと思っていたが、やや野生児の様な生活をしていた事に若干後悔をした。
食べれそうな生物や山菜、キノコ、果実、魚を食べていた。
解体と魚の捕獲は、最初かなり罪悪感もあり、特に解体はやった事がない為か手こずりながらやっていたが出来るようになって行ったのであった。
恐るべし適応能力だ。
そして、野生児じみた生活をしていて気がついた事があった。
ますば、果実や山菜、キノコ達には毒があった事だ。(当然だとは思うが)
見た目上は、スーパーとかに置いている物とほぼ変わらない為か食べれると思い食べると、やはり死んでいてもおかしくない色々と症状が出たが1日もするとほぼ回復していたのである。
身体が丈夫なのか、はたまた運良く致死量まで達して無かったのかまでは、わからない。
由紀(ハハハ....まさかねぇ...見た目は大丈夫そうだったのに...ニュースでこういう事があるって言ってたなぁ、もうちょい考えれば良かったなぁ。特に上下共にキラキラが出まくって脱水症状に近いのになったのはきつかった。)
と歩いていると森林地帯を抜けて、草原に出てきたのだ。
周りを見渡すと道らしいとこがあり、それに沿ってトコトコ歩いた。
由紀(しばらく休憩を取ってないしそろそろ座れる所があればなぁ)
と思いながら歩き続けたらちょうど良さそうな岩があったためそこまで歩き、そこへ荷物を置き腰を下ろして休憩をし始めた。
少しして簡易的な馬車が近づいてきたが、由紀は若干警戒しながら休憩を続けた。
モブ男(なんだ!あの超美人は!しかも、おっ⚪︎いデッッッカッッッよーしいい機会だ。声を掛けてみよう。)
鼻の下を若干伸ばして声を掛けた。
モブ男「こんにちは、旅人さんかな?」
由紀「...こんにちは、そ、そうです。」
由紀は、まさか声を掛けられるとは思ってなかったので驚いたのだ。
びっくりするやん、しかもなんかデレェとしてね?と思いながら会話をする。
モブ男「良かったら乗って行きます?今街の方へ用があって向かって行ってるので。デュフ♡」
なんかデュフって言ったぞ、ちょっと引きながら会話をつづけた。
由紀「じゃあよろしくお願いします。」
由紀はやや警戒をしながら馬車へ乗ったのであった。
ラッキーちゃラッキーだがこの男性はなんなんだろうと不思議に思っているとなんかやけに視線を感じるので、そちらに向くとモブ男がデレッデレ顔で胸と顔を交互に見ていたのだ。
モブ男(うぉぉおおお、最高やん!!顔も好みだし、おっ⚪︎いSUGEEEEEEE、なんか良い匂いするし。あっヤベェ)
と顔をプイッと他所へ向ける。
由紀は???とは思いながら、もしかして臭かったのだろうかと思って自身の嗅げる場所を嗅いだが、特に気にはならない。
なんか気まずくなってやや沈黙の時間を過ごすのであった。
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第4話 完
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