第20話 -骨武器-
スキル……って?
そう思い、開いてみる。
「……クリティカー?」
<クリティカー>
クリティカルの倍率がLUKに対応するようになる。
代わりにクリティカル率が下がる。
<発生条件>
100%クリティカルが発生するようになる。
……どういうことだ……?
ほんと説明が簡潔すぎてわかりにくい。
今までは2倍だったけど、100分のLUK倍とかそういうことなのかな?
でもせーーーっかくクリティカル確定だったのにそれがなくなるのはちょっとなぁ……
ま!またあげればいいか。
切り替えることにした。
「さーーーーーてと、お楽しみ、ドロップアイテムの確認のお時間ですイエイ。」
「これのためにLUKを上げてるようなもんだからなぁーー」
ま、初期ステータスとジョブがアレだったからなんだけどね……
「じゃあ見ていこうか。」
「今回ドロップしたのはこれですジャジャン!!」
「……杖とマント……あと骨?」
見た感じネクロトンが使っていたものが人間サイズに縮小されている。
でも見ただけじゃわからないのでアイテムボックスに入れてみる。
鑑定とかあれば便利なんだろうけなぁ……
えーっと何々?「ネクロノミトンの杖」と「ネクロノミトンのマント」と「ネクロノミトンの骨×5」
やっぱこのゲームのネーミングセンスどうなってるんだ。
まぁわかりやすいからよしっ!
ちなみに効果は?と、見てみる。
<ネクロノミトンの杖>
ネクロノミトンの杖装備時、魔法攻撃のダメージが2倍になる。
ネクロノミトンの杖装備時、MPが1.5倍になる。
ネームドモンスター、ネクロノミトンが所持していた杖。強大な魔力が込められている。
ランクA
<ネクロノミトンのマント>
マントに当たった魔法、物理ダメージ共に50%カットする。
ネームドモンスター、ネクロノミトンが着ていたマント。強大な魔力が込められている。
ランクA
<ネクロノミトンの骨>
何かの素材になりそうだ。
しかし、腕のたつ鍛冶屋にしか扱うことができないだろう。
ネームドモンスター、ネクロノミトンを構成していた骨。強大な魔力が込められている。
ランクA
「やっっっっっっっっっっっっっば!?」
ん?ん?こんなの序盤で入手しちゃっていいの?
もはや僕がまだ初心者だってことを忘れてしまいそうだよ?
僕はそのドロップアイテムの強さに驚いてしまう。
仕方ないでしょ!?だってランクAだよ!?
僕はしばらくその喜びに浸っていた……
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