☆「走れメロス」を逆翻訳したら妹が百合だった

原文

 メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿はなむことして迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。


中略


「王様は、人を殺します。」

「なぜ殺すのだ。」

「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」

「たくさんの人を殺したのか。」

「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣よつぎを。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、皇后さまを。それから、賢臣のアレキス様を。」

「おどろいた。国王は乱心か。」

「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」

 聞いて、メロスは激怒した。「呆あきれた王だ。生かして置けぬ。」


五か国語翻訳(ギリシャ語、イタリア語、ドイツ語、トルコ語、シンド語)


メンバーが怒った。 私はジャチボギャクの邪悪な王を排除する必要があると決めました。 メンバーがポリシーを理解していません。 メンバーは村の群れです。 私はフルートを吹いたり、羊と遊んだりしました。 しかし、彼は他の人よりも悪の影響を受けやすかった。 今朝早く、ミロスは村を出て、平原を越え、山を越え、10マイル離れたシラキュースに到着しました。 メンバーには父親も母親もいない。 議論せずに。 私は内気な16歳の妹と暮らしています。 この妹は、間もなく花婿となる不機嫌な羊飼いの女の子を村から連れて行きます。 結婚式はとても近いです。 そこでメンバーはウェディングドレスやごちそうを買いに町へ行きました。 まずは買い物をしてから、街のメインストリートを散策しました。 メンバーは徒歩の友人でした。 セリヌンディオです。 現在、私はシラキュース市で石工として働いています。


中略


「王は人を殺す。」

「なぜ私を殴るのですか?」

「あなたは精神を病んでいると言いましたが、誰も病気ではありません。」

「何人殺した?」

「はい、まず王の息子、次にあなたの相続人、次にあなたの妹、そしてあなたの妹の息子、そして皇帝と賢明な大臣アレクシスです。」

「王様は怒っているのかな?」

「いいえ、私は狂っていません。」 あなたは人を信じられないと言います。 今でも臣下の心には疑惑があり、これ以上留まれば誰かを人質にとってしまうだろう。 一つずつ紹介していきます。 もし拒否すれば、彼らは十字架につけられて殺されるでしょう。

これを聞いた国会議員たちは激怒した。 「彼は愚かな王だ、生かしてはいけない。」



冒頭部分は面白くなりましたが、原文とあまり意味合いが変わっていない部分も多くあります。

さらに逆翻訳していきましょう。ヨーロッパ圏を飛び出して。


十か国語翻訳(ハワイ語、韓国語、ミャンマー語、中国語、ジャワ語追加)

もう一つクレイジーなこと。 私は蛇と蠍の魔王を倒す決意をしています。 国会議員は政治を理解していない。 ナスは家族です。 彼はフルートとドラムを演奏します。 ただし、他のものよりも脆弱です。 今朝、ミロスさんは平原に向けて街を出発し、山を42マイル上ったセラカットに到着しました。 友達には両親がいない。 議論する必要はありません。 私は内気な16歳の妹と暮らしています。 姉妹は村から危険な羊飼いを雇いましたが、すぐに逮捕されました。 結婚式はとても近いです。 その後、上院議員は結婚式のためにウエディングドレスとお菓子を買うために町へ行きました。 ショッピングの後は、市内のメインストリートを歩きます。 ナスはペダルの友達です。 私はセリナンディオです。 私は現在シラキュースで石工として働いています。


中略


「王が殺す」

「なぜ私を殴ったのですか?」

「怒ってるって言ってたけど、怒ってなかった。」

「あなたはたくさんの人を殺しましたか?」

「はい、第一王子です」 次は最後の言葉です。 それから妹、そして妹の息子。 それから裕福な人もいます。 それから賢明な司祭アレクシウスがいました。 降伏"。

「驚きました。王様は怒っていますか?」

「いいえ、私は狂っていません。」 私は人を信じることができません。 今私は彼の同胞の心を疑っている。 もう一度生きたら、何匹か捕まえられるかもしれない。 拒否すれば十字架につけられます。

それを聞いて私は怒りました。 「彼は愚かな王だ、生かしてはいけない。」



登場人物が多すぎる。国会議員、ナス、友達、上院議員、姉妹。蛇と蠍の魔王ってどんなファンタジー世界だ。


結果 面白く崩壊しましたね。クレイジーです。

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