53 メリルと青龍の霊体出現

 水香が収監された翌日,予定通り,まな美はスーパーで食料を買って,水香の収監棟に来た。水香に食料を与えて,ちょっと無駄話をした。


 その間,水香は何度か妊娠しているお腹をさすった。


 まな美「その子のお父さんは誰?」

 水香「セイジって人です。その人にレイプされました。その結果がこれです」

 まな美「え?どうして産む気になったの?」

 水香「もう降ろせないんです。でも,いいんです。この子を産みます」

 まな美「そう。ちょっとお腹触ってもいい?」


 まな美は,水香に対して,防御結界を構築しなかった。その必要はないとの判断だ。だって,まったく霊力がないようだった。ごく普通の女の子だと確信した。


 水香「はい,どうぞ」


 水香は,マタニティドレスをたくしあげて,膨らんだお腹を出した。まな美は,両手でやさしくそのお腹をさすった。


 ビクビクビク!


 そのお腹が振動した。それと同時に,まな美は,なんか音が聞こえた気がした。でも,気のせいだと思った。まな美はそれ以上,触るのを止めた。


 まな美「ありがとう。わたしが触ると嫌がるみたい」

 水香「いえ,そうではありません。わたしにはなんとかくわかるのですが,もっと,触ってほしいって言っているようです」

 まな美「フフフ,水香さんもリップサービスがうまくなったわね」


 そんな感じで雑談をして,まな美は,水香と別れた。これで,今日のまな美の仕事は終了だ。


 帰り際,本棟の所長室に立ち寄って所長に挨拶をした。


 所長「まな美さん。ご苦労様。明日は,午前10時から『水香の能力あぶり出し作戦』の成果報告会があるので,水香への差し入れは,午前9時ごろにしてくれないかな?」

 まな美「了解しました。では,1時間繰り上げて訪問します。それと,和輝さんは,少しはわたしの言うことを聞いてくれるようになりました。勉強も少しですがするようになりました。徐々に,机に向かう習慣をつけるようにしたいと思います」

 所長「それはありがたい。和輝は,もともと頭のいい子だ。勉強さえすればできる子だと思う。申し訳ないが,これからも面倒をみてほしい」

 まな美「はい,喜んで」


 まな美は刑務所を去った後,スーパーに再び立ち寄って,明日,水香に差し入れすいる食料と,自分と和輝の食料を買って和輝のいる母屋に戻った。


 和輝は徹夜して,まな美のおっぱいや乳首,クリトリスなどを触りに触ったので,朝方から寝て,起きたのがお昼頃だ。ちょうどまな美が戻る頃に目覚めた。


 まな美が和輝に買ってあげたのは,牛丼,蒲焼きやなど,精力のつくものだ。それ以外に,栄養ドリンクも買ってあげた。これから,翌朝まで,少なくとも精子を5回以上はまな美の口の中に射精してもらうためだ。


 栄養ドリンクに効果があったのか分からないが,翌朝まで,和輝はちょうど5回,口の中に精子を放出した。


 だが,和輝は,本番をしたくなった。


 和輝「まな美,今度は,本番だ。膣の中に射精する。肉便器としての役目だ」

 まな美「いいけど,ちょっと待ってくれる?まだ感じないの」


 この感じないの意味が,和輝には理解できなかった。まな美の意図する意味は,霊力の感覚で,それが,子宮の中に移動できるかどうかだった。胃の中に『霊力の素』がいるのはなんとかく感じる。それを子宮に移動させるイメージトレーニングを何度もしたが,どうもいまくいっていないようだ。


 まな美は,12歳のクソガキに処女を与えたくなかった。でも,ずーっと,体をまさぐられてしまうと,もう処女を与えてもいいと思うようになった。でも,ともかくも,2日ほど待ってもらうことにした。



 ー 100番刑務所,所長室 ー

 

 所長は,相変わらず,水香とビデオでお互い自慰行動を繰りかえしていた。所長が,自宅に帰って,すぐに離れに行くのも,すぐに例のパソコンを開いて,水香と自慰しあうためだ。


 パソコンは,決してなくしてはダメなので,1メートルほどの丈夫なロープで自分の手首にキツく連結させている。自分の腕がなくなる以外,どう間違っても無くすことはない。


 所長と水香が,お互い自慰しあう仲になった後,所長は,どうやったら,水香を安全に救うことができるか,そればかり考えていた。もう,100通り以上ものプランを思いついては,欠陥がどうしてもあってうまくいかない。


 そんなプランの中で,ともかくも,身代わりを準備するのは必須だ。だから,ラブドール会社をいろいろと探して,なんとか水香に似せた特注のラブドールの制作ができるところを探した。その結果,1000万円以上なら,そこそこのものができることがわかった。でも,高すぎる。結局,既製品で少しだけオプションで水香に似せることにしてもらって,かつ,構造体の金属を燃えやすい木製に変更してもらうことで,200万円で制作してもらう目処がついた。既製品を使うので,制作に10日ほどで完成できるとのことだった。


 ーーー

 翌日,100番刑務所の所長室で,オンラインによって,警視庁本部と『水香の能力あぶり出し作戦』の成果報告会が開催された。(第17話参照)


 この会議で,水香は,水香が霊力を扱えないということが確認された。残された問題点は,水香の皮膚に触っても問題ないかという点だ。だが,確認のしようがないので,水香に触らなければいい。だが,この会議が終わっても,水香の身分は『人権がない』ということになった。

 

 会議が終了して,所長はオンラインを切った。そして,水香と繋がっているパソコンに向かって水香に言った。


 所長「今し方,本庁と会議が終了した。その結果,水香には人権がないことが確認された」

 水香「それって,どういうことですか?」

 所長「それは,,,いつ殺されても何も文句が言えないと理解してほしい」

 水香「はい。それはわかっています」

 所長「そこでだ。ちょっと試したのだが,,,」

 

 所長は,水香にある作戦を語った。そして,協力を求めた。


 水香「わかりました。はい,そのようにします。わたしは,すでに所長のものです。もし,この刑務所から出れたら,なんでもします。所長の性奴隷です。肉便器です。娼婦にだってなります。所長のためにいくらでもお金を稼いであげます」

 所長「では,早速,今日の午後,その別邸の絨毯の切り替えに10名ほど男性囚人を派遣する。後はよろしく頼む」

 水香「わかりました。ご主人様」


 所長は,すぐにα隊隊長に,今日の午後3時に男性囚人を水香のいる収監棟に派遣して,絨毯の切り替えに向かわすことを連絡した。人工衛星で人の動きが把握されている以上,このような連絡は必須だ。絨毯を式直す部屋には,水香が一切近づかないことも伝えた。α隊隊長から『そのくらいならいいでしょう』とのことで,許可が下りた。


 所長は,看守長を呼んで,200番刑務所から,日頃成績の悪い連中10名をピックアップするように言った。

 


 ー 200番刑務所(男性の刑務所)ー


 200番刑務所は,男性の囚人を収容する。100番刑務所のすぐ隣に配置されている。どちらの刑務所も見辺所長が管理しているが,100番刑務所の看守長は,200番刑務所までは管理していない。そこで,彼は,200番刑務所の看守長に,成績の悪い10名の囚人を選んでほしいと依頼した。


 200番刑務所の看守長は,依頼の趣旨が不明なので,電話で見辺所長に依頼の趣旨を確認した。その結果,200メートルほど離れている収監棟に絨毯を運んで,今敷いてある絨毯と切り替えてもらうためと説明した。現場の指揮は,所長自らが執る。他人に任せられなからだ。


 趣旨もわかったので,200番刑務所の看守長は,早速,10名の囚人を選んだ。その中には,モモカの兄,セイジもいた。


 セイジは,この堅牢な200番刑務所に収容されてから,やっと少し落ち着いた。水香の襲撃から逃れると思った。それでも,毎日,新聞は欠かさずにチェックして,水香に関する記事をチェックしている。そのためか,割り当てられた仕事に熱心ではなく,問題児として扱われていた。


 セイジは,数日前に,この200番刑務所の隣にある女性用の100番刑務所に,なんと水香が収容されたという記事が載っていたことを知った。これには,セイジもびっくりだった。下手すればセイジは殺されると恐怖を覚えた。だが,よくよく考えてみれば,セイジがこの200番刑務所に収容されているのは,公開されていないはずだと思い直した。


 こんな時,10名の囚人が選ばれて,100番刑務所の離れにある収監棟に絨毯を運んで取り替える工事をするという仕事が舞い込んだ。


 100番刑務所の離れにある収監棟?? セイジは,そこに水香がいるのではないかと思った。でも,その目的は何なのか??


 ともかくも,セイジは他に選ばれた囚人と一緒に100番刑務所に移動して,所長の指示で,各自,重たい絨毯を持たされて,100番刑務所の離れにある収監棟に向かった。


 その道すがら,所長は専用電話で水香と連絡して,寝室に移動するように指示した。また水香には,専用携帯をビデオ映像に切り替えて,ベッド部分が映るようにさせた。その映像は所長の持っている携帯で確認することができる。


 また,水香に伊達眼鏡とカツラを付けさせた。さらに妊婦なので,どうしたって水香だと分るものなどいない。

 

 所長は,収監棟の中に入って,2階に移動して,一番奥の部屋から絨毯の回収と敷き直しを10人の囚人に命じた。一通り作業が終わって,あとは,古い絨毯を持って帰るだけになった。


 この時,所長は全員に,2階の1室で待つように命じた。すると,水香が身重の状態で,なんとかお盆にコーラ,コーヒー,紅茶,お菓子類を持ってきた。


 水香「皆さん,ご苦労様です。召し上がれ」


 水香は,下着を穿いておらず,マタニティドレス1着だけ着ていた。体をかがむと胸の谷間がしっかりと見えた。


 セイジは,水香を見て水香ではないと思って安心した。それよりも,こんなところで,私服を着ている少女に興味が沸いた。犯したいと思った。


 水香が去って,1階の寝室に戻ったところで,水香は自ら全裸になって,目隠しをした。これは,所長との打ち合わせによるものだ。

 

 水香が去った後,所長は10人の囚人に言った。


 所長「みんさん,ご苦労様でした。ここで少々休んでください。それと,296号,128号,321号,059号,485号の5名は,ちょっとわたしと来てください。ちょっとした褒美をあげます」


 褒美と聞いて,ニコニコとして,5名は,所長と一緒に1階に移動した。


 所長「あの少女,可愛いでしょう? お礼として,少女の体を触る権利を与えます。ジャンケンして,順番を決めてください。一番はクリトリス,2番はおっぱい,3番はキス,4番はおしりと肛門,5番はお腹,背中,足,腕を触る権利を与えます。今から10分間です。時間が来たら,わたしがドアをノックします。いいですね? ただし,各自は,与えられた場所以外は決して触らないでください。わたしは,この携帯であなたがたをモニターしています。約束を破ったら,独房行きですよ」


 この説明に,5名全員が納得して,寝室に入っていった。10分後,彼らは,超満足した顔をして戻ってきた。


 所長「このことは,決して,他の誰にも言ってはだめですよ。では,本棟に戻って,他の連中を待ってください」


 彼ら5名は去っていった。


 所長は,このようにして,次に3名を呼んだ。その中には,セイジはいなかった。


 所長「あの少女,可愛いでしょう? お礼として,少女とエッチする権利を与えます。ジャンケンして,順番を決めてください。一番は口でのエッチです。2番は肛門,3番は膣でしてもいいです。2番と3番は,しっかりとコンドームをしてもらいます。今から10分間です。時間が来たら,わたしがドアをノックします。いいですね? ただし,各自は,与えられた場所以外は決して触らないでください。ズボンとパンツは脱いでいいですが,上半身は脱がないでください。また,手には手袋をしてもらいます。わたしは,この携帯であなたがたをモニターしています。約束を破ったら,独房行きですよ」

 

 彼ら3名は,超嬉しくなった。だって,エッチができるのだ。1番になった囚人は,ベッドに横になり,その上に水香が覆い被さるようにして,彼の勃起した逸物を膣に収納し,2番は水香の背後から逸物を肛門に挿入していき,3番は彼女の口に彼の逸物を挿入した。


 彼らは,超満足だった。そして,所長にこのことを口止めされて本棟に戻った。


 残りは2名だ。その内の一名はセイジだ。


  所長「あの少女,可愛いでしょう? お礼として,少女とエッチする権利を与えます。ジャンケンして,順番を決めてください。一番は膣でのエッチです。2番は肛門になります。今から10分間です。時間が来たら,わたしがドアをノックします。いいですね? ただし,各自は,与えられた場所以外は決して触らないでください。ズボンとパンツは脱いでいいですが,上半身は脱がないでください。また,手には手袋をしてもらいます。わたしは,この携帯であなたがたをモニターしています。約束を破ったら,独房行きですよ」


 この所長の言葉に,セイジともうひとりの囚人302号は,色めき立った。セイジは,302号の囚人が先輩なので1番を譲った。302号は当然だという感じで軽く頷いた。


 かくして,セイジと先輩囚人は,生で水香の膣と肛門を犯した。セイジが水香を犯すのは,これで2回目だ。もっとも,最初は,1日に何度も犯したので,回数から言えば10回以上になる。


 セイジが水香の肛門を犯している時,水香の蒙古斑を見た。なんか見覚えがあるようだった。だが,この時は思い出せなかった。なんせ10分間しかない。その時間を楽しむのだ!


 セイジたちは,超,超満足した。そして,所長にこのことをしっかりと口止めされて本棟に戻った。


 本棟で10名が揃ったところで,全員一斉に200番刑務所に返された。


 事が終わったので,所長は,水香にご苦労様と声をかえて本棟に戻った。


 所長にとっては,囚人に水香を犯させるようなマネはさせたくなかった。でも,もし,所長の考える脱出計画がうまくいけば水香を無事に救えるはず。その時こそ,水香を性奴隷にできるのだ。そのため,踏まなくてはならないステップだと自分に言い聞かせた。


 所長室で,彼は水香と再び自慰しあうという行動に出た。


 所長「水香,犯された気分は,どうだった? よかったか?」

 水香「はい,ありがとうございます。誰に犯されたのかわかりませんが,何度もイッてしまいました」

 所長「自慰とどっちが気持ちいい?」

 水香「この体,犯されることに慣れてしまいました。もう,犯されないと,もう生きていけない気分です」

 所長「お前も苦労してるな」


 所長は,また,自分で射精してしまった。


 ーーー

 一方,まな美も,和輝に何度も口の中に射精された。胃の中にいる霊力の素の存在感をますます強く感じることができるようになった。そして,とうとう,霊力の素を子宮に移動させるイメージが,実現したと感じた。


 まな美は,そろそろ処女をあげてもいいかもしれないと感じていた。


 翌日,まな美は,いつもように収監棟に行って水香と会った。そして,また,恒例行事のように水香のお腹を両手で優しく触ってなでていった。この時,まな美は,なんか自分とお腹が一体感になったような感覚を覚えた。


 その直後,まな美は意識を失った。


 水香は,まな美が倒れたのを見て焦ってしまった。


 『水香,焦らなくていいわよ。わたし,メリルよ』

 

 この時,水香の頭の中にメリルからの念話が聞こえた。水香は,すぐに念話で返答した。


 水香『メリル様? よかった。しばらく音信不通だったので心配しました』

 メリル『フフフ。大丈夫よ。それに,このまな美って子,霊力を持っていたわ。この霊力すごいわ。力が漲る感じだわ。これなら,何ヶ月も憑依することだってできそう』

 水香『え?まな美さんの体に憑依するの?』

 メリル『そうよ。まだ,脱皮が完了するのに時間がかかるわ。それに,なんとか,水香をここから救う方法も考えないとね』

 水香『あの,所長さんも,いろいろ考えてくれているそうです』

 メリル『そう?じゃあ,協力してもらおうかな?まずは,まな美の体の共有を了解してもらわないとね』

 水香『共有?』

 メリル『そうよ。まな美の知識はすごいわ。それを使わない手はないわ。ちょっと待っててしょうだい』


 メリルの霊体は,水香の体に接触しているまな美の体の中に侵入して,まな美の霊体と接触した。


 メリルの霊体はまな美の霊体に問いかけた。


 メリル『まな美さんですね?わたし,メリルです。水香のお腹の中にわたしの肉体があります』

 まな美『え?メリル?あの『メリルの指輪』のメリル?』

 メリル『そうよ。まな美さんに,お願いがあるんだけどいい?』

 まな美『でも,,,もし,断ったら?』

 メリル『残念だけど,あなたの霊体,眠らせてこの肉体を奪うだけよ』

 まな美『・・・,わかりました。全身全霊をもって協力させていただきます!』


 まな美に,否定する勇気などなかった。あの『メリルの指輪』が生きていたのだ!! もし,まな美の体が,気絶していない状態だったら,全身震えて尻餅をついていただろう。


 メリル『協力的なことで結構だわ。わたしも,24時間憑依すると,疲れすぎてしまうの。だから,要所要所で憑依させてもらうわ』

 まな美『あの,,,憑依されてしまうのはいいのですけど,わたしにも,何かメリットはないのでしょうか?』

 メリル『そうね,,,わたしがまな美の体を支配している時は,まな美も体の感覚の享有をできるようにするわ。どう?霊力使いの感覚を享有できるのよ』


 まな美の霊体は,メリル以外にも,もう一体の霊体の存在を感じていた。


 まな美『あの,,,メリル様以外に,もう一体,なんか,傍にいるんですけど?』

 

 この言葉に,もう一体の霊体が返事した。それはドラゴンの霊体である青龍だった。青龍は,メリルに約束を履行させるためのお目付役だ。


 青龍『まな美様,わたくし,青龍と申します。新しい宿主が見つかるまで,まな美様の体の中で待機させていただきます』

 まな美『え? それって,どうゆうこと?』

 メリル『まな美,青龍のことはあまり気にしなくていいわ。青龍は,あなたの体を支配することはない。単に,まな美の周囲にまとわりついているだけだから』

 まな美『・・・,わかりました。メリル様の言う通りにします』

 メリル『では,まな美の体の支配を解きます。しばらくは,まな美として,自分の役を演じてください。フフフ』

 まな美『・・・』



 その後,まな美が長官に家に戻って,和輝と肌を合わせた時,青龍の霊魂はまな美の体から和輝の体の中に侵入した。それと同時に,まな美の体にある霊力の一部も,和輝の丹田の位置に潜り込ませた。


 青龍は和輝の霊体に念話した。


 青龍『和輝様,びっくりさせてすいません。わたし,青龍というものです。簡単に言うと,幽霊のようなものです。でも,悪さはいませんので,驚いたり恐怖を感じてもらう必要はありません』

 

 和輝は,頭の中に変な声が聞こえてびっくりした。しかし,頭に響いて来る声に,恐怖心を感じなかった。


 その後,和輝と青龍が何度かコミュニケーションをとることによって,和輝は青龍の存在を受け入れた。というのも,青龍に自分の体を委ねることで,武術や剣技の腕前が達人レベルになるとのことだ。引きこもりの和輝にとって青天の霹靂だ。


 和輝は,スーパーマンに早変わりする能力を手に入れた気分になった。

 

 

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