第2章 モモカの受難

第18話 上野駅での騒動


 モモカが受けとった指輪,,,それは,もともと何の変哲もないもない欠陥品の亜空間収納指輪だ。新魔大陸のイジーラ(別名ユアン)がしばらく使っていた指輪だ。だが,使っているうちに,ユアン(別名,イジーラ)の能力をコピーしてしまい,さらにメリルの肉体を閉じこめることで,メリルの能力もコピーしてしまった。


 そのため,指輪に知性が生まれ,人語を解し,ある程度の魔法を発動でき,霊力があれば,霊力さえも発動できてしまう。


 指輪の知性は,自分ではユアンとメリルの子供と勝手に信じた。そこで,両方の名前をとって,自分のことを『メアン』と命名した。


 ただ,残念なことに,せっかく知性を得たというのに,指輪の寿命はあと3ヶ月だ。もともと,短期間しか使えないボロい収納指輪だったからだ。


 自分の寿命を理解したメアンは,さっそく時間遅延魔法を使って,自分の活動時間を5分の1にまで遅くした。このことによって,必要なとき以外は,遅延した時間で生き延びることが可能だ。およそ15ヶ月,つまり,1年と3ヶ月ほどに寿命を延ばすことが可能だ。


 メアンの知性は,まだ充分に発達しなかった。他人に憑依するほどの能力はない。メアンは,この指輪をしている人物を『ご主人様』として認識した。その人物が,メアンの生みの親であるメリルと敵対する人物であってもだ。事実,モモカはセイジの味方であり,メリルはセイジの敵だ。そして,メアンは,メリルの子供のような存在だ。


 でも,今のメアンにとって,そんなことは関係ない。指輪をしてもらっている人物に忠誠を尽す。それが,収納指輪として生を受けたものの定めだ。



 指輪のメアンは,モモカにイジーラやメリルの能力を伝える方法はないものかと考えた。


 そこで思い立ったのが,夢の中で前世の記憶が蘇ったと思い込ませることにした。夢で能力を追体験させることにした。


 魔力,霊力,そして聖力のどれかを優先すべきかをちょっと考えて,霊力を優先させることにした。霊力を子宮に貯めさえすれば,モモカにイメージトレーニングを何度もさせることで,ある程度は使いこなせるはずだ。


 魔法については,指輪のメアン担当だ。モモカは,指輪のメアンに命じるだけでいいようにすればいい。


 聖力については,魔力から精製される。純度の高い魔力が聖力だ。聖力は,魔力が十分に貯まってから精製すればいい。


 指輪であるメアンの知性,その根底にあるものは,やはりイジーラの思いだ。イジーラの思い,,,それは変態的な思いだ。ご主人様に仕えて,虐待され,愛欲に溺れ,廃退的な人生を送る,,,


 なんとも,変態的な願いだ。


 ーーー

  

 モモカや水香が住んでいる町は,富士山の北側に位置する町だ。甲府市の近くだ。モモカは,適当に駅前の旅館をいくつか渡り歩いて,部屋が空いている旅館に泊まった。そして,その日はなぜかぐっすりと寝た。そして,,,現実味を帯びた夢を見た。


 翌日,モモカは,お昼近くになって,やっと目を覚ました。彼女は,夢の内容を思い出して,ひとりごとを言った。


 モモカ『なんとも,おかしな夢を見てしまったわ。わたしの前世は,新魔大陸という世界で,霊力を扱う霊力使いで,しかも,魔力だって使えて,さらに聖力さえも扱える魔法士だったなんて。ふふふ,指輪には魔力や聖力を貯めて,この体に霊力を貯めれば,いくらでもその能力を発揮できるんだって。おまけに,霊力は男性の精子から生成するんだって。おもしろー!!』


 モモカは,ふと,現実に戻った。


 モモカ『でも,まずはこの地を去ることにしましょう。お兄さん(セイジのこと)が脱獄したことで,兄の出所する時期が遠のいてしまったわ。これでは,いったい,いつになったら兄さんの性奴隷という廃退的で幸せな日々を送れるの?』


 モモカは,自然に性奴隷,廃退的という言葉を使った。この前世の夢を見ることによる影響が強く出てきたのかもしれない。


 モモカ『なんとしても,兄さんの刑務所の場所を突き止めて,脱獄してあげるわ。ふふふ。だって,わたしには,霊力,魔力,聖力までもが使えるんですもの。でも,最初に3つの力を蓄えなくてはだめね。うん。わたし,頑張るわ』


 モモカは,前世の記憶を取り戻したと勘違いした。

 

 モモカは,予定通り,北海道の札幌に行くため,鉄道の切符を買うことにした。


 この月本国は,パラレルワールドの日本国と違って,今でも上野駅から夜行列車が運行している。しかも,青森からは電車が開通してらず,フェリーに乗らなければならない。飛行機という手段もあるが,格安チケットはなく,陸路で行く料金よりも2倍近くしてしまう。


 モモカは,まず甲府駅から東京の上野駅まで移動する。そこで,時間調整をして,夜7時に出発する寝台特急「北斗星」に乗って青森まで行く。そこからフェリーに乗り換えて津軽海峡を渡る。函館に着いたら,また国鉄で札幌駅まで移動する。


 祖母の家は,網走市の近くの美幌町にある。当面は,札幌市で数週間ほどアルバイトをしてお金を貯めてから,実家に帰るという算段だ。とにもかくにも,今のモモカには,交通費以外のお金がほとんどなかった。


 ーーー

 ー 上野駅 ー


 上野駅についたモモカは時計を見た。まだ午後3時頃だ。寝台特急「北斗星」が出発するまで4時間もある。


 モモカは,財布の中身を確認した。いや,確認しようとした。


 モモカ「あれ?財布がない。ど,どうして?」


 モモカは焦った。後ろポケットに入れていたのだが,どうやらどこかでなくしてしまったようだ。幸い,切符はリュックサックに入れていたので,紛失は免れることができた。


 ともかくも,モモカは休憩所に行って休むことにした。しかし,旅行シーズンのためなのか,座るスペースがまったくなかった。やむなく他の旅行者の邪魔にならないような場所を見つけた。そこで近くに落ちていた新聞紙を床に拡げて,そこでどっしりと腰を下ろして座った。


 モモカのリュックサックには,お茶とパンが入っていたので,札幌に着くまでは,無一文でなんとかなるのではないかと思った。


 そんな時,ひとりの初老の男性が声をかけてきた。

 

 「君,ひとり?夜行列車に乗るの?」


 モモカは彼を見た。汚い帽子をかぶり,乞食かと思うような汚い服を着ていた。ふと,自分の姿はどうなのかと思って,改めて自分の姿を見た。


 モモカは,半分汚れたウィンドブレーカーを着ていて,チャックは半分までしか締めていない。Vネックのセーターを着ていたので,両方の乳房で2kgにもなるGカップのおっぱいの谷間はしっかりと見えていた。


 モモカはスカートを履いていた。でも,そのスカートは,どこで汚したのかわからないが,いつの間にか汚れていた。


 乞食とまではいかないが,女性版準乞食風といってもおかしくなかった。


 おまけにあぐら座りという,スカートを穿いた女性にしてしは,少々はしたない格好をしたため,パンティが見え隠れしていた。まるで,男を誘っているようだ。


 モモカが無視していると,その乞食風の男はモモカの隣に座ってきた。


 乞食「お前さん,おおきなおっぱいしているね。それにパンティも丸見えだよ。男を誘ってるんだろう?一発1万円でどうだ?」


 モモカは,いまさらあぐら座りを直そうとは思わなかった。そこで,余っている新聞紙を膝の上に置いて,パンティが見えないようにした。


 乞食は,モモカを抱くようして,モモカの上着の下に手を突っ込んできて,そのままブラジャーを下に引き下げておっぱいをブラジャーからはみ出せた。


 モモカは,ニコッと微笑んで,乞食風の男に言った。


 モモカ「先にお金ちょうだい」


 モモカは,本来,このような行動が取られたら,絶対に怒るはずだった。事実,『ちょっと!なにやってんの!警察に訴えるわよ!』と喚くつもりだった。でも,実際,出た言葉は違った。


 モモカの頭の中に,この男をどうするかが浮かんできた。それは,精子を取り込み,この男の血を奪うことだ。


 メリルの肉体が指輪の中に収納していた時は,肉体の維持のため,精力と寿命エネルギーを奪った。でも,メリルの肉体がない以上,そんなものは必要ない。それに,収納した肉体を指輪の外に出さないための放出阻止結界を構築する必要もない。


 指輪のメアンは,3つのパワーを得ることにワクワクした。その気持は,なんとなくモモカにも伝わって,モモカもなぜかワクワク感を感じた。


 その乞食風の男は,左手てでモモカのおっぱいや乳首をまさぐりながら,右手でポケットから1万円札を背中のリュックサックの中に突っ込んだ。

 

 乞食「では,ここで一発する。おれの膝の上に座れ。外から見られても,おかしくないからな」


 モモカの処女は,兄のセイジにあげると決めている。こんなところで失うわけはいかない。だが,セイジ以外の男性に初めておっぱいを触られた。あまりいやな感じがしなかった。それどころか快感さえ感じた。


 モモカは密かに思った。


 モモカ『前世の記憶があるから,体のどこを触られても,感じるようになったのね。これも因果なのかもしれないわ』


 モモカは,何かいつもと違った感覚を感じると,すべて『前世』のせいにした。

 

 モモカ「おじさん,あそこを手でしごいてあげる。出す時は,口で受けてあげる。それでいいでしょう?」


 モモカは,新聞紙を彼の膝の上に拡げて,外から見えづらくした。その後,彼のズボンを押し下げて,パンツも下げて,半立ちした逸物を取り出した。


 もう半年も風呂に入っていないので,その部分は,くさーい匂いを漂わせた。もし,その周囲をよく観察したら,インキンタムシの病巣があるのに気がついただろう。でも,それを認識したところで,モモカには,インキンタムシを見たこともないので,気にするはずもなかった。


 モモカは,右手で彼の逸物をしごいた。このような行為は,初めての経験なのだが,何度もこのような行為をしてきたという感覚に襲われた。


 モモカ『わたし,,,なんか,膣を使わないでエッチする娼婦になってしまった気分だわ』


 乞食風の男は,なんといってもGカップものおっぱいを思う存分触ることができて,逸物をしごかれてしまうのだ。ここ数年,自慰しかしてこなかった彼にとっては,天にも登る気持ちだ。


 「うっ,で,出るーー!」


 この言葉を聞いて,モモカは,臭いにおいを漂わしていて,かつ,汚れて垢にまみれた逸物を口に含めて精子を受けた。

 

 その精子を左の手のひらに吐き出した。すると,その精子は,みるみると指輪の中に吸い込まれていった。


 モモカは,指輪のしている左手を彼の萎えた股間部分にあてた。指輪が彼の皮膚に接していれば,どこでもいいのだが,たまたま目の前にあるのが彼の股間だった。

 

 指輪に接して1分後,,,彼は,体力が奪われて寝いるようにして意識を失った。この能力は,もともとはメリルの能力だ。指輪は,ちゃっかりその能力をコピーしていた。


 次にモモカがする行為が決まっている。血を指輪に吸収させることだ。モモカの目の前に,萎えたやわらかい逸物がある。一番簡単に出血させる行為は,,,逸物を根本から噛みちぎることだ!


 ガブッ!


 モモカは,いとも簡単に彼の汚れきった逸物を噛み切った。その部分の両隣にはインキンタムシの病巣があった。その病巣はモモカの頬にしっかりと接触した。でも,幸いなことに,頬の部分にインキンタムシは感染できなかった。なんとも感染力の弱い病気だ。


 ドクドクドクーー!


 股間部から静かに血がどんどんと流れ出した。その部分にモモカは左手にしている指輪をあてた。


 その状態で,モモカは彼の膝に倒れるようにして,じっとした。傍から見ると,乞食の親子のように見えただろう。


 10分,,,20分,,,,30分,,,,

 

 流れるべき血はほとんど流れてしまった。彼の心臓は,その鼓動を弱くしていって,とうとう鼓動が止まった。


 モモカは,自分の口の周りの血をタオルで拭き取り,彼の股間部分に漏れた血も拭き取った。タオルはそのまま股間部にあてて放置し,新聞紙をその上に覆った。あたかも乞食が寝ている風を装った。


 なんとも効率の悪い殺し方だと自分でも思った。だが,今のモモカにはこれくらいしかできなかった。


 モモカのこの行動は,殺人なのだが,モモカにその自覚はまったくなかった。モモカは,前世の記憶の中で,幾多の男どもを殺してきた。今更,ひとり増えたところで,心が痛むことはない。モモカは乞食の持ち物を調べて現金を奪った。5万円ほどあった。乞食がどうして5万円もあるのか不思議だったが,自分のものにした。


 モモカは強盗殺人を犯したことになる。だが,モモカにその罪の意識はない。前世の記憶がそうさせるとモモカは思い込んだ。すべては霊力のため,魔力のため,聖力のためだ。これらのスーパーパワーを身に着けて,兄を刑務所から救い出すのだ!!そのためなら,処女を与えること以外なら,なんでもする。人殺しなんか屁でもない!!


 モモカは,自分の身支度をちょっと整えて,トイレの近くの場所を陣取って床に座った。Vネックの服から見えるGカップの谷間は,道行く男どもを釘付けにした。でも,その汚い服装とあぐら座りしてパンティが見えるのその姿から,『汚れきった女乞食の娼婦』として,敬遠された。


 それでも,世の中にはもの好きがいた。不良っぽい若者2人組だ。


 不良A「ようお嬢ちゃん,その大きなおっぱい触らせてよ」


 モモカは彼らを見た。どこか違和感を感じる若い男だった。その違和感が何なのか,まだ不明だった。


 モモカ「お金ちょうだい。1万円でいいわ」


 その返答に,不良Aは不敵に笑った。男子トイレで人が途切れた隙を狙って,不良AとBは,モモカを両脇に支えて,男子トイレの便座のある仕切りの中に押し込んでドアをロックした。


 このシチュエーションは,モモカにとっては都合がよかった。モモカとしては,彼らの体に指輪を接触させて,そのまま気絶させる作戦だ。


 しかし,この狭い空間に閉じ込められると,不良たちからある種の匂いが漂った。それは『麻薬』の匂いだ。


 モモカの2世代前の前世であるイジーラの記憶によれば,恍惚を誘発する良薬だ。でも,モモカにとっては学友を廃人に至らしめた悪薬だ。


 モモカのいた中学では,麻薬が蔓延していた。そのため,学内で凶悪事件が度々発生し,モモカの友人が事件に巻き込まれて大怪我をしたことがある。モモカにとっては憎むべきものだった。


 モモカがそんなことを考えていると,不良たちはモモカを便座に座らせて,カバンからガムテームを取り出した。


 そのガムテームを見たモモカは両手首が縛らてしまい,口も塞がれてしまうと即座に理解した。そうされてしまうと,彼らから体力を奪うこともできない。このままでは真っ裸にされて処女さえも奪われてしまう。


 モモカは,指輪を受け取るときに,水香から指輪の使い方を知った。指輪に話かけてお願いすればいい。モモカは今まさに全身全霊をかけて指輪にお願いした。


 モモカ「指輪さん!!お願いです!こんな麻薬中毒患者を,一発でやっつけてください!!」


 この悲鳴とも思える声に,2人の不良は一瞬動作が止まった。


 不良A「お前,何言っているだ?お前も納得ずくだろう?一応,安全のためにガムテームでお前の両手首を固定させてもらう。口も塞いでもらう。ふふふ。すぐに絶頂に気持ちよくなるぞ」


 そんなことを言っている間に,モモカの頭上に魔法陣が出現した。


 ボァーーーー!


 水香の頭上に半透明で光る魔法陣だ。そして,そこから透明の層が現れてモモカを覆った。それは防御結界だった。不良たちの腕の部分や足の一部分はその透明の層の中に入っていたが,彼らの体の大部分はその層の外側にあった。


 ボァーーーー!


 再び魔法陣がモモカの頭上に出現した。それは,最初の魔法陣よりも一回り大きなものだ。


 不良たちは,それらの魔法陣の出現に気が付かなかった。魔法陣などに気がつく余裕などない。不良Bは携帯の録画機能を起動してモモカの動画撮影を準備するのに忙しく,不良Aはさきほど取り出したガムテームが新品だったため,そのバージンシールを取り外すのに手間取っていた。


 2回目に出現した魔法陣から強風が出現した。


 ピューーーーーーーー!(強風が吹く音)


 ドバドバドバーーーーー!(周囲のドアや壁が吹き飛ばされる音)


 その強風は,狭いトイレのドアや壁を吹き飛ばした。それだけでなく,不良たちもその強風で吹き飛ばされた。


 だが,悲しいことに,結界の中に閉じ込められていた不良たちの腕や足の一部は,そのまま結界の中に取り残された。


 不良A「ギャーーーー,,,う,腕が,,,!!」

 不良B「グァーーーー,,,,あ,足が,,,,!!」

 

 不良どもは,強風で便座のある狭い空間から吹き飛ばされて,小便器が並んでいる広い空間に飛ばされて,その小便器が設置されている壁に激突した。そのショックでそのまま気絶した。ちぎれた腕や足から血がとめどもなく流れ出していた。


 男子トイレの裏側は女性トイレだ。その強風の影響は,女性トイレにまで波及して,女性トイレの一部も破壊した。


 モモカは,指輪が発動した魔法陣の破壊力に仰天した。しかし,すぐにこれらの魔法は中級レベルの防御魔法陣と風魔法陣を組み合わせたものだと理解した。魔法士にとっては基本的な魔法だ。


 幸いにも,指輪にはある程度の魔力を保持していたので,この程度の魔法など造作もなかった。


 モモカは,女性トイレと繋がった破壊された壁の穴から,コソコソと這い出して,女性トイレから逃げ出した。


 同じく女性トイレから逃げ出した女性も数名いたため,モモカの行為は,なんら不思議に思われなかった。


 その後,駅の管理人が来たり,警察や救急車が来たり,野次馬がごった返したりと,現場では大変な騒動になった。でも,モモカはそろそろ北斗星の出発時間が迫ってきたので,野次馬の群れから抜け出して,北斗星に乗り込んだ。


 あのトイレの現場がその後,どうなってしまったのか,今のモモカにはどうでもよかった。


 ーーー

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