次の話も読みたくなるには。
長編の連載経験はないけれど、次の話を読ませるってかなり難しいと思う。
自分が続きを読みたいと思う小説は主に二パターンある。一つは、とにかく文章が好みな小説。小川洋子さんの文章は昔から好き。美しさと生々しさの両立が惹き込まれちゃう。もう一つは、展開が気になる小説。中村文則さんとか好き。あとはピエール・ルメートルのカミーユ警部シリーズも。
でも、こういうWeb小説はまた違う。タイトルやあらすじで読んでもらえたとしても、一話毎に読ませていかなきゃならない。普通の小説は一冊購入したら大抵は最後まで読まれるだろうけど、そうはいかない。せっかく書くなら誰かに読んでほしいよなあ。
そういう意味でいうと、漫画とかドラマの方が近いところがあるのかな。毎週連載してても毎話面白くて、カタルシスが感じられる。この間、性癖小説の自主企画に特撮チックな作品を書いたけど、特撮もそう。アギトの一話毎の完成度えぐい。
今、面白そうだなって企画を見つけて書き始めてみたら、一万字くらいの話になりそうで模索中。普段は二千字前後の短編しかあげてないから、とっても困ってます。こまったこまった。こまったさんって絵本懐かしいなあ。
独り言つ。 津川肇 @suskhs
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