技術解説1 主人公の装備について
※作中のSFまたは魔術の解説回です。読み飛ばしていただいても本編に影響はありません。
・作中で白色の鎧と記述される、主人公が装備している白い真空用コンバット―スーツについて。
外装の要所要所が均一な材質のセラミック(アルミナコーティングジルコニア)でできている。その色により、白く見えるコンバットスーツ。
内部は極薄の圧縮ナイロン・極薄の冷却シート・人工筋肉・循環型ナノマシンなどで構成される。
スーツ内部に何か所かにコアが分散した制御AIがあり、体内AIと連携が可能。
よく用いられるエネルギー源の圧縮水素をナノマシンで電力に変換して動力源にしている。
-頭部-
バイクのヘルメットのようなバイザー。単体でも動作可能なよう、頭部にも圧縮水素の小さなタンクがある。
防護性能の関係上、実際に見えているわけではなく、バイザー表面からの信号を内部ディスプレイに表示して外部を見ている。バイザー部分は光信号を取り込みつつ、光発電をしているので、黒く、他の部分はアルミナコーティングジルコニアで出来ているので白い。
数か所にAIコアが分散している。
-スーツ部分-
宇宙服としての性能を備えている他、人工筋肉でパワードスーツとしての役割も果たしている。体内AIと連携することで、効率よく人体の筋力を補助する。
カートリッジの圧縮水素をナノマシンで酸化して水にして電力を取り出しているが、宇宙空間では酸化するための酸素が得られない場合も多いため、圧縮酸素カートリッジも備え付けられている。
また排出後の水も圧縮され、専用カートリッジに保存される。
人工筋肉の収縮などを利用し、自動で着脱できるので、現代の宇宙服と違って、着脱は楽。
スーツ部分の外装はアルミナコーティングジルコニアがほとんどで、下地も圧縮ナイロンなので、白い。
数か所にAIコアが分散している。
宇宙用のブースターが付いているが、起動すると圧縮水素の消費が多いため、基本的には使わない。
防護性能を高めた結果、武装はないものが一般的。
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