第11話 最強魔王は旧友に再会する
大きな音がしたので外に出てみることにした。
「あれお前って?どっかであったことあるよな?」
「お前は...まさか斎藤!?久しぶりじゃん!」
「まてまてまてその名前よぶなよぶな今はミーオ・シュガー・シルフォードだ。俺が
魔王なのも秘密にしている。今はここの学生だ。久しぶりだなウィリム!どこにいたんだよてか今の音なんだよみなビビっちゃってみんな逃げちゃってるよ。」
「わりいな久しぶりにこの街に帰ってきたんだけどそしたらいるはずのないも魔物がいたから片付けたんだ。やりすぎちまったが。」
「魔物?この街にか?そんなことがありえるのか、それはなぜだ?まあいいとりあえずありがとう。久しぶりの再会がこんな形になってしまったが。」
俺が久しぶりに会った旧友と話をしているとさっき隠れていたウォルトとレミリアが出てきた。
「あのシュガーさんこれは一体何が起こったんですか?」
「てかシュガーとその方は知り合いなのかい?」
おれはこの数分話した内容を二人に話した。
「なるほどとりあえずウィリム様ありがとうございます。それとこの街に魔物ですか。それは調査が必要ですね。」
「ウォルトといったか様はいらん、ウィリムで構わんぞ。」
「私からもありがとうございます。」
「レミリアも様はいらん。それとさ、シュガーこれから時間あるか?」
「あるけどどうしたんだ?」
「久しぶりに手合わせをと思ってな。」
「いいよちょうど昼からは授業ないんだ。」
「二人とも今から手合わせをするんですか?よければ見ていってもいいですか?」
「僕もいいだろうか二人の戦い興味がある。」
これはまずい二人の前となると使える能力がかぎられてします。でもここで断るのも変だしウィリムに頼んで制限付きでやるか。
「なあウィリム俺はこの学園では火と水の二属性しか使えないことになってるんだ。だから制限付きでいいか?」
俺は念話でウィリムに伝えた。
「了解いいぞ。ならおれも火と水だけでいくわ。あと一発ずつだけにしよう。それなら時間もすぐに終わる。」
ウィリムも俺ほどではないが適正がかなり多く光以外は使える。ちなみにこいつも魔物に近い存在だ。
「それじゃ二人は少し離れててね。ウィリム結界たのむ。」
「了解。」
結界を張ってっもらいここからスタート。
「なら俺から行くよ
俺は二つの属性魔法を同時に打った。
「いいねいいね。さすがだよシュガーじゃあ俺は火単体!ファイアーボール!」
ウィリムは一番得意な火属性か。
そうして二人は魔法を放ち同時にお互いの魔法がぶつかった。
「どうなったんだ!?」
ウォルトとレミリアは息をのんだ。
煙が明けると二人は向かい合って立っていた。
「どっちもけがなしで相打ちね!」
「いや違うぞレミリア、ウィリムが少し下がってる俺の勝ちだ!」
「くっそ悔しい。でも案の定いい魔法打つなシュガーまた戦おうぜ、次は負けねえ!」
二人はぽかんとしているが俺はたちはしっかり戦えてかなり満足だ。
「それじゃあなまた今度くるぜ」
「じゃあな楽しみにしてるよ!」
こうしてウィリムは帰っていった。
「それじゃ二人とも帰ろうかって大丈夫か?」
二人ともぽかんとしすぎていたので思わず声をかけてしまった。
「大丈夫かじゃないよなんだ今の威力の魔法は本と君は何者なんだ。」
「私は何を見たのかわかりません。」
「あははなんかごめんね。とりあえず帰ろうか。明日、また授業あるし。」
「そうですねじゃあお二人ともまた明日。」
「はいまた明日会いましょう。」
こうして俺たちは別れた。
意外と学園にも慣れてきたし
「そろそろ勇者候補をさがすか」
俺はふと本来の目的を思い出したのだった。
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