第5話 最強魔王は準備する
俺は学園に行く準備を始めることにした。
「正直ワウトたちも連れて行こうと思っていたけどとりあえずは1人で行こうと思うけどいいよな?」
「はい、問題ないと思います。」
という感じで俺1人で行くことになった。最悪何か問題があれば呼べばいいだろう。
「そういえば、マジョック学園ってどんな感じで入れるの?試験的なやつ」
日本では高校などに入る時には試験がある。当然この世界でもあるだろうと思って聞いてみた。
「はいありますね。まず魔術適正試験ですね。この世界では魔法を使えない方もおりますのでその適正試験ですね。まあ大概学園を目指している人々は魔法適正はありますが一応のテストですね。」
「なるほどそれってどの魔法が使えるとかわかる?属性とか」
そうこの世界は魔法の属性がいくつかある。
まず火、水、木、土、風の基本五属性に加えて闇と光がある。
基本的にはこの中の属性の一つか二つ使えるものが多い。どんなに使えてもせいぜい四つだ。
まあ俺は全属性に適性と言いたいが水属性と土属性が苦手だ。使えないことはないが適性があるとまでは言えない。
まあここは問題ないだろうが
「なあ、やっぱり使える属性は二つぐらいに抑えてあとは隠したほうがいいよな。」
「そうですねそれが安全でしょう。」
「あとなんかある?」
「あとは剣と魔法のテストですね。」
なるほどなとりあえずその辺気にしながら行くか。
「そういえば試験っていつあるの?」
「おそらく来週あたりでしょう。」
「なんてタイムリーなまあいいやその時に試験受けるよ。」
「それまではなにをしようかな」
「どうせ勇者たちも来ないと思いますしまた街にでも遊びに行ってくればいいのでは?学園に入る前にもう少し街のこと知ってもいいと思いますし。」
「そうだなそうしようかな」
ということで久しぶりに街に行ってみることにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます