8膳目:かて飯・旬のとうもろこしご飯

夏野菜は色々ありますが、なんと言ってもトウコロコシ。

毎年夫の実家からいただくトウモロコシがおいしくて、楽しみにしていました。


ところが3~4年前から、畑がカラスの被害にあうようになって。一番おいしく育ったところでつつかれて全滅続き。

義母さんも年を取ってきて、カラスを追い払うことが難しく、とうとう作ること自体をやめてしまいました。


残念ながら義母さんのトウモロコシが食べられなくなったので、今年はお店で購入しました。


トウモロコシは収穫してすぐに料理してしまわないと味が落ちてしまいます。3本は茹でて冷蔵庫へ、残り1本は、炊き込みご飯にしました。

その年によって色々な味付けで食べるのですが、今年はバター醤油味です。


お米に芋や栗、カボチャ、大根、山菜、海草など季節の収穫物を混ぜて炊いたご飯を「かて飯」と言います。


今は豊かになり、誰でもご飯が食べられますが、かつて白米はなかなか口にできない時代がありました。

そこで、米にそれ以外の食材「かて」を入れて、量を増やして食べていたのが「かて飯」です。


今は、季節を感じる特別なご飯ですが、もともとは米が無いという切実な状況の食べ物でした。


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旬のトウモロコシご飯のレシピ


近況ノートに写真があります。

https://kakuyomu.jp/users/kukiha/news/16817330660649769603


▼材料▼ (2合分 3~4人分)

米 2合

とうもろこし 1本

水 400cc

酒 大さじ1杯

塩 小さじ1/4

コンソメ(顆粒)小さじ1杯

無塩バター 15g

醤油 小さじ2杯


▼作り方▼

1)とうもろこしは実をパラパラにはずす。

2)炊飯器の内釜に、洗った米、とうもろこし、水、酒、塩、コンソメをいれて混ぜる。

3)炊飯器に内釜をセットして、とうもろこしの芯も乗せて普通に炊飯する。

4)炊き上がりに、とうもろこしの芯を取りだし、バター、醤油をいれて全体を混ぜる。


※バターと醤油は、お好みで一緒に入れて炊き込んでしまっても構いませんが、後から混ぜた方が醤油の香りが際立ちます。

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