つ、ついにっ⁉︎
舜くんは、まさかの本当のなっちゃんに、
「じゃ、オレと一緒だね。菜月ちゃん行こ」となっちゃんの手をひいたーーー‼︎
なんで⁉︎
なんで舜くんなっちゃんがそっちって分かったの⁉︎
えぇええ⁇
するとなっちゃんが
「え?なんで…なんでわたしってわかったの?」となっちゃんが舜くんに聞くと、
「え、だって菜月ちゃんは菜月ちゃんだし香月ちゃんは、香月ちゃんじゃん。」
とあたかも当たり前のようにこたえた。
おぉー。
これはすごい‼︎
功太ならまだしも舜くんまでもが見破るなんて。
と感心していたら舜くんがまたいきなりすごい発言をしてきた。
「ま、好きな人くらいわからないとね」
と。
え?
…
どっちのこと⁇
舜くんは、だれが好きなわけ?
と思っていたら功太も、
「それな‼︎」
と言った。
…功太。
えっ?えっ⁉︎
なっちゃんもわたしも混乱中のなか舜くんはなっちゃんの手をひいて、わたしは功太に手をひかれた。
「行くよ、かづ」
…
「…え、う…ん。」
観覧車は、空いていてすぐに乗ることができた。
観覧車に乗ること功太は、なんで入れ替わりなんてしたの?と呆れ顔で聞いてきた。
「だって…なっちゃんが試したいことがあるからってさ」
となっちゃんと舜くんが乗っている観覧車の方をみると…
えぇええええええええええええええええ
わたしも功太も唖然とした。
あ、あれは…
ドラマとか漫画でしかみたことないやつーーーー‼︎
もう頭がおかしくなりました。
えええええええええぇえぇええしか出てこないよ⁇
は?
え?
功太の方を見ると功太も唖然中…。
そ、そうなるよね…
だって功太は…なっちゃんが好きなんだもんね…。
なっちゃんが舜くんとキス…なんて…。
「功太。」
わたしは、功太をぎゅっと抱き込んだ。
「おい‼︎何してやがるっ!離せ」
「いいから。強がんな。わたしじゃダメかもだけど、慰めてあげるから」
と功太をとにかくなだめていた。
あんな現場みたら功太だって辛いよね。
「功太。大丈夫だから。」
ととにかくなだめた。
早く離せって功太は、言っていたけどきっと混乱しているのよね。功太。
大丈夫、大丈夫と心でなんども言いながら功太をぎゅっとたくさんしてあげた。
すると功太が…まさか功太がわたしにそんな発言してくるなんて、、、
えっとー…
え?
続く。
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