みんなどうした⁉︎
わたしと舜くんは、アトラクションを乗り終えた。
「ねぇ、舜くん…そろそろお昼だしみんなで合流してお昼にしよう」
と提案した。
だって…だって早くなっちゃんたちと合流したかったから。
すると舜くんは、
「あー、そうだね!」
と意外と簡単に合流を受け入れてくれた。
と思ったら舜くんがいきなりわたしにあごくいしてきてずーっとわたしを見つめた。
そして一言
「うん。やっぱり、香月ちゃんだねっ」
と。
そして、パッと手を離した。
えッ?
今の何⁉︎
てか…
…舜くんの試したいことって一体なんだったのだろう⁇
でもさ、舜くんに聞いたら…
まだ実験不足だからもう一回ご飯の後一緒にまわろうなんて言われてしまうんじゃないかって思うから聞かない事にした。
ご飯を終えて今度はまた四人で乗り物に乗って楽しく過ごした。
そろそろ夕方だ。
最後に観覧車に乗ろうってなったんだけど、その前にトイレに行こうとなっちゃんから誘われた。
なっちゃんは、あんまり一緒にトイレ行こうって誘ってきたりしないんだけど…今日は珍しいな…?と思っていたらなっちゃんがわたしにちょっと試したいことがあるから協力してほしいと言われた。
え⁇舜くんどころかなっちゃんまでもが⁉︎
…
一瞬みんなどうかしてしまったのかと頭が真っ白になったけどでもわたしもなっちゃんが試してみたいことを聞いて面白そうだからそれに乗っかってみた。
どんなことかというと、わたしとなっちゃん入れ替わり作戦!
功太のときにドッキリ仕掛けて大失敗してしまったわたし…。
でも、舜くんにこの仕掛けは通用するのか⁉︎
あー、さてさてどうなってしまうのでしょうか⁉︎
とりあえずわたしとなっちゃんは、髪型も上着も交換して入れ替わりバッチリ‼︎
たぶん功太には、すぐにバレるけど舜くんは、もしかしたら気づかないかもしれない。
てなわけで、いざ二人のもとへ。
「ごめーん。お待たせ」
とわたしがなっちゃん風に言った。
すると功太が一瞬で見破った。
はっ⁈
何してんの?お前ら。
と小声でわたしに話しかけてきた。
なのでわたしも小声で、シッ。少し黙って様子みてて。と功太をなだめた。
わけわかんねーみたいな功太だったけど、どんどん進めるわたし達。
「さ、じゃあ観覧車に乗るくじ引きしよ」
とわたしがあたかもなっちゃんかのように振る舞いあみだくじをバックからだした。
で…
あみだくじの結果…
わたしがなっちゃんのフリをしているのでなっちゃんとしてひくと…まさかの舜くんと一緒になってしまいました。
えと…
じゃあ、仕方ない…舜くんとなっちゃんのフリして乗るしかないよね?と思っていたら舜くんがまさかの行動にでたじゃありませんかっ‼︎
続く。
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