第12話
大毅side
「おはよ、のんちゃん」
「ん……あ、大毅だあ、おはよぉ」
のんちゃんはあの日から芸能界に入った。俺と仲間入り。だけど俺がのんちゃんを守らなくちゃ。今日は久々のオフでのんちゃんはぐっすり寝ていた。俺はのんちゃんの隣で寝ているのんちゃんを見つめていた。のんちゃんが朝から甘々だと疲れている証拠だった。今日は俺もオフなのでめいっぱい甘やかしてやろうと思っていると
「のんちゃーん!おはよ!」
「おはよぉ、ひーくん、彗くん、しゅんくん」
「ぐは!可愛い……」
「のんちゃんお疲れDAYかな?」
としゅんくんは言うと両手を広げる。
「のんちゃん抱っこしてあげるけどどうする?」
「して〜」
しゅんくんはのんちゃんを抱っこするとのんちゃんはしゅんくんの胸に顔を埋めスリスリして
「ん……あれ?大毅じゃない……」
「俺じゃダメなの?」
「大毅がいい……」
「指名入ったぞー」
としゅんくんはのんちゃんを俺に渡す。するとのんちゃんは満面の笑みで
「えへへ……大好きだな……」
こんな素直なのんちゃんに惚れない男なんかいるか?
「大毅に負けたのは悔しいけど可愛いのんちゃん見れて幸せだなぁ」
「はやく起きて眠り姫〜」
「可愛いのんちゃん起きて」
「ん〜」
のんちゃんはそのあと1時間くらいずっと俺の腕の中で寝ていた。
お疲れDAYののんちゃんは行動がとっても甘々になる。
「大毅〜」
「なぁに?」
「ん、」
のんちゃんは俺の腕を取るとそれを自分の頭に乗せて撫でてほしいと見てくる。
「よく頑張ったねぇ、のんちゃん」
「えへへ」
「俺はのんちゃんをギューってしてあげる!」
と彗くんはのんちゃんを抱きしめる。
「のんちゃん」
とひーくんはのんちゃんのほっぺにキスをするとのんちゃんは喜ぶ。
「のんちゃん、口開けて、はいあーん」
「おいしい……」
しゅんくんはのんちゃんが大好きなアイスを口にあげる。俺たちはこの日ののんちゃんが大好きだ。親にはのんちゃん取られて悔しいと言われるが俺たちはのんちゃんを独占できてめちゃくちゃ嬉しい。のんちゃんも甘えてくれるから幸せだ。
これが次の日またツンデレに戻るから今のうちに幸せを感じてなきゃ
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