第10話

学校に登校して教室に入ったとき物凄い勢いでいつも通りひーくんにおはようを言うために女子たちが集まってきた。またウザったいのが来たと思い私はひーくんから離れると女子たちはなんと私のほうに集まり

「ちょっと!星野さん!これ!」

「なにこれ!?」

私が視線をやると前に大毅と撮影した雑誌があった。もう雑誌になっているのかと思った。すると隣にいたひーくんが物凄い勢いで雑誌見ると

「のんちゃん……可愛い……ちょっとこの雑誌持ってる人回収するよー」

とクラスの男女から雑誌を回収し私は苦笑いをしていると

「のんちゃん……わかってるよね?夜みんなで会議だからね?」

怖い怖い……ひーくん目が笑ってない……




















「のんちゃんどういうことですかー?」

私は彗くんの膝に座らされ後ろから抱きつかれて身動きが取れない。生憎大毅が今日も撮影のため家にいないので私を助けてくれる人がいない。事情聴取でひーくんと彗くん、しゅんくんに迫られている。

「言わないとチューするよ?」

「やだ!!」

「そこはさせて……」

「大毅に熱を出したときの借りとして大毅のモデルのカップル役やりました!!これで以上です!」

「そういうことか……」

「にゃあ……」

「ただいまー」

「大毅ー!!」

大毅が帰ってきたときちょうど腕の拘束が緩み大毅に抱きつく。

「の、のんちゃん!?どうしたの!?」

「助けて……!」

「大毅……話し聞こうか……?」

「怖いよ、しゅんくん」

このあと大毅と私は約30分怒られ正座をさせられた。さすがのトモも今回はしゅんくんたちの味方でトモにも怒られた。
















「のんちゃーん」

「はーい」

私はある日中嶋兄弟の両親に呼ばれた。












「やっぱり芸能界目指さない?」

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