いきなりバジリスクを蹴り飛ばして欠損治療を始めるオトコノコ
あやしい、あやしすぎるぜ…!
メキメキメキ
腕が生えるのは目ため、怖い(゚ー゚)(。_。)ウンウン
カッコイイ!!
編集済
怪しい奴が現れた!
我等が魔物に殺られる寸前だったが、魔物を吹き飛ばして救ってくれたのもその男なので、気を許して良いか少し迷う。
それにしても、あの巨体を吹き飛ばすとは!
魔力保持者なのだろうか?まだ子供に見えるのだが?
何者かと誰何したら、旅人だと言う。
はっ?こんな場所に?私の中でこの男は危険人物と警鐘を鳴らす!
しかし私の警戒を無視し、ズカズカと近寄って来た!
次の瞬間、私の右手から不気味な音と振動が響く!
そう言えば、先程から痛みを全く感じ無い。
私は少しだけ恐怖に支配される。ほんの少しだけだ!これでも騎士として厳しく鍛えたんだ!私で無ければ腰を抜かした事だろう!
おっと、話が逸れたな!
私の右手に光が集まる、と言えば良いのだろうか?
右手が再生していく様は、例え自分の手だとしても不気味である!
これは神力による治癒だろうか?初めて見た!
優秀な治癒師なのかも知れない!が、先程の剛力を考えると、化物の可能性も少し。警戒は緩めないでおこう!
まぁ何にせよ私はまだ戦える!
難しい話は先程の魔物を倒してから考えよう!
取り合えずは、お嬢様を守り生き延びる!それに尽きる!
さぁ魔物よ、かかって来い!
_(┐「ε:)_
「き、貴様! 何者だ!」
命を助けてくれたものに対する第一声がこれか。この人、状況判断能力こんなに弱くて騎士なんや。騎士の能力が低いのか、この人が特別能力が低いのかな。