第18話 憤然
契約期間はあと五ヶ月残っていたが、退職するのなら、一週間引継ぎを終えたらすぐにでも辞めてもらいたいと言われた。その会社側の対応にも不満があった。それでも、
新しく雇われた契約社員には
経理局で退職した契約社員の送別会をすると言われたが、新田は出席を辞退した。
勤務最終日、業務を終えた新田は、お世話になった営業局の社員に
営業局の社員ひとりずつに挨拶した新田であったが、債権回収責任者に就かせようともくろんでいた上役達には、挨拶をしないで
ガラス張りのビルを出て薄い雲におおわれた
(今回で最終話です。ありがとうございました)
(了)
参考文献
大腸がんを生きるガイド 日経BP社
影の漏洩 さかた けん @s2378t
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