最終話

二人の部屋

マンスリータイプのワンルーム


フローリングの床には酒盛りの残骸。

スーツやら何やらが乱雑に置かれている。

口の開いた鞄には、さっきの一千万円が顔を出している。


床でタオルケットを巻いて寝ている新人。

ソファーでは先輩が寝ている。

はみ出した腕は両方とも綺麗。

新人が起きる。


新人

「流石です。」


寝ている先輩の頬にキスをする。


(終わり)

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