傲慢と善良(辻村深月)
【記憶に残った文章】
「ピンとこない、の正体は、その人が自分につけている値段です」
【私の感想・解釈】
単純な婚活を通した恋愛小説で、はいはいお幸せに、と言う結果が待っているなんて思いながら読み進めていた。
読み進めていくと自分の内面を抉(えぐ)られた気分に陥っていく。
もしかしたら自分は世間知らずなのかもしれない。プライドだけが高い人間なのかもしれない。
傲慢と善良と言う久しく聞いてなかったであろう言葉の重さ、そして自分が過去から培ってきた人間関係のことを振り返ってしまう本だった。
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