第14話 つばさはバリアフリー
多少無理が有ったが・・・。
> 食欲がブレない丸坊主の弟分は、食欲旺盛で、昼に焼肉レリホーで無茶食い
していた人は兄貴分だという。
> つばさがトイレに立った隙に聞いて見た。
> 二人の名前を聞く気にもなれずに溜った昼の疲れを開放したかったが、寝てい
る間にバカスカ食べられては堪ったものじゃないので夕食がてらに亮一も宴に加
わる事にした。
> 弟分の丸坊主の方は兄貴と違って礼儀正しい方で、店のメニューを左端から
注文しては平らげて行った。丸で馬の様な食欲だった。
> 兄貴とさほど変わらない体質の弟の丸坊主は、名前が高倉茂(たかくらしげ
る)と名乗った。
> 高倉健のセリフ「死んでもらいます。」を彷彿とさせていた。
> 聞くと茂は、出張中の寿司口(すしくち)組の大幹部今中田龍一(いまなかた
りゅういち)の舎弟で、実妹のつばさの護衛役を仰せ付かったそうで、ナンとし
てでも社会人として羽を伸ばしているつばさに極道業界に戻って欲しいと思って
いたが、、自分一人の力では力不足で、兄貴分の舎弟に頼み込んでつばさの護衛
をやっているそうだ。
> いきなりややこしい話しに首を突っ込んだ事になってしまって、もうナオミ
の存在が恋しい亮一だったが、時刻は午前一時を過ぎていた。
> 「帰って寝るわ。」
> 「寝るんならあたしのアパートにおいでよ?シャワーも有るし、もしかしたら
私が入ってくるかもよー。」入って来るな!と思ったが亮一とつばさはバリアフ
リーだった。
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