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─────────・・・・・
「りーちゃん・・・凄い・・・」
大学院から帰って来たお兄ちゃんが私が作ったハンバーグを食べ、お風呂に入ってからベッドの中に・・・。
お兄ちゃんの、ベッドの中に・・・
私と2人で入って・・・
「ンッ・・・ンンッ・・・!」
むっつりスケベではなく、お兄ちゃんはめちゃくちゃスケベで・・・。
「こうなっちゃうの、4回目だよ・・・?」
そう言ったのに・・・
私の中に入れた指をまた動かしてくる・・ ・。
そして・・・
「りーちゃん・・・“お兄ちゃん”とこんなことしたら、ダメだよ・・・。」
と・・・。
今日もそう言ってくる・・・。
そう言ってくるのに、私の中で動く指はまた激しくなってきて・・・
足を大きく広げるように言われているので、電気をつけたままでよく見えるはずの私の所を・・・
興奮した顔で、でもめちゃくちゃ集中した顔で見ながら・・・
「お兄ちゃ・・・もう、苦し・・・!!」
4回も大きく達したので、さっきから苦しいくらいの快感で・・・。
「5回は無理そう・・・?」
そう聞かれ、私は自然と出てきた涙を流しながら何度も頷く・・・。
でも・・・
「もう少しだけ試させて・・・。」
そう言って、今日も終わらなそうで・・・。
私の上に覆い被さってきた・・・。
「りーちゃん・・・っ」
私を呼びながら、切ない顔で私のことを見てくる・・・。
なので、言う・・・。
「入れていいよ・・・。」
今日もそう言う・・・。
なのに、お兄ちゃんは泣きそうな顔で首を横に振る・・・。
今日も首を横に振る・・・。
「この先は・・・りーちゃんの彼氏だけ・・・。」
「彼氏なんて・・・いらないもん・・・。
お兄ちゃんだけでいいもん・・・。
血も繋がってないし・・・結婚出来るもん・・・。」
今日もお兄ちゃんにそう伝えると、お兄ちゃんは泣きそうな顔で笑った・・・。
「お兄ちゃん・・・好き・・・。」
「うん・・・僕も、好き・・・。」
そう返してくれるのに、お兄ちゃんはいつもこの先には進んでくれない・・・。
「りーちゃん、ごめんね・・・。
こんなお兄ちゃんで、ごめんね・・・。」
そう言ったかと思ったら・・・
私が1番気持ち良い所を、今度はゆっくりと深く動かしてきて・・・
「りーちゃん・・・可愛い・・・。」
そう言って、私の顔に・・・
お兄ちゃんの顔を近付けてきて・・・
カプ──────...と、私の頬を甘噛みし・・・
その瞬間、無理だと思った5回目に達した・・・。
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