タヌキングのアニメ化されてないOrしかなったオススメ漫画3選

タヌキング

惜しい作品

アニメ化は作品の認知度を上げる有効な手段である。もちろんアニメ化されるということは、一定の認知度があり良作ということであるが、この世の中はおかしなもので、面白くてもアニメ化されない作品がある。

それが残念でならないので、ここで勝手にそんな3作品を紹介したいと思う。尚、私が独断と偏見で選んだ3選なので苦情の類は一切受け付けていない。


【トラウマ量子結晶(クオンタム)】

少年エースで掲載された作品。

冴えない高校生のハルトは時間が止まった世界でコーアクジャルという化け物と遭遇。ピンチの中、謎の少女クオンから、オラクルと呼ばれる懐中時計を模した武器を貰い、コーアクジャルを撃破する。そうして同じオラクルを持つ仲間たちとコーアクジャルと戦いを始めるというストーリー。

ここまではありがちな物語なのだが、この作品は戦闘よりもギャグとパロディのオンパレード、オラクルは真面目な修行ではパワーアップせず、無為な行動を繰り返すことでパワーアップ。

ハルト達は仲間達と馬鹿馬鹿しい大騒ぎをする毎日。

それが見ていて私は最高に楽しかった。

加えて最終話にて語られる真実は、儚くも愛に溢れたもので、不覚にも感動させられてしまった。

物語として非常に上手くまとめられており、連載当時はこれアニメ化したら絶対面白いと思っていたのだが、残念ながらアニメ化無し。

連載終了から時も経っているので、もうほぼアニメにはならないだろうが、それでも良いものは良い。

全7巻なので割と見易いので、古本屋等で見掛けたら是非読んでみて欲しい。



【仮面ライダーSPIRITS(スピリッツ)】

これは絶対にアニメ化はしないだろう。

何故なら作者の村枝賢一先生がしないと名言しているからだ。

でも正直見たい。仮面ライダー達の活躍が見たい。

タヌキングは仮面ライダーが好きである、理由はシンプルにカッコいいからである♪

この作品に出てくる仮面ライダー達も非常にカッコいい。

TVスペシャルだった仮面ライダーゼクロスの話を村枝賢一先生の独自の解釈で物語を描いており、仮面ライダー1号からゼクロスまでの仮面ライダーがバダンという秘密結社と戦う。

敵は今までの仮面ライダーの全ての敵を復活させ、日本各地にそれらを展開。仮面ライダー達は多勢に無勢ながらも『SPIRITS』と呼ばれる人類が設立した部隊と共に戦いを始める。

特撮の仮面ライダーの設定も随所に盛り込まれ、特撮好きもニヤリとする場面も多々ある。仮面ライダー達の悲哀に満ちた心情も丁寧に描かれている。

仮面ライダーだから見ない人もいるかと思うが、そんな人にこそ一度手にとって見てほしい作品である。


【働かないふたり】


なんともゆるい感じのタイトルだが、中身もゆるい(笑)

ニートの兄妹が親の脛をかじりながら、周りの人々と自由で堕落的な楽しい日々を過ごしていく。

だが、この二人を見ていると癒やされる。あと、生きることに関して肩の力を抜いて良いんだと思えるのである。

凄く忙しい人にこそ見てほしい作品である。

まだ連載は続いているので、ワンチャンアニメ化もありうる作品なので、読んで気に入ったらドンドン人に勧めて欲しい。



私のオススメ3選紹介したが、面白いと思うのその人次第、ただ手にとってもらえるだけでもタヌキング的には御の字である。




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タヌキングのアニメ化されてないOrしかなったオススメ漫画3選 タヌキング @kibamusi

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