第20話 悪役と同胞

 馬乗りになってナイフを抜き、彼女の細い首に当てる。

 ヒルドはまっすぐに俺を見ていた。

 それがさらにイライラを加速させる。

 まるでそのまま殺してと、そう言わんばかりだ。


「二度と」

「……」

「二度とその言葉を口にするな」

「……」

「アンタは死を覚悟してやったんだろ、ええ? それをすみませんだと。ふざけるな。俺も半分飲んでた。アサシンという立場を忘れるほどにアンタがキレイに見えたからだ」

「アサシン」

「俺はな。本当はアンタにこんなに働いてほしくないんだよ。アンタみたいな年頃の人は何不自由なく暮らして欲しいんだよ。それをなんだ、緩やかに自殺しやがって」

「どうして」

「あぁ!?」

「どうしてそこまでわたくしを護るのですか。依頼だからですか? それがアサシンだからですか?」

「――」

「アサシンは装置だとあの司令官は言っていました。わたくしもようやく理解してきました」


 ヒルドの手がナイフを握る俺の手をそっと、優しく掴んだ。


「貴方達は代行者。殺意の代行者。どうしようもない時に市井が頼る、最後の手段。その人の罪すらも全て背負って、正義を代行するもの達」

「そうだ」

「だから、依頼には絶対の信頼を置く。だから、依頼に齟齬があった場合は正義の名のもとに依頼者の命を奪う。貴方は装置としてわたくしを怒っているのですか?」

「違う」

「ならば聞きたいのです。貴方は、何を抱えて――」


 こんな時ですら、自分よりも他人なのか。

 この人はどこまで。

 そんな事を続けていたら、いつか殺されてしまう。

 殺されたらそこで終わりなのだ。

 俺みたいなケースはほとんどない。

 死んだら、本当にそこで終わりなのに。

 だから俺たちの仕事はここまで徹底的だというのに。

 それに。

 生きたくても生きる事のできなかった人間がいるのに。

 お前は。

 何故投げ捨てようとする?

 俺にくれよ。

 姉さんに捧げたいくらいなのに。

 お前は。

 これを見てもそんな事が言えるのか?


「見たいなら見せてやる」


 俺はポシェットに入れていた魔石を取り出す。

 サメ子からもらった古い魔石。

 情報全開示ステータス・フルオープン魔法だ。


「俺の全部を見せてやる」


 魔石を掲げて、彼女の額に押し付ける。

 みるみるうちに、ヒルドの表情は歪んでいった。

 俺がここに来てから、何人も殺した相手の顔が見えるのだろう。

 そして、俺が生きてきた道のりが見えたはずだ。

 サメ子はこれを見て興奮する変態だ。

 彼女を見慣れていたから、ヒルドの反応が少し意外だった。

 ヒルドが涙を流した。

 おぞましいと、嫌悪するかと思ったのに。


「これが、ラムダ」


 魔石が魔力の輝きを見せ、すぐに消える。

 ヒルドは俺のナイフを押し除けながら、ゆっくりと起き上がってくる。

 俺もそのまま押し付けることはしなかった。

 ヒルドが起き上がって来たから自然と身を引いてしまった。


「貴方は転生者なのですね」

「――この世界ではごく稀にいるらしいね」

「ええ。聞いた話では、転生者は何かを成し遂げて英雄と祀られる事がほとんど。ですが、貴方は」

「こんなので悪かったな。俺は転生者の中でも落ちこぼれだよ」


 ナイフを納めて、ヒルドの横に座る。壁に背を預けると、ひどい倦怠感と共にため息が出てくる。

 

「いつも姉さんが出てくるんだ。夢の中に。何で助けてくれなかったのかって。何でお前が生きているんだって」

「夢に、お姉さんが」

「いつもそれを振り払うように起きて仕事をしてる。悪党を殺す瞬間、いつもあの犯人達の顔が思い浮かぶ。殺しても殺しても拭えない」


 自覚している。俺はトラウマに囚われている。

 ならいっそ復讐を捨ててしまったらどうかなどとは、養父は言わなかった。

 多分そんなありきたりな事を言ったなら、俺がたちまち壊れてしまうからだ。


「アンタみたいな年頃の人が苦しんでるとな。姉さんくらいの歳の人が餌食になっているとどうしても我慢ができない。ましてや自殺なんてな!」

「アサシン」

「そんなに死にたいなら俺に命をくれよ。姉さんにやってくれよ。俺が代わりに地獄に落ちるから」


 そうして膝を抱えて、顔を出て覆う自分が情けなくて死にたくなる。こうして喉がつかえるような悲しみを吐き出しても、どこか冷めた自分がみっともない自分を見下ろしているような、こんな思考を捨てたい。

 こんな事を言っても何にもならない事は理解している。

 俺はただただ過去に囚われて殺しに手を染めるクソ野郎。

 組織化されているから仕事になるだけで、照準が悪党を捉えているだけで――自分より弱い相手を求めて学校や幼稚園を襲うバカと何ら変わらない。

 知ってる。知っているんだ。俺が失ったものはもう二度と戻らない。供物のように悪党の首を並べたところで――何も。何もだ!


「ラムダ」


 いきなりだった。

 ヒルドが俺に抱きついてきたのだ。


「憐れなアサシン。貴方は地獄に生きていた」

「――」

「言葉で人を殺す世界。刃を納めたからこそ、見えない刃で殺し合う世界。言葉だけが、文字だけが人を絶望に落とす――そんな地獄があるだなんて」

「俺の国は珍しい方だけどな」

「それでも、わたくしの目から見れば歪に見える。わたくしの目から見れば、底なしの絶望に見える。貴方は確かに地獄に生きていた」


 ヒルダの温もりが伝わってきた。

 何故か、俺の頬に涙が伝っている。

 泣いたはずは無かったのにだ。


「貴方を誤解していた。ごめんなさい」

「謝るなって言ったぞ。殺されたいのか」

「わたくしだけだと思い上がっていました」

「?」

「地獄を見たのはわたくしだけだと」

「俺から見ればアンタの方が地獄だけどな」

「そんな事はない。わたくしたちは同じなのですよ」


 同じ、と言われると弱い。

 サメ子に感じたそれのように、ヒルドにもまた気を許してしまう。

 くそ、やり込められたような気がする。

 コイツに説教するつもりだったのに。

 命を大事にと、アサシンがいう言葉ではないことを真面目に言うつもりだったのに。

 何でこんな。

 アンタの番じゃない。

 俺の番なのに。

 くそ。

 悪くない。

 そう思ってしまう自分が許せない。


「一線を超えてしまった者。許されざる者。人が何と言おうと、私は罪人。貴方と同じ。貴方は罪を感じている。だからこんなに魂が黒い。貴方は、自分自身を嫌悪している」

「そうだよ」

「わたくしよりも立派です。わたくしは、自分の行為で自分を慰めている。貴方は罪を刻み続けている」

「そんな事はない。それにアンタについてはもう罪を許されていると思うけどな。こんなにやつれて」

「貴方こそ。こんなに心をすり減らして。笑いながら戦う貴方は。笑顔を浮かべながら殺す貴方は泣いているように見えた」

「――」

「けれど貴方は家族がいる。家族は貴方を狂気の中の正気に留めてくれている。わたくしには、誰もいません」

「ヒルド……」

「いいなぁ」


 その言葉だけ、幼く聞こえた。

 彼女に残った、子供の残滓。

 ひどく哀れに見える。

 思わず抱きしめてしまうくらいに。


「少し疲れました」


 ヒルドが体を預けてくる。

 色っぽくはない。

 ぐったりと、本当に疲れたように預けてくる。


「ラムダ。わたくしを護ってくださるかしら」

「アサシンは護らない。殺すだけだよ」

「では、わたくしの疲れを殺して」


 無茶苦茶なオーダーだ。

 俺は回復魔術師じゃないんだぞ。

 そう思っていると、彼女はいつの間にか寝息を立てていた。

 その顔は、びっくりするほど幼い顔だった。



 §



 アサシンが膝枕するなどとは。

 さっきから三十分くらいだろうか、ヒルドは俺の膝でスースーと寝息を立てていた。

 顔を見るとやはり、最初に合った印象よりも幼く見える。

 いや、年齢相応と言うべきだろうか。

 思わず彼女の額に触れて、髪を撫でる。

 すると身を捩って、彼氏でも何でも無い俺の腹に顔を向けて埋めてきた。

 本当に縋る人間がいなかったのだろう。

 だから、同じと言った俺にここまで。

 俺がもう少し女好きで、彼女のそういう心につけ込むやつだったらどうするのだろうか。

 こういう真面目な人ほど、ホストやら何やら、そういうのにドンドンハマっていきそうだ。

 ただまあ俺は女衒でも何でも無い。

 ホストでも無いし、彼女を今どうこうしようとも思わない。

 それよりもまだ、この状況をどうすればいいか迷っている。

 不測の事態だ。

 しかし、危機は去っているとは思う。

 普通ならここで通信用の魔石を使って、店長なり何なりに連絡を入れる。

 だが完全な安全地帯にならないとそれはできない。

 傍受の危険性もあるし、直接聞かれている場合もあるからだ。

 増援は心強いものだけれど、相手側にそれを知られていたらアウトだ。

 解放戦線の敵意は無いに等しい。

 けれど、真相を話していない。

 可能性は捨てきれない。

 故に、ここは完全なる安全地帯とは言えないのだ。


「ったく。なんて事に巻き込まれてるんだアンタは」


 寝息を立てるヒルドを見る。

 可愛い顔だ。父を斬殺したとは思えないほどに。

 そんな罪は誰かに任せればよかったのに。

 俺みたいなアサシンに任せておけばよかったのに。

 俺が、彼女にもっと早く出会っていれば。

 俺がもっと前に転生していて、彼女に出会っていたら。

 彼女はここまでの事をしなかったのに。

 いつか、ヒルドが言ったもしかの話が頭をよぎり、急にバカバカしくてやめた。

 いつ死ぬか解らないこの世界でもしはない。

 俺が生きていたあの世界だって、もしは無かった。

 くだらない事だ。

 くだらない事だけど、そうであったらどれだけ救われたかと思う。


「ヒルド」


 思わず彼女の名前を口にしてしまう。

 不覚にも。

 彼女が愛しいと思えてしまう。

 ヒルドは身を少しよじって、俺にさらに密着してくる。

 ちょっと、股間のあたりに顔があるので困る。

 俺の腕に彼女の腕が絡まり、引き寄せられる。

 豊満な胸に、俺の腕が触れる。

 胸が高鳴った。

 いやいやと、努めて冷静になろうとする。

 彼女は保護対象だ。

 彼女を身を守るのが俺の仕事。

 間違っても手を出してはいけない。

 でも、そういうのは明確に記されているわけでもないわけで。


「ヒルド」

「はい」


 また呼んでみたら、起きていた。

 しまったと思ったが、ヒルドが掴む手に力を込めてきた。


「わたくし、いつの間にか寝ていたのですね」

「アサシンの太ももを独占してたね」

「ですね。こうしてもらうのは本当に久しぶりです」

「悪かったなこんなヤツの足で」

「ラムダだからいいんです」


 ヒルドが上向きになる。

 じっと俺の目を見ていた。

 少し、切なそうな瞳に再び心臓が高鳴る。



「なんで」



「?」


 

「なんでもう少し早く、わたくしの元に来てくれなかったの」



「俺も同じことを考えてた」



「貴方も?」



「何でもっと早く会えなかったのかって」



「貴方に殺意を預けたかった」



「貴方の殺意を預かりたかった」



 そこから沈黙。

 ヒルダの腕が伸びてきて、俺の頬に触れた。

 俺も重力に体を預けるようにして、ゆっくりと顔を落す。

 ヒルドも拒んでいない。

 ああ、なるほど。

 そうか。

 こうしてりゃ良かった。

 同じ傷を受けた同士って、さっさと傷を舐め合えばよかったんだ。

 どうせ人を殺した畜生同士だ。

 獣みたいに傷を舐め合って、求め会ったって――


 ズゥン、と。

 そんな時だった。

 いきなり、大地が震えた。


「……なんでしょう」

「さあ。誰か爆弾でも落としたんじゃないか?」


 銃声。

 大口径弾と解る音。

 流石のそれにヒルドも跳ね起きて、俺も即座にホルスターに手をかけた。


「ラムダ」

「ヒルド。何が来てもいいように準備するんだ」


 そう言うと、ヒルドは返してもらった魔石の指輪をはめていく。

 俺もショットガンに弾丸を込めていく。

 そうしているうちに、地下牢へ慌てて降りてくる足音がする。

 見るとさっき見張りをしていた女の子だった。


「た、大変です! 聖女様!」

「何ですか。何があったのですか」

「敵襲です! 司令官がお呼びになっています!」

「ヒルド。絶対に離れるなよ」

「解っています」


 力強い返事。

 保護対象が勇敢だとこういう時にいい。

 恐怖に縛られた人間が一番のお荷物。

 だが彼女においては、その心配はないだろう。

 階段を上がって指令室に向かう。

 その間にも爆発音は響き渡り、反撃の声も聞こえてくる。

 作戦指令室に行くと、司令官の爺さんと隊長クラスのメンツが険しい顔をしていた。


「何があったのです」


 ヒルドがそう言うと、司令官がハッとしてこちらに顔を向けて来た。


「ヒルド・サンダルウッド。貴方はアレをご存じか」


 司令官がこっちだと言い、テントからこの前哨基地を見渡せる窓まで連れていく。

 そこから見える景色はさながら戦場だ。

 人々が逃げまどい、いくつかのテントが崩れていた。


「これは一体!?」

「あそこだ。あそこに二体いる」


 俺も窓から顔を覗かせて、司令官の差す指の先を見る。

 思わずアッと声をあげてしまった。ヒルドも口を押えている。

 丸太の柵を破壊して出てきたのは二体の巨躯の男。

 黒いジャケットに身を包み、張り裂けんばかりの筋肉がそれ越しに見える。

 右手には連想式グレネードランチャー。

 もう一人には、なんとガトリング砲が接続されていた。


「鉄仮面!?」

「アサシン。アレを知っているのか」

「俺がアンタらとカチ合った時に出てきた。アンタらを一人榴弾で殺して、満足そうに逃げていった」

「ラムダが庇ってくれていなかったら、わたくしも命が無かった」


 そう言うと司令官の爺さんは驚きつつも、何か納得したような顔になっていた。

 

「ヒルド・サンダルウッド。いや、聖女ヒルド。貴方様の疑いはここで完璧に解けた」

「何言ってんだ爺さん。アレが何だって言うんだ」


 

「我々はアレのに、聖女ヒルドがかかわっていると疑っていたんだ」



 何を言っているのだろうと、最初は理解できなかった。

 だが徐々に、その言葉のおぞましさが理解できた。

 ヒルドも信じたくはないし、信じられないといった顔をしていた。



 そして、今までの言葉――子供たちをいけにえに、という脅迫文の言葉がつながりつつある。



「今すぐここから脱出を。アレは我々が食い止める」

「あんたらにできるのかよ。右腕に重火器取り付けてる変態だぞ」


 ガガガガガ!!


 言っているそばから凄まじい銃声。

 思わずヒルドを抱き寄せて倒れる。

 爺さんたちも反射的に伏せて事なきを得たが、この本部のテントにも弾丸が飛んできていた。


「ラムダ。アレの相手ができますか」


 抱き着いた胸の中で、ヒルドがそう言った。

 何かの冗談かと思ったが、目は本気だった。

 

「念のため聞くけど、本気で言ってるのか? あいつらを殺せって?」

「本気です」

「流石の俺でもアレ二体は無理だぞ」

「わたくしが一体の相手をします」

「ダメに決まってるだろ! やったとしても二人がかりでやっとだよ!」

「ならば、片方は我々が請け負うとしよう」


 見ると既にライフル銃を持った司令官が、壁を盾にして弾丸を装填していた。

 ボルトアクションの口径の大きい銃。

 まるでこいつ等専用と言わんばかりの銃だ。

 他の隊員たちもそうだ。皆臨戦態勢になっている。


「アサシン。我々は奴らと何度も戦ってきた。だがここまでの重火器を操るタイプは初めてだ」

「アンタたち何と戦ってるんだよ! まさかアレがシュナイダー卿の手下だって言うのか!」

「そう――」


 突然、傍に爆ぜる音がする。

 振動と、パラパラと舞い上がる砂埃。

 榴弾が近くに着弾したようだ。

 悲鳴と怒号が聞こえてくる。

 クランク式ガトリング砲の音がけたたましく響き渡る。

 一瞬で地獄のような有様になっていた。


「アサシン! 頼む! ここまでの非礼は詫びる。都合のいい事を言っていることは理解している! だが! 君が市井の刃であるならば我々と共闘してほしい! 報酬は必ず出す!」

「ラムダお願い!」


 何だこいつら。

 ホント、何だこいつら。

 解放戦線は正義の使者なのかもしれないし、ヒルドもまるっと聖女だけど!

 だからって無償で手伝ってもらえる免罪符にはならないんだぞ!

 ……とはいえ。

 ここで迎え撃たないと生き残るのが難しいのも事実。

 うまく脱出できたとしても、相手の罠が張られている可能性だってある。

 ここでアイツを殺す。

 それしかない。

 なんか泣きたくなってきた。

 せめてニトがいてくれたらと思うのだが、そんな泣き言を言うとまた散々にいじられてしまう。

 迷っているうちに悲鳴が聞こえてきた。

 女性の悲鳴。

 逃げまどう声。

 ふつふつと湧き上がってくるのは怒り。

 どうもダメだ。

 女性の悲鳴を聞くとこうなる。

 逃げればいいのに。

 もう。

 もう!

 ほら、こんなのが聞こえてくるから。

 ダメ押しでヒルドが、見上げて懇願してくるから。

 俺の腹の底にある殺意が、あいつらを殺せと言ってくる。

 あのマッチョの変態共が、俺の姉を弄んだクズ共に重なる。


 ヒルドをきつく抱いて、静かに呼吸を整える。

 

 一、二、三を数えて心を穏やかに。

 四、五、六を数えて目をつむり。

 七、八、九を唱えれば。

 殺意の炎が、目にともる。


「解った。やる。あのガトリングの鉄仮面をやる」


 もうこうなったなら全ての火力を尽くしてやるしかない。

 あの変態共を細切れにしてやる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る