応援コメント

Ⅲ ◆二千文字の幕間」への応援コメント

  • 棄子は記憶を抜かれる…
    捨てられた哀しみを引きずったり、
    いつまでも親の影を追い求めるくらいなら
    覚えていない方が幸せかもしれないな、と
    思ってしまいました。
    恨んだりもないですもんね…

    作者からの返信

    三寿木さん

    前回は名まえの由来を教えて下さってありがとうございました♪
    さんじゅき・はるさん、と変換する時には出してますけれど、「瑞気満堂の春」が元ネタとはなんと奥が深い。
    でも、そう聴くと、春らしい明るさよりは、新鮮な気を呼び覚ます梅の香のついた風が入ってくるような、そんなイメージになりました。

    棄子が記憶を抜かれているというのは、惨いのか、そのほうがいいのか、分かりません。
    名を変える、兄弟を切り離す、番号で呼ぶなど、徹底的にアイデンティティを消されて外国に労働力として送り込まれたイギリスの「児童移民」の子どもたちも、ほのかに残る記憶に苦しめられる人もいれば、記憶がないことで、
    「わたしは何者なのだ」
    と生涯苦しんでいたりします。
    魔法使いの棄子はまたメンタリティが違いそうなので、けろっとしているのかもしれませんが。