第2話 研究所に呼び出し
始業式があってから1ヶ月が経ったある日俺は所長から呼び出された
そして研究所に行くと所長が出迎えてくれた
「久しぶり翔琉くん」
「お久しぶりです 柴田所長」
「さぁ本題に行く前にこの間の研究上手く行ったよ 手伝ってくれてありがとう」
「いえいえ 成功して良かったです」
「それで本部の所長ノーバリさんから翔琉くんのことを聞かれてね」
「聞かれたんですか?」
「あぁ めっちゃできるやつと伝えといたよ」
とニコッといった
なんか嬉しいような嬉しくないような気持ちになっている
なんでだろう?
「それで今回の要件はなんですか?」
「あぁそれはねノーバリさんからこのネックレスを試して欲しいと言われてね」
と柴田所長は言い見せてきた
「このネックレスってなんですか?」
「あぁこれはね通称TSネックレスって言うんだ」
「TSあの漫画とかにあるあれですか?」
「そうそれ」
「なんでそんなの作ったんですか?」
「あぁここ最近になってよく聞くトランスジェンダーの方達が簡単に自分になれると言うやつだ」
「なるほど でも変態とかが使ったりとかはしないんですか?」
「あぁ一様いろいろカウンセリングなどして本当になりたいかを確認するし手術という手もあるけど自分の身体には傷を付けたくない方もいるでしょ そういう方達に使う予定のやつだ」
「なるほど 変に使われたりはしないんですね」
「あぁその辺はねうちの研究所の名前を掲げてるからね」
「それはそうですね」
その辺はちゃんとしてるらしい
でもこんなの作っちゃうノーバリさんはやっぱりバケモノだと思った俺であった
「それでなぜ僕が呼ばれたんですか?」
「あぁそれは君にこのネックレスをつけて女子として高校生活をして欲しいんだ」
「えっ僕がですか?」
「あぁ君にだお願いできないだろうか」
「その考えさせてください」
「あぁ勿論 こっちからお願いしてるだからね もちろんお金とかも出すから安心してね」
そしていろいろ考えた
ふと思ったけど女子ってどんな女子になるんだろう?
「所長女子ってどんな女子になれるんですか?」
「あぁ 説明してなかったな その人が思うようになるらしいぞ」
「らしいなんですね」
「あぁ 一様写真とかは見せてはもらったが本人にあったわけではないからね」
「そんなものを僕にやってもらうとしてるんですか?」
「ははは 安心してくれ危険はないからなもう4年ほど試しはさせてるらしいけどね 日本でもやって欲しいですって言われたんだ」
学生である僕にやらそうとしてる所長の顔をじーと見た
所長は嘘をつくと顔に出るが今回は嘘をついていないことがわかった
「わかりました やりますでも条件を出しても良いですか?」
「おぉ やってくれるんかありがとう そして条件はもちろん聞くよ」
そして僕は晶馬に手伝ってもらいたいと家を貸して欲しいということと学校に行くなら1週間空けて行くことと偶には男にも戻れるようにしたいということを伝えた
「まず一つ目の晶馬くんに手伝ってもらうことに関しては本人が許可したら契約書は必要とはなるけどそれでよければ良いよ 次に二つ目家はもちろん学校に近くまぁまぁ高いところのマンションを貸すよ もちろんお金持ち要らないよ 次に三つ目学校とかに関しては考えていこうと言ってもすぐに女子になれっていうわけではないからね 次に四つ目男に戻るのはもちろんできる 詳しいこのネックレスについて伝えないとね」
そしてネックレスについて教えてもらった
まずネックレスをつけている間は必ず自分がこうなりたいと思った姿になれるとのこと
次に外して時間が経つと元の見た目にだんだん戻り始めて行くらしい
特別な機械があってそれにハマれば一瞬で元の見た目に戻るらしい
と説明をされた
安全は保証されてるらしい
そりゃ温泉とか入ってて急に男とかに戻ったらあれだもんね
僕は女風呂に入りはしなかと思うが
「なるほどわかりました 晶馬に協力をもらえたら協力します」
「ありがとう 良い知らせを待ってるよ」
そして研究所を出て家に向かった
☆★☆
家に着き晶馬に電話をしてみることにした
「もしもし晶馬か」
『あぁ どうしたこんな急に電話なんて』
「研究所のことで協力して欲しくて」
『俺にか』
「うん晶馬以外僕のこと言えないから」
『まぁそうだよな で何を協力すれば良いんだ?』
「驚かないで聞いてくれるか?」
『おっおう わかった』
「実は僕が女子になるネックレスをつけて生活するんことになるんだよ それで学校とかでいろいろ手伝ってもらえないかな?って」
『待て待て ちょっといろいろ現実的じゃない話すぎて頭が混乱してきたから整理させてくれ』
そして晶馬は整理し始めたした
そりゃそうだ急に女子になるネックレスて言われたら驚くよな
『翔琉すまんな 整理がついたよ』
「急に言われたらそりゃそうなるよね」
『あぁとりあえず協力はするよ もちろん親友のタメだしね あと翔琉の両親は大丈夫なのか』
「あぁさっき母さんに聞いたら「翔琉が女子にみたい 全然良いよ」って言われた」
『ははは 翔琉の母らしいな』
「まぁ家は所長が貸してくれるらしいけどね」
『そうなんだ』
「だって同じ家から見知らぬ女子が出てきたらどう思われるかわからないからね」
『なるほどな お前も大変だな』
「本当にそう」
そのまま少し雑談をした そして明日晶馬と一緒に研究所に行くことになった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます