第6話 キャラについての話し合い

面談が終わり書類にサインをしてキャラについての話し合いになった


「まずは莉菜さんは再来週デビューだからよろしくね」

「ええええええええーーー」 


と姉さんは叫んだ 前から僕よりも先にデビューするとは言ってはいたもののこんなに早いとは思っていないからね


「でも機材とか家とかまだですし」

「家はこのあと見に行けばいいよ そこで決めちゃおう」

「えぇ 日向はそれでいいの?」

「うん? 僕 僕は姉さんに着いていくだけだし」

「もう可愛いんだから」


と姉さんは抱きついてきた 

人前では恥ずかしいからやめて欲しいと心から思った


「姉さん人が見てるところで抱きつかれると はは恥ずかしいから」


と少し照れながら姉さんに伝える


「ごめんね ついかわいくて それじゃ今日決めちゃうか」

「姉さん決めるの早」

「そりゃやるなら早くだし」

「じゃあこの後行きますか 和久さんもいいですか?」

「あぁ 娘達が離れるのが早くなるのが寂しがね」


と言いながら涙が溢れてた


「お父さん泣いちゃダメでしょ いつでも帰ってこれるんだし」

「そうだよ日向の言う通り」

「優しいお子さんを持ちましたね」


というとお父さんは


「えぇもう最高に可愛い娘 息子ですよ」


と言ってくれた


そして姉のキャラが決まった


名前は門倉ゆり 設定はケモ耳の生えた獣人で友達をたくさん作るためにVtuberになった そしてみんなと仲良くしたい 

こんな感じの設定らしい 

そしてキャラはもう完成していて銀色の長い髪でツインテールだ 

そして身長は154cmで胸はそこそこある 

多分Dぐらいあるらしい姉さんが言ってた


「このキャラ可愛い〜 最高です」

「それはよかったです では莉菜さん来週の土曜日は空いてますか?」

「はい空いてます」

「では同期の顔合わせをしたいと思いますので10時にクラライブ本社に来てください」


と社長が言うと姉さんは


「えええええー 無理です無理です」

「大丈夫ですよ みなさん優しいですし あと頼れる仲間がいたほうがいいですからね うちの会社では新人の子達で同期の顔合わせを毎回やってます」

「もしかして僕もやるんですか?」

「そりゃもちろんまだ来月後半だとは思いますけど」

「わわかりました」

「じゃ日向くんのキャラを考えていきましょう」


そしていろいろ決めていく


「まず私としては女の子としてデビューしてもらいたいんですけどね」

「それは嫌です」

「ですよね なのでこんなのはいかがでしょうか 男の娘っていうのは」

「男の娘?」

「男でもあり女でもあるといった感じでしょうか」

「なるほど まぁならまだ男であれば」

「ありがとうござます」

「あと少し女の子っぽい声って行けますか?」

「えー 急に言われても」

「じゃ莉菜お姉ちゃんって言って見て」

「うー わかったよ」


そしてチューニングを少しして僕が思う女の子を演じてみることにした


『莉菜お姉ちゃん』


と可愛くニコッと笑顔でいうと


「うぅ かかわいい」

「日向くんいいですよ それで行きましょう」

『うん わかった』

「私こんな妹欲しかったの」

『それ弟の前で言う』


と言いムッと頬を膨らませると


「拗ねてる日向も可愛いわ」

『もうお姉ちゃんこれ以上言ったら怒るよ💢』

「あぁ ごめんごめん」

「それで日向くんそれでいいかな?」

「わかりました やります」

「おぉ 本当か」


そして少しやけになりオッケーをしてしまった

そしていろいろ決まっていった

名前は門倉ゆうき 男性でも女性でもありそうな名前になった


「じゃイラストレーターさんとかは莉菜さんと同じ方にお願いしますので」

「はいわかりました」

「それでは家の方を見ましょうか」


そして家の下見に行く 

そして一回で決まった

契約をして家に帰った 

引っ越しは水曜日に行われるらしい 

僕は学校だから姉さんがやってくれるって ありがたい

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