第4話 社長に電話

「もしもし楠木日向です」

『おぉ 日向くんどうだった』

「はい許可もらいました」

『わかった じゃ先にお姉さんに電話代わってもらっても良いかな?』

「はいわかりました 少しお待ちください」

「姉さん電話」

「わ わわかったわ もしもし日向の姉の莉菜です」

『莉菜さんね 私はVtuber事務所クラライブの社長遠山直樹と申します よろしくね』

「はははい よよよろしくお願いします」

『ははは そんなに緊張しなくても良いからね』

「ははい」

『じゃ本題に入ろう 日向くんから聞いてるかな?』

「はははい わわ私がVtuberを ややらないかって さ誘ってくれたって」

『そう どうかなやってみない?』

「えっと ほ本当に わわ私で良いんですか?」

『もちろんというか莉菜さんが良いかな 本当の弟と一緒にVtuberやる子って中々いないからね』

「そそうでしょうね わ私も事務所勢ではほとんどみたことないです」

『そう だから新しいファン層がうちにやってくるんじゃないかなって思ってね』

「ななるほど そそういうことなら ややってみたいです」

『おぉ 本当か ありがたい では諸々のことは今度聞くね』

「ははい わかりました」

『じゃ日向くんに電話代わってもらって良いかな?』


と姉さんの事務所入りも決まった

(めっちゃ緊張してる姉さんなんか面白い)


そして電話を代わった 


「代わりました」

『日向くん私の目に狂いはなかったよ』

「それはよかったです では両親に変わりますね スピーカーにしても良いですか?」

『あぁもちろんオッケーだよ』


そしてスピーカーモードにして父達に代わる


「お電話変わりました 日向の父の和久です」

「母の美穂子です」

『初めまして Vtuber事務所の社長をしています 遠山直樹と申しますよろしくお願いします』


と挨拶をして いろいろ話し合い結果 

僕はVtuberになることが決まった


「遠山さんに質問なんですけど 家の壁が薄くて配信には向いてないと思うんですけど 大丈夫ですか?」

『そうですね そうなると配信はやりづらくなってしまいますかね』

「そうですよね」

『もし良ければですけど莉菜さんと日向くんで二人暮らしってのはできませんかね』

「莉菜と日向をですか」

『えぇ 二人が配信しやすいマンションは会社から貸すことができるので』

「なるほどですね 少しお待ちください」


「莉菜 日向どう? 二人暮らししてみる?」

「えっ 姉さんと二人だけで」

「私は日向が良いって言ったら良いよ」

「日向どう?」

「う〜ん 学校とかもあるしね遠くなるのは嫌だし」

「じゃ遠くなければ良いの?」

「うん それなら別に」

「わかった遠山さんにそう伝えるか」


そして遠山社長に伝えると


『えぇその辺は大丈夫だと思いますよ 日向くんの高校名を教えてもらっても良いですか?』

「私立玉ノ川高校です」

『あぁー あそこですね はい大丈夫ですよ 意外と近くに貸せるマンションがありますので』

「ありがとうございます それでマンションの家賃っていくらほどしますか?」

『払う必要はないですよ こちらからやりませんかというお誘いをしてる側ですから無償で出たいと思うまでかしますよ』

「えっいいんですか?」

『えぇもちろんです 私がスカウトした子は登録者100万人超えの大人気Vtuberになる方が多いですからね』 

「ということはうちの子達もその可能性があると」

『可能性というよりは絶対ですかね』

「そんなにですか 親としては嬉しい限りですね」


となぜか話が盛り上がっていた そしてマンションで姉さんと二人暮らしが決まる

そして次の土曜日にクラライブの本社で面談とか書類とかキャラ設定を考えたりすることに決まった



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