第12話 鏡音
月曜日。猫羽さんの願い事をしてから一ヶ月。今日もるいっぺと学校に行く。あれ?あの子は・・「鏡音さん!」ランドセル姿の、鏡音真央ちゃんがいた。「隣の男の子は?」鏡音さんに聞いたつもりだったのに、「誠だよ!真央の弟。俺の弟と同い年。」と、るいっぺに返事された。ちょっと待って、るいっぺに弟いるのぉ!「るいっぺに弟いるんですか?」びっくりしながら、敬語で聞いた。「言ってなかったっけ?」るいっぺはもちろん平常心。「おはよう。流唯都君。舞優ちゃん。」真央ちゃんに挨拶された。真央ちゃんのこと忘れてた・・・「おはようございます」「おっす」挨拶を返して、「誠君何歳ですか?」と聞いたら、「4歳。」「よんさいです!」と声がかさなった。「ですよね、なんで通学中に誠君連れてるんですか?」と聞いたら、「児童館に連れてくの。」と言われた。「児童館なんてここら辺にありましたっけ。」と聞いたら、「新しくオープンしたの」と言われた。「ほら、工事で一ヶ月ぐらいここの道通れなかったじゃない。その児童館への水道工事よ。」と言われた。「そうなんですか」と返事。「元公園だから、広いしー?」ん?広い公園で水道なくてこの道沿いにあるのって・・・「猫羽公園があったとこよ!猫羽児童館!」やっぱりーーーー!!!!
[神気を奉納した、11時間後]
「あのー猫羽様でしょうか?」と、作業員らしき人が、猫羽さんに話しかけた。「はい」と言ったら、「実はここらで児童館を作りたくて、この公園に造りたいのですが。もちろん、一部公園として、残します。」と言われたのだ。もちろんOKで、名前も、猫羽児童館に決まった。一部公園として残す所には大量の遊具を置いた。ただし、猫羽さんのいろんな希望を呑むかわりに、場所を使うお金は、払わなかったが、猫羽さんは、満足だった。
[今]
誠君すごい楽しそう。猫羽さんの願いは、こんな形で叶ったんだ。猫羽さんは満足かなと私は思い、微笑んでたら、「何笑ってんだよ。誠は送り届けたし、もう学校行こうぜ」というるいっぺの声で現実に戻った。「うん!」と言って、私は学校に走っていった。
鏡音真央
中一
黒髪ミディアム
背は百七十センチ
健康的な体
好きな食べ物 目玉焼き
嫌いな食べ物 さつまいも、豆腐
好きなタイプ 家族のことを思いやれる人
嫌いなタイプ 家族のことを悪く言う人
勉強 ★★★★☆
習い事 塾に土曜日ピアノに日曜日
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いつもとっても短いのにさらに短くってすいません!
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