このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(170文字)
本作は中学生の少年が白猫ララと異世界冒険譚です。白猫に導かれて神社の奥へ向かうとそこには猫の国があって——。というなんともワクワクさせてくれる始まり方じゃないですか!児童書向けということで、どことなくほんわかした雰囲気にアーティファクトや宝石集めと言った心引くキーワード。壮大な物語の始まりを予感させてくれる作品ですね。猫の王様も良い味出してます。みなさんも、もふもふとワクワクで癒されてみませんか?オススメです!
ほんわか冒険奇譚。主人公ユウリがね、獣人の国に行ってしまうのです。そして、彼らをたすけなきゃって思って、宝石を探す冒険に出るの。ユウリ、なんてやさしくて、いい子なんだろう! ユウリを獣人の国に連れて来たのは、白猫のララ。ララがかわいくて! もふもふしているのもかわいいのだけど、性格も、なんだかとってもキュートなの!!小さいころ、わくわくしながら本を読んでいた自分を思い出します。やさしさに包まれた宝石を探す旅に出たくなるような、そんな気持ち。あ、もふもふといっしょにね!
猫好きも宝石好きも、物語に引き込まれます。旅が進めば、すてきな種族・宝石との出会いも増えます。旅の仲間たちとのひとときを、楽しみませんか。