為にならない人物紹介② ~州央の兵士編~
人物紹介第二弾です。
前回同様、役に立ちません。小休止にどうぞ。
現在別行動を取っている
◆
第二師団連隊長。重装兵。
本来は馬に乗って戦う騎馬兵。馬上から長い太刀でスパンスパン斬りまくる。重い鎧で殺されがちなスピードも、お馬さんがカバーしてくれるので鬼のように強い。
彼の最大の不幸は地獄に馬を持ち込めなかったこと。そのせいで強さが半減してしまっている。
人馬一体攻撃さえできれば、文句無しで現時代の戦士の中で最強だった。マサオミも敵わない。
若かりし頃はスマートな美男子で、訓練や出征前には女性からの黄色い声援を浴びていた。本人もその気になって、笑顔や流し目の練習をしていた。
結果、「
人生経験を積んだ現在は、落ち着いた渋味の有るオジさまにクラスチェンジしている。
優しさでそこかしこに死亡フラグを立てまくる、厄介なキャラクターでもある。
国の醜聞を知ってしまったが故に、国王と大臣の命を受けた隠密から監視されている。カザシロの戦いで森に火を放ったのは、軍に潜入していたその隠密。
常に身の危険に晒されている為に家族を持てない。生涯独身を貫くつもりらしい。軍部の名門一族である
とある理由から主人公エナミをとても気に掛けている。と言うより激ラブ。エナミが絡むと理性が簡単に吹っ飛ぶ。
◆
中隊長。剣士。
彼も本来は騎馬兵。狭い空間では馬の動きが殺されると判断して、森に入る前に馬から降りてしまった。本来の強さが出せず、捕虜、そして地獄行き。森でのゲリラ戦を立案した軍師のマホの高笑いが聞こえる。
実家は州央の名門、
子供の頃は文官として国に貢献する父親に憧れていた。しかし父が国民の為の執務より、大臣の椅子を守る派閥争いに力を入れていることを知り幻滅する。
大反対を受けながらも軍部へ進み、一軍人として国民に尽くす道を選んだ。
気位の高さから、なかなか同僚と打ち解けられない。同じく名門の出自でありながら、皆に慕われるイサハヤに最初は嫉妬の感情を抱いていた。最初は。
すぐにイサハヤの優しさの
イサハヤが気に掛ける主人公エナミが目障り。エナミとの口喧嘩がルーティンになりつつある。でも相手を正当に評価できる男なので、内心ではエナミを認めている。
作中一のお
◆アオイ(23)
分隊長。槍使い。
貧しい家庭で育った、三姉妹の長女。妹達が結婚の際の持参金に困らないよう、軍に入ってひたすら稼ぐ家族想いのお姉ちゃん。
長女気質が強く、周りの人間の世話を焼きたがる。
色気は少ないが、健康的な美しさを持つ女性。メイクをすると化けるかも?
士官学校を出ていないので出世が遅いが、
敵戦力を捉える前に、
強い女性が好きな作者のお気に入り。なのできっと後半、活躍の場が与えられる。
◆モリヤ(22)
槍使い。栗色の髪と薄茶色の瞳を持つ青年。
アオイ分隊で唯一生き残った部下。ほぼ同時刻に意識不明となった為、地獄ではすぐにアオイと合流できた。
やる気が空回りしがちなアオイをサポートし続ける。彼女にほのかな恋心を抱いているが、弟としてしか見られていない。
彼の母親は異国の特使が外交に来た際に、世話役として差し出された女官。特使の帰国後に妊娠に気付いた。
外に出られない分を、彼は内職を掛け持ちして家計に貢献した。手先がとても器用。リリアン編みができるキャラクターはおそらく彼だけ。
モブキャラと思われがちなことが悩み。
◆マヒト(15)
この時点ではまだ名前が出て来ていない天邪鬼な彼。現世でミズキに斬られて地獄へ落ちた。
幅広の短刀を両手に持つ双剣使い。
凄まじい身体能力の高さを誇る。特に脚が速い。飛脚が天職。
山奥の限界集落で年配者に囲まれて生活していた。その為に同世代への接し方が分からない。
軍に入っても先輩に対して生意気な態度を取ってしまい、速攻で要注意人物のレッテルを貼られた。反抗期真っ只中。
本当は寂しがり屋で愛情に飢えている。しかし彼に襲われた側からしたら「知るかボケ」状態。
彼が素直になって、歩み寄れる日は来るのだろうか。
故郷の村に住む唯一の若い女性は腐女子のお姉さん。彼女の布教の成果で、同性同士の恋愛に理解が有る。しかしマヒト自身はノーマルで、女性と出会ったらとりあえず胸元を見る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます