第3話末広さん

オレンジの自転車にまたがった可愛い子がいる。彼女は星も輝いていないように見えるくらい輝いて見える。

「おはよう、今日も可愛いね。」

「きしょ~い」

※いつも通りです。

白い肌に高い鼻緩やかなウェーブのかかった明るい茶色の髪。柔らかな雰囲気を持っている。私も美人と言われるが、こうなりたかったと思う程だ。本気で言ってるのに、信じてくれない。私と見ているものが違うのかもしれない。

ある日、彼女がスマホをじっと見ていたので、構ってほしくて、

「目が悪くなるよ。」

と言ったら、

「ならないよ。」

と言われたので、

「私の顔どんな風に見える?」

というと、ちょっと考えて、

「イケメン?」

私はちょろいので、ご機嫌をとるには十分だけど、女子にたいしてそれはどうかな?と思った。となりでもう一人の友達が、そんなわけ無いだろうと叫んでた。 ミ○フィーの鼻と口がバッテンに見えるようにしてやる。元からバッテンに見えるか。

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考えているようで考えていない 剛 快伽 @coolguy1130

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