スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキーを持つ俺はいつの間にか逆襲してました。~
第31話 我が名は、ブラッド・クロウって言ってみるのカッコいいよね?
第31話 我が名は、ブラッド・クロウって言ってみるのカッコいいよね?
「はい、どうも〜タケルです。今回は、50階層のボスのビックワームを倒して行きたいと思います。50階層のボスを倒し、シンデレラーズの最高記録69階層を目指していこうと思います!!」
タケルは、ボス部屋の前でドローン型のカメラを取り出し動画配信を始め、ボスへの意気込みを語っている。
視聴者は、『シンデレラーズの記録を抜いちゃえ!!』『ミツキちゃんが居るんだ。楽勝だ!!』など、のコメントが流れている。
タケルが、ミツキを殺そうとしていることも知らずに....
「では、ミツキちゃん、50階層ボス攻略の意気込みを」
「そんな、雑魚はミツキが一撃です。グルルル!!」
意気込みは十分すぎて、喉を唸らせている。
タケル達は、50階層のボスの部屋に入っていた。
視聴者も、ドキドキしながら戦いを見届けている。
タケル達の前は、大きなミミズ型だ。攻撃は、体当たりと胃液で解かそうとするだけ。ミツキは、ビックワームの攻撃を躱しつつ素早い攻撃を仕掛けている。
タケル達も、レイのスキル引き付け《ラジアント》で誘導してミカの魔法炎の
「第二フェ―ズ入った!!警戒しろ」
タケルは、警戒するよう指示。
視聴者は、『第二フェーズ来たぁああ!!』・『盛り上がるぜ!!』・『ミツキちゃん頑張れ!!』と、盛り上がっている。
ビックワーム改め、レッドワームは地面を掘り体全部が隠れどこから攻撃してくるか分からなくなった。それに加え、レッドワームの攻撃パターンに、土を巻き上げ拡散する攻撃も加わった。
レッドワームが掘った穴は、30秒ごとに穴が塞がっていくので、穴で50階層が無くなることはない。
「ミカ、魔法でワームの位置だ。」
「レイは、ミカの援護」
「「分かった。」」
「
「分かった。」
「ミツキちゃん。」
「分かってる!!」
連携は取れている。
タケルは、ワームから距離を取り地面から出て来た所を
土煙が更に上がり、辺りが見えなくなった。
ミツキは、鼻で敵の位置を掴んでいたが、煙のせいで鼻が利かなくなり、辺りをキョロキョロしている。そこが、大きな穴のある近くにいる事もしらず。
『.....』
どこからか、小さな声でスキルを使った声が聞こえた。
しかし、その声は、戦闘音でかき消された。
「キャイン!!」
ミツキは何者かの攻撃されたことにより、レッドワームの攻撃を躱すことが出来ず向こう側の壁まで飛ばされレッドワームが掘った穴に墜ちそうになった。
「あ....主?」
「ピギャアアアア!!!」
落ちそうになった、ミツキを受け止めた。
受け止めるついでに、佐藤はレッドワームに一撃を加え炎に包み倒した。
「テェメエは誰だ!!」
「我が名は、ブラッド・クロウ。このダンジョンの、最初の攻略者になる者....」
そう言い、ブラッド・クロウ(佐藤)は土煙と共に消えて行った。
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