第3話 日本も再び「プロジェクトX」が実現できる国へ
アメリカ大陸横断鉄道敷設の時と同じく、現代においても、サウジアラビアの砂漠に鉄道を敷設する計画を10年もかかりながらも、苦心惨憺の末に実現したのは中国の技術団であった(遠藤誉氏「バイデン「中東への旅」を痛烈に笑い飛ばす台湾のtv」https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220717-00306003)。
鉄道王国日本や欧米諸国が「不可能」とさじを投げた「夢のような話」を、中国は自腹を切ってまで達成したのだという。
NHKのテレビ番組「プロジェクトX」に描かれた、在来種日本人が運営する昔の日本であったなら、中国と同じように、否、それよりも勇猛果敢にこの難問に挑戦したであろう。
しかし、日本の技術者は在来種であっても、マネージメント(社会のリーダー、企業のトップ)が外来種(実力がない成りすまし)となってしまった現在の日本では、技術も金も人の運用もできない。
半島南部からやってきた外来種とは、いつでもどこでも「漁夫の利」を掠(かす)め取ることが身に染みついている人種だから、真のリーダーやトップとしての意志決定・工程管理といったマネージメント技術もポリシーもない。
百済や新羅という国は、そういう指導者(両班という貴族)によって2,000年間、全く発展せずに滅びていったという歴史が、それを物語っている。
15世紀から18世紀末にかけて、ヨーロッパ人がアジアやアフリカ・アメリカ大陸を、「発見」というレトリック(美辞・巧言)によって侵略してきた「大航海時代」に、もし、信長・秀吉・家康といった武士ではなく、百済由来の天皇や貴族たちが日本のマネージメントをしていたならば、その時点で日本も、フィリピンのような植民地になっていただろう。
先の戦争中、東京のある公衆便所に書かれた落書きの如く「産めよ増やせよ陛下のように、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」、或いは「源氏物語」に描かれたように「セックスだけしていれば飯が食える身分」というのが、日本の天皇や貴族の生き方であり、それは百済や新羅といった、半島の国々の慣例・習慣にすぎず、とても「伝統」などと呼べるほど立派なものではない。
そんな国から来た渡来人に始まった、たかだか2,000年程度の時間とは、10万年の原始日本人の歴史に比べれば、塵一つ程度の点でしかないのだから。
「中国人のスケールのでかさ」とは、一つには200万年とか300万年前の中国人の遺跡がボコボコ発掘される国で、彼らが子供の時からそういう事実を見てきている、という「歴史教育」にも由来するのだろう。
日本人のように2,000年程度の歴史を本で読んで暗記させるのではなく、現実に200万年前の遺跡を見る機会があるから「自分たち中国人の歴史」を自らの記憶の中に実感できる。
点と点の積み重ねが歴史となるのですが、誤った点を点として認識してしまうと歪曲してしまい、正しい線にならない。日本人の子どもたちも、日本各地の縄文遺跡や相沢忠洋氏の発見した群馬県の岩宿遺跡へ行き、10万年前の自分たち日本人の痕跡を自分の目で見る方が、余程為になる(自分の存在を実感できるきっかけとなる)。
そして、正しい点をつなげていけば、正しい歴史は自然と自分の中に組み立てられていく。(しっかりとした自分の歴史を自覚できないから、「ヒロヒト」に踊らされ、大東亜共栄圏なんてバカげた幻想に乗せられてしまった。)
明治維新以来続いた外来種天皇による「偽物の日本」から脱却し、田中角栄氏のような日本固有の在来種が再び日本のリーダーとなり、「銀河鉄道999の実現」を中国と共同で達成できるくらいに復元してもらいたいものです。
2023年5月18日
V.1.2
平栗雅人
「銀河鉄道999」を実現するのは中国と日本 V.1.3 @MasatoHiraguri
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